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「スマートコンパクト」をコンセプトに開発されたのが7代目シビック。カーオブザイヤー受賞の実績もある、体感&知的満足を高い次元で両立させるモノフォルムの世界戦略車である。搭載は1700cc 直列4気筒SOHC VTEC(130馬力)エンジン。FFもしくはリアルタイム4WD駆動で、ミッションはインパネに配置されるゲート式シフトの自動無段変速AT(ホンダマルチマチックS)か4速AT。グレードはFF車の「X」と上級「XS」、4WDは「X4」をラインアップする。「XS」はステアリング手元のパドルスイッチでマニュアル感覚の7-SPEED MODE&パドルシフトを採用。加えて、シビックにはスポーツモデルとして215ps/8000rpm、20.6kgm/7000rpmを発生する2L DOHC i-VTECに、インパネ配置のクロスレシオ6速MTを組み合わせた英国産3ドアハッチである「タイプR」も用意される。リヤシートはダブルフォールディングの6対4分割可倒式。フット式パーキングブレーキとインパネシフトの採用、乗り降りもしやすいフラットフロアで、車内のウォークスルーが容易に行なえる(タイプRを除く)。安全機構としてデュアルエアバッグ、EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS、ブレーキアシスト、ロードリミッター&プリテンショナー付きシートベルトを標準で装着する。X、XSで、新たに施行された「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」をクリア、X、X4/サンルーフ装着車で「平成22年度燃費基準+5%達成車」認定を取得した。 |