 |
トッププレミアムセグメントに位置するアウディA8。駆動方式は伝統のクワトロシステムのフルタイム4WDのみ。グレードは3L V型6気筒スーパーチャージャーDOHCを搭載する「3.0TFSIクワトロ」、6.3L W型12気筒DOHCエンジン(500馬力 63.7kgm)を搭載した最上級モデル「L W12クワトロ」をラインアップ。ミッションは、電子制御付きティプトロニック機構付きの8速AT。今回、4L V型8気筒DOHCインタークーラー付バイターボを搭載する「4.0 TFSI クワトロ」、「L 4.0FSIクワトロ」を設定。従来の4.2Lモデルとの比較で48馬力という大幅な出力トルクアップを果たしながら、JC08モード燃費においては9.8km/L(4.0 TFSI クワトロ)に留まる。ダウンサイジングコンセプトに基づき開発された小型軽量のツインターボチャージャーの搭載をはじめ、減速エネルギーを電気エネルギーへ変換しバッテリーへ還流させるエネルギーリカバリーシステムや、スタート ストップシステム (アイドリングストップシステム)、一定の走行条件において、8気筒のうち4気筒を休止させるシリンダーオンデマンドシステム(気筒休止システム)などにより、エンジンの効率を高めた。装備は、BOSEサラウンドサウンドシステムを標準装備し、加えてスピーカーから逆位相の音を発することで騒音を低減するアクティブノイズキャンセレーションなど、高いコンフォート性能も兼ね備えた。ハンドルは、3.0TFSIクワトロは右のみ、その他は左右ハンドルが選択可能。 |