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セレナを高く買い取ってもらうポイント
1991年初登場の初代セレナ、そして乗用ミニバンとして両側スライドドアを始めて採用した2代目セレナまでは、まだそれほど人気のある車種ではありません。人発売から時期が長く経っていることもあって、買取価格は安くなる傾向にあります。
加えて、2代目はCVTの故障が頻発したので、さらに安い傾向にあります。その2代目の欠陥でもあったCVTを改良して登場したのが、3代目セレナのC25型です。
2007年にマイナーチェンジされた後期モデルは多大な人気を獲得し、発売から3年間はミニバン売上1位になったほど。このために3代目セレナは高価買取が期待できます。
2010年11月登場の4代目セレナのC26型については、中古市場で好条件での買取を期待できます。C25型ならGなどの基本グレードよりも、専用エアロ装備でスタイリッシュなフォルムになったハイウェイスターが査定額も高くなる傾向にあります。
2018年にはミニバンでは初のハイブリッドモデルが登場し、Sグレード以外でも追加されていますが、このハイブリッドモデルも高価買取の対象です。
<ポイント1:人気のボディカラー>
セレナの人気カラーというと、ブリリアントホワイトパールとダイヤモンドブラックパールです。買取価格では、この2色は他のボディーカラーに比べて、数万円~10万円程度高い査定額になることもあります。
ミニバンで白系は人気が高い方ではありまえんが、セレナのブリリアントホワイトパールは、日産の定番カラーであり、パール入りホワイトには繊細な輝きがあります。ダイヤモンドブラックパールは、パール入りブラックです。
近くでみると単色のブラックよりも輝いて見えるのが特徴。この2つに次いで人気のあるボディカラーは、マルーンレッドダイヤモンドブラックです。
セレナの広告に使用されたイメージカラーであり、ルーフのブラックがワンポイント。こちらのボディカラーも高値の買取が期待できます。
<ポイント2:8人乗りより7人乗り>
C27型以降のセレナはすべて8人乗りに統一されましたが、それ以前の1代目から4代目のセレナには8人乗りモデルの他に、7人乗りモデルもあります。7人乗りだと座席が2:2:3という配置になり、2列目は肘掛け装備のキャプテンシートです。
8人乗りは2:3:3という配置になり、2列目は真ん中にベンチシートが設置されています。7人乗りと8人乗りのどちらの座席が快適かは人それぞれの感じ方ですが、キャプテンシートは2列目から3列目の移動がラクと感じる人が多いため、8人乗より7人乗の方が人気があり、数万円買取価格が高くなるケースがあるといわれています。
<ポイント3:オプション装備>
ミニバンのセレナは、純正メーカーオプションのパノラミックルーフ、フリップダウンモニター、リアモニター付きカーナビなどによって、プラス査定になりやすいです。メーカーオプションは、セレナ購入時につけるオプションなので、購入後につけることができません。
追加オプションよりも、購入時についているオプションは高値になりやすいのです。ハイウェイスターであれば、かっこよさを求める人が多いので、人気メーカーのアルミホイールのようなパーツも査定でプラスになります。
その反面でオプションのついていないセレナは、オプション付きモデルと比べると、買取価格は下げる傾向にあります。
【1代目】1991年~1999年式(平成3年~平成11年式)のセレナ(KVNC23,KBNC23,KVJC23,KVC23,KBC23,KAJC23)の買取相場
年式 ごとの買取相場をご紹介します。
1998年 : 0万円~3.3万円
1999年 : 0万円~12万円
1代目のセレナは、経過年数も経っているため買取価格はほとんど値がつかないような状況です。ついても買取価格は2~3万円程度。状態にもよりますが、かろうじて1999年のセレナには価格がつきます。
買取依頼しても値がつかなければ、場合によっては廃車を検討するのも一つかもしれません。
【1代目】1991年~1999年式(平成3年~平成11年式)のセレナ(KVNC23,KBNC23,KVJC23,KVC23,KBC23,KAJC23)の特徴
モデルの概要
サニーキャブ/チェリーキャブをルーツとしている車であり、1代目には商用のカーゴもありました。バネットの後継モデルであるバネットセレナも発売されました。
1994年5月にマイナーチェンジして、セレナという名称に統一されます。1991年6月に、C22型バネットコーチをフルモデルチェンジして、バネットセレナとして発売が開始されます。
そのために1代目のセレナはC23型です。設計生産は、愛知機械工業が担当します。
小ぶりなボンネットのセミキャブオーバーのスタイルでしたが、助手席下にエンジンを格納し、キャブオーバー構造にしています。シフトレバーはフロア式です。
ミニバンに走りの良さを与えた草分け的車種の1つであり、セレナはCMの効果もあり後のヒットに繋がります。当時は商用バンのイメージが強かったのですが、そのイメージを払拭するために、ボンネットを持つデザインに設計されました。
新世代のファミリー向けミニバンとして、独特のスタイルと共に高い走行性能をもった車になりました。世界初スライドドアのパワーウィンドウ、4輪操舵システム、ABSなどを採用し、商用のイメージの強かった従来のワンボックスカーを変えて、一般向けにも広まっていった車種です。
1990年代まで世界一の技術を目指すという901運動の中で作られた車のために、先進的な取り組みが各部品に取り込まれました。FXグレード以上には、マルチリンクサスペンションを採用しています。
最上級グレードのPXには、ツーリングパックを設定、ビスカス式LSDを標準装備しています。世界初のスライドドアパワーウィンドウを採用しています。
グレードには、専用グリルガードを備えたキタキツネ、シートレイアウトによって使い勝手を追求したアーバンリゾートなどのユニークなグレードが登場します。1.6Lまたは2.0Lのガソリンエンジンと、2.0Lのディーゼルターボエンジンによって、グレードのラインナップは構成されています。
1997年にはマイナーチェンジを行い、1.6Lディーゼルターボエンジンは廃止されます。1994年にはマイナーチェンジをします。
正式車種名を日産・セレナにして、商用バンのイメージを払拭しました。オーディオスペースは2DIN対応、エアコンスイッチを使いやすい位置に移動させるなど、使い勝手の改良が行われています。1代目は1999年5月に生産終了し、1999年6月には2代目と入れ替わりで、販売が終了します。
人気が高いグレード
セレナの1代目はすでに発売から15年以上経過しており、古いためにどのグレードが特に人気が高いということはありません。発売されたグレードは下から、
・FE
・FG
・RVセレクト(4WDのみ)
・FX
・SX
・PX
です。グレードの中でも珍しいのが“日本語”です。
1代目セレナにはキタキツネというグレードがありました。商用バンのイメージを払拭するために、オーテックジャパンが手がけて、キタキツネを設定し、遊べるミニバンというイメージで売り出します。
バネットラルゴのウミボウズ、ヤマアラシに続く、第3弾のRV仕様車です。キタキツネでは、撥水素材のシートとラゲッジ、ファグランプと遊べるミニバンとしての仕様に特化しました。
グリルガード装備モデルも選択でき、この点は時代を感じさせます。1994年はヒータ付きシート、スタッドレスタイヤなど装備のキタキツネ雪ん子ぱっくを登場させ、ユーモアあるグレードを養生しどんどん突っ走りました。
1997年になると、特別仕様車がハイウェイスターというグレードで発売開始されます。ハイウェイスターは後に人気となったグレードです。
【2代目】1999年~2005年式(平成11年~平成17年式)のセレナ(VNC24,PNC24,VC24,PC24,TNC24,TC24,RC24)の買取相場
年式 ごとの買取相場は以下のようになっています。
1999年 : 0万円~12万円
2000年 : 0.3万円~10.5万円
2001年 : 0.2万円~9.8万円
2002年 : 0.8万円~4.9万円
2003年 : 0.2万円~9.6万円
2004年 : 0.1万円~11.4万円
2005年 : 0.6万円~12.6万円
1代目では買取金額が一万円を下回ることもありますが、2代目になるとどの年式でも買取価格がつくようになります。ただし状態によっては、数千円しか価格がつかないこともあります。
【2代目】1999年~2005年式(平成11年~平成17年式)のセレナ(VNC24,PNC24,VC24,PC24,TNC24,TC24,RC24)の特徴
モデルの概要
1996年6月にフルモデルチェンジをして2代目に移行。W30型のラルゴと統合し、統合モデルとして登場しました。
ワゴン専用車として開発を行い、ホンダのステップワゴンに対抗するためにFFレイアウトに変更しています。常用タイプミニバンとしては、初の両側スライドドアを採用しました。
エンジンは2Lガソリンモデルと2.5Lのディーゼルターボエンジンモデルと排気量を拡大しています。MTの設定はなくなり、CVTと4ATのみとなります。
5ナンバーサイズですが、ボディは一回り大きくなって、全体のデザインは一新されました。専用プラットフォームを採用することによって、車内空間が拡大し、スライドドアに前座席ウォークスルーもあることが相乗し、利便性が大幅に向上しました。
安全装置には全グレードに
・デュアルエアバッグ
・EBD
・ABS
・ブレーキアシスト
・プリテンショナー付きシートベルト
を装備しました。
1代目と比べて、大幅に安全性能がアップしています。前の車との車間を一定に保つ車間自動制御システムもあります。
1999年には有名な「モノより思い出」というキャッチコピーのCMが始まります。当時は業界の方からは批判の多かったキャッチコピーでしたが、CM放送すると印象に残り、セレナヒットの基盤を作り上げます。
2001年にはマイナーチェンジします。フロントは横広がりを強調。安定感がありながらもすっきりとしたイメージのデザインになりました。
リアコンビランプを大型化、アルミ蒸着して力強いイメージにしています。両側スライドドアにはリモコンに対応させて、使い勝手を向上させました。
ナンバープレート位置は、真ん中から下部ガーニッシュ内に移動しています。この時期からディーゼルエンジンを廃止し、ガソリンエンジンに統一。
既存の2Lエンジンはトルクアップし、余裕のあるトルクの2.5Lガソリンエンジンモデルも追加します。2.5Lエンジン車は7人乗り仕様です。
ガソリンエンジンに移行することによって、マイナーチェンジ後の2代目のセレナは、すべて超-低排出ガス認定を取得しました。2002年には国内累計販売台数50万台を記録し、記念モデルを発売します。
さらに2003年には日産創立70周年を迎えて、周年記念の特別仕様車も発売されました。セレナは3代目になると大ヒットするので、その足がかりの世代というべき2代目です。2005年4月に2代目は生産終了し、2005年に発売終了し、3代目に移行。
人気が高いグレード
2代目も特にこれといって、人気の高いグレードはありません。ハイウェイスターはこの頃から徐々に人気が出始めます。
2代目のグレードは乗用グレードのみとなり、
・B(ガソリン仕様の2WD車のみ)
・J
・J-Vパック
・ハイウェイスター
・X
・ハイウェイスターGパック
の6つに整理されます。
同時に給油口は左側に変更されます。その後はマイナーチェンジによって、特別仕様車などのグレードもいくつか追加されました。
1代目で好評だった専用グリルガード装備のキタキツネも2代目になってフルモデルチェンジ。アウトドア会社とのコラボのコールマンバージョン、汚れにくい専用シート生地採用モデルのKid'sバージョン、エアロパーツ装備のハイウェイスターなどのラインナップもあるのも特徴です。
後にコールマンバージョンやキタキツネ、は一部改良してマイナーチェンジします。
【3代目】2005年~2010年式(平成17年~平成22年式)のセレナ(NC25,C25,CNC25,CC25)の買取相場
年式 ごとの買取相場は以下のようになっています。
2005年 : 0.6万円~12.6万円
2006年 : 1.3万円~21.1万円
2007年 : 3.7万円~19.9万円
2008年 : 4.8万円~36.8万円
2009年 : 3.1万円~79万円
2010年 : 15.3万円~91.9万円
【3代目】2005年~2010年式(平成17年~平成22年式)のセレナ(NC25,C25,CNC25,CC25)の特徴
モデルの概要
2度目のフルモデルチェンジとなり、日産の広告展開でのキャッチフレーズは『SHIFT_capacity 1BOXの可能性をシフトする』です。SHIFTは日産の広告展開のことです。
ルノーと共通のCプラットフォームを採用。シフトレバーはインパネ式になり、競合各社と同じにしました。
他社の同クラスのホイールベースは2,800mmとなっている中で、セレナは2,860mmと最長です。モダンで親しみやすいデザインに大幅変更し、大きなサイドウィンドウ採用、開放感溢れる車内、大型スライドドア採用により、乗り心地や快適性を求めた設計になっています。
エンジンは2Lのみとなり、CVTとの組み合わせでなめらかなレスポンスを実現しました。2代目にもCVTは使われていましたが、不具合が多く一部リコールになるほどでした。
そこで3代目になるとCVTを改良。さらにはオイルであるオートマオイルは交換なしのメンテナンスフリーとしています。
低燃費になったので、平成22年には燃費基準+5%を達成します。2005年に一部改良し、平成17年基準排出ガス75%低減レベルを認定取得。
2006年のフルモデル時に廃止したハイウェイスターのグレードを再設定します。3代目は、広い室内空間、ワンボックスながらも快適な運転性、多彩なシートアレンジなどがファミリー層からの支持を集めます。
屋根を高くしたので、室内天井も高くなり、その分車内空間が広がりました。ライバル車と比べて開放的で圧迫感の少ない室内空間を確保。
様々な使い勝手の向上により、セレナは大ヒットします。2007年以降は3年連続で、ミニバンモデルの中で年間販売台数が1位を記録します。その勢いは国内販売の日産車の中でも一番で、ホンダオデッセイに匹敵するほどです。
4代目に変わるまでは安定的に売れたモデルです。国内でミニバン販売台数1位を記録した事を受けて、本革巻3本スポークステアリングを装備した特別仕様車が発売されました。
同時に専用ナビパッケージも追加。ボディカラーは、
・ホワイト
・ブラック
・シルバーメタリック
の人気の3色展開です。2010年4月には、ついに国内販売累計台数100万台を記録します。
人気が高いグレード
3代目のセレナのグレードは、
・20S
・20RS
・20G
・20RX
と4つに整理し、それにハイウェイスターを加えています。
20Sと20RSはメッキ処理をしたフロントグリル。このグレードに加えて、特別仕様車のアクシス、ライダーもあります。
3代目になるとナンバープレートの位置は、端っこから再び中央に戻されます。中でも人気のグレードは、ハイウェイスターです。
大型エアロパーツ、16インチタイヤとアルミホイール、専用メッキグリルを装備しており、スタイリッシュなデザインが特徴的です。FF駆動で爽快な走りを体験することができます。
ハイウェイスターは上級グレードなので装備も充実。2008年にはハイウェイスターを基に、両側のスライドドアをリモコンに対応させ、バックドアディスクロージャーを装備した特別仕様車である、ハイウェイスター Vセレクションを販売。
その後にさらにハイウェイスター Vエアロセレクションを発売するなど、ハイウェイスターにはいくつかバージョンがあります。どのバージョンでも基本は押さえているので、人気があるグレードです。
【4代目】2010年~2016年式(平成22年~平成28年式)のセレナ(NC26,FNC26,FC26,C26,HFC26,HC26,FNPC26,FPC26)の買取相場
年式 ごとの買取相場は以下のようになっています。
2010年 : 15.3万円~91.9万円
2011年 : 30.7万円~125.5万円
2012年 : 41.7万円~134.9万円
2013年 : 53.6万円~147.4万円
2014年 : 57.5万円~171万円
2015年 : 70.2万円~174.6万円
2016年 : 85万円~227.9万円
【4代目】2010年~2016年式(平成22年~平成28年式)のセレナ(NC26,FNC26,FC26,C26,HFC26,HC26,FNPC26,FPC26)の特徴
モデルの概要
2010年10月、発売に先駆けて4代目のセレナの画像を公開します。11月に4代目発売となり、階段状のシェルダーラインやパノラミックウィンドウなどの先代のフォルムはそのままに、全体でなめらかなシルエットとなりました。
室内長は3代目と比べると300mm拡大し、より広くなっています。5ナンバークラスでは、最大級のフロントウィンドウシールドになっています。
エンジンは新型2Lガソリンエンジンを採用。熱効率が高くなり、低燃費ながらも高トルクを実現しました。
低中回転トルクで無駄なスロットル開閉がなくなったために、燃料消費が制御しやすいのです。アイドリングストップ機能がありますが、最中にはエアコンのコンプレッサーが動かないために、室内温度が上昇します。
ただし上昇した場合はエンジンを稼働させてエアコンを動かします。直噴ガソリンエンジンにすることによって、4WDでも平成22年度燃費基準+25%を達成しました。
セレナには、FFと4WDの2つの駆動方式が用意され、この代からはハイブリッドシステムであるS-HYBRIDも用意されています。装備面では、スライドドアはボタン1つで開閉するワンタッチ式になっています。
メーターには瞬間燃費計を搭載、ECOメーターなども搭載し、マルチグラフィックメーターになりました。アラウンドビューモニターでは、駐車ガイド、フロントとリアの画像表示、ナビ連動のフロントワイドビューという機能が追加された改良型です。
グレードの1つである20Gには、プラズマクラスターイオン発生器、ビタミンフィルターが搭載されています。4代目のセレナは3代目と比べると、大きく変わったところは燃費性能です。
新型エンジンとアイドリングストップを組み合わせることによって、燃費向上しています。セレナに搭載されるのはガソリンエンジンとモーターです。
駆動には基本的にエンジンを使い、減速の際のエネルギーでモーターを回転させて発電して、その電力をアイドリングストップの再始動やカーナビなどの電力として使います。完全なハイブリッドではなく、補助的なハイブリッドシステムです。
3代目の燃費が12.0km/Lであるのに対し4代目は、16.0lm/Lまで向上。燃費向上はセレナの売上に影響しました。4代目は2011年~2013年までのミニバン市場の中で、3年連続販売台数1位を記録します。2010年11月に4代目が発売開始されてからは、2012年にハイブリッドモデル追加、2013年11月にマイナーチェンジ、2015年にオプション機能を追加しています。
人気が高いグレード
4代目のグレードは、
・20S
・20X
・20G
と先代グレードに新たなグレードを追加しています。
さらにハイブリッドとハイウェイスターもグレードにあります。ベーシックなグレードの中では、20Sが人気です。
4代目セレナを新車で購入するときには、一番価格の安いグレードで、室内装備の一部が他のグレードとは違いオプションとなっています。そのため、オプションは特に必要ないという方にニーズがあります。
また、先代からあるハイウェイスターも人気です。先代と同じく専用のエアロパーツを装備し、スポーティーな見た目になっているグレードです。
他のグレードと違い刺激的な見た目となります。ハイウェイスターは、エアロパーツを装備するので3ナンバーです。
ハイブリッドも人気があり、このグレードはFFのみ選択可能です。残念ながら4WDではハイブリッドはありませんが、ガソリンエンジン仕様と比べると燃費が向上しているので、燃費を考えているユーザーには人気です。
ハイウェイスターにもハイブリッドモデルが存在し、セレナの中では特にこのハイウェイスターハイブリッドは高い人気を誇っています。4代目は国内販売台数が多いので中古市場にも豊富に出回っており、また人気のある車なので、他のグレードも著しく人気が落ちているというわけではありません。
20Sよりもハイブリッドの販売価格は数万円しか高くはないので、ハイブリッドはお得感があります。
【5代目】2016年~(平成28年~)式のセレナ(GNC27,GFNC27,C27,GFC27,GC27,HFC27,HC27)の買取相場
年式 ごとの買取相場は以下のようになっています。
2016年 : 85万円~227.9万円
2017年 : 132.4万円~252.8万円
2018年 : 156.45万円~232.8万円
2019年 : 180.5万円~212.4万円
【5代目】2016年~(平成28年~)式のセレナ(GNC27,GFNC27,C27,GFC27,GC27,HFC27,HC27)の特徴
モデルの概要
2016年にフルモデルチェンジ実施に先駆けて、車両の画像が公開されています。2016年8月に4度目のフルモデルチェンジを行い5代目の発売が開始されます。
外観は、日産のデザインの象徴となるVモーションを採用、天井にはフローティングルーフを備え、3代目から採用のサイドウィンドウ下のシュプールラインは少し伸びたような形になりました。
ボディカラーは4代目後期型から引継ぎ、
・インベリアルアンバーパール
・ダイヤモンドブラックパール
・ブリリアントシルバーメタリック
・ブリリアントホワイトパール3コートパール
・シャイニングブルーパールメタリック
の5色に加えて、
・アズライトブルーパール
・マルーンレッドマルチフレックスパールメタリック
・カシミアグレージュチタンパールメタリック
の3色の計8色です。
さらに、ツートンカラーの
・マルーンレッドマルチフレックスパールメタリック/ダイヤモンドブラックパール
・ブリリアントホワイトパール3コートパール/ダイヤモンドブラックパール
・ダイヤモンドブラックパール/ブリリアントシルバーメタリック
・カシミヤグレージュチタンパールメタリック/インペリアルアンバーパール
の4色もオプションに加わりました。
室内長は4代目から180mm広くなり、より広々とした室内を実現しています。1列目と2列目の座席のヘッドレストに穴を開けており、これによって前と後の視界を向上させています。
スライドドアは、キーを身につけている状態でキック操作をするだけで開閉する機能をつけています。バックドアはウィンドウのみでも開閉可能です。
給油口にはゴムのシールのみでフタはついておらず、キャップレスを実現。キャップレス給油口は便利だと評判です。
安全走行機能として、プロパイロットがあります。ステアリングにあるプロパイロットボタンを押すと、前の車との車間距離を保ち、ステアリングを自動操作して車線の中央を走行する機能です。
その他にも、アラウンドビューモニターやエマージェンシーブレーキなどの4代目にも採用した安全装備も付帯しています。さらに駐車を補助するパーキングアシストも機能として加えられました。エンジンは4代目と同じですが、ハイブリッドにおけるモーターはSM24型に変更。
モーター変更によって、燃費は17.2km/Lと向上しました。4WDにもハイブリッドシステムを搭載しています。
2018年2月には、日産ノートなどと同じ駆動方式のセレナe-POWERを発表し、3月に発売開始されます。ガソリンエンジンと駆動モーターを搭載する車両です。
ガソリンエンジンによって発電機を回して発電し、その電力によってモーターを駆動する仕組みであり、電気自動車のような車です。セレナのハイブリッドよりも燃費が良く、26.2km/Lを実現しています。
また、バッテリー残量がゼロになるとガソリンエンジンで駆動するので、電池切れの心配はありません。e-POWERにはプラグイン機能はないので、外部電源でバッテリーを充電することはできません。これはガソリンエンジンで発電することを前提と して、搭載バッテリーが小さめであるためだと考えられます。
e-POWERにはバッテリーの電源のみで走行するマナーモード、バッテリー電源を使っているときに事前に充電しておくチャージモードが搭載されています。
人気が高いグレード
5代目のグレードは、
・法人向けの「B」
・ガソリン車の「S」
・S-HYBRID車の「X」
・「XV」
・「G」
・「ハイウェイスター」
・「ハイウェイスターG」
・「e-POWER」
があります。さらにマイナーチェンジによって、「Vセレクション」が加わりました。
人気のグレードというと、ハイウェイスターVセレクションとe-POWERです。快適装備を充実させたグレードXのVセレクションに、安全装備をつけているグレードがハイウェイスターVセレクションです。
ハンズフリーオートドアやLEDヘッドランプもあり、16インチアルミホイールも装備できます。標準グレードより販売価格は少し高いのですが、装備が充実しているのでおトク感もあり人気です。
また特別仕様車のVセレクションも人気があります。燃費がよいのでe-POWERも人気です。
カタログは26.2km/Lの燃費ですが、公道を走ると平均で16.5km/Lぐらいになります。ほとんど停車しない高速道路だとさらに燃費は伸びます。
e-POWERの車内のメーター表示には残量計もあります。ガソリン残量と直近の燃費から計算して、航行可能距離もメーターに表示されます。セレナではXが一番下のグレードにあたり、販売価格も一番安いのですが、あまり人気はありません。
しかし、そのグレードに基本機能をつけたXVグレードは人気があります。XVグレードでは、両側のスライドドアをワンタッチ操作に対応させ、全ドア連動のロック機能やドアストップ機能が追加となっています。
セレナの基本機能を押さえたグレードと言えるでしょう。基本機能を押さえながらも、価格はXグレードよりも少し高いだけであり、購入しやすいグレードとなっています。
走行距離による平均相場
セレナでも同じグレードながらも走行距離が変われば、買取価格は下がります。走行距離の短い方が買取価格は高いです。
年式/ 走行距離/グレード/平均買取相場
2013年/50,000km/ハイウェイスター/98万円
2013年/70,000km/ハイウェイスター/91万円
2013年 100,000km/ハイウェイスター/85万円
2015年/30,000km/20G/167万円
2015年/50,000km/20G/157万円
2015年/70,000km/20G/150万円
2017年/10,000km/G/209万円
2017年/30,000km/G/188万円
2017年/50,000km/G /178万円
走行距離が1万km~2万kmだと高値での買取が期待できます。これが6万km以上になると数十万円も買取価格が下がる場合もあります。
走行距離は買取価格に直接的に響く要素です。特に日本だと走行距離を気にする人が多いので、走行距離が10万kmを越えると買取価格は大幅に下がります。高値で買い取って欲しいなら、走行距離が短い間に売ることをオススメします。
ボディカラーによる買取価格の比較
中古市場ではセレナのボディカラーによっても、買取価格は変化します。人気のボディカラーは売れやすいので、需要が多くそれだけ買取価格も上がります。
<人気のボディーカラー>
ブラック/1,20万円
ホワイトパール/128万円
シルバー/84万円
ホワイト/63万円
セレナでは、ホワイトパールとブラックの評判が良く人気のカラーです。シルバーやホワイトは万人受けするボディカラーですが、セレナにおいてはそこまで人気ではないので査定でプラスにはなりにくいです。
セレナはツートンカラーも展開しており、ミニバンでは珍しいカラーの組み合わせです。中でも「マルーンレッド×ダイヤモンドブラック」が人気を集めています。
ツートンカラーの中では他のボディーカラーよりも10万円~20万円ほど高値の買取が期待できるでしょう。ただし、ツートンカラーは一時的に発売されたカラーなので、単色と比べてしまうと人気はあまりありません。
また、1代目や2代目になるとボディカラーにかかわらずどのカラーのセレナでも、経過年数の面からほとんど買取価格では値がつかない状況です。
下取り価格と買取査定額との比較
セレナはいくつかのグレードがあり、年式によっても用意されているグレードが違います。
グレード/平均下取り相場/平均買取相場
G/87.5万円/182.2万円
S/66.5万円/132.7万円
X/75.5万円/154.2万円
ハイウェイスター/113.0万円/171.8万円
当然、グレードによっても、買取価格は変化します。セレナにはS、X、Gと3つの基本グレードがあり、エアロパーツを装備したハイウェイスターもあります。
セレナの中でも人気のあるグレードが5代目・4代目のハイウェイスターです。ハイウェイスターはエアロパーツを装備しており、グリルのデザインが他のグレードとは違います。
また、アルミホイールに専用のサスペンションなど、他のグレードと違う部分が多いところも特徴です。装備が充実しているグレードなのでそれだけ買取価格も下取り価格も高くなります。
また同じグレードでも年式が新しいほど、買取価格は高くなります。5代目は2016年登場なので、セレナの中でも特に5代目ならどのグレードでも比較的高い買取価格を期待できます。
まとめ
セレナには以下のような特徴があります。
・商用車のイメージを一新したミニバン
・広い車内を確保して快適に車を使える
・豊富なグレードを用意
・ハイブリッドシステムの車種もある
・e-POWERの車種も発売
セレナは日産のミニバンの中でも売れ筋かつ、昔から販売台数が多い車種といわれています。市場に多くのセレナが流通しているため、1代目や2代目だと買取価格はほとんど値がつかず、値がついても2束3文程度です。
しかし、安定した需要がある車種なので3代目以降だとある程度の買取価格が期待できます。4代目以降になるとハイブリッド車が登場し、さらに、5代目になるとモーター駆動のe-POWERが登場します。
これらのモデルはガソリンエンジン車のモデルと比べると燃費が良いので需要が高く、より高値での買取をしてくれる場合もあります。4代目や5代目であればその他のGやSグレードでもある程度の買取価格が期待できます。
中古車の買取り、査定に関してのエキスパート集団です。
車を高く買い取ってもらうコツや下取り、売却手続きに関する様々な疑問にお答えしていきます。
日産 セレナ(令和6(2024)年12月)カタログ・スペック情報(現行モデル)
ボディタイプ | ミニバン・ワンボックス |
---|---|
ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 7名 |
型式 | 6AA-GFC28 |
全長×全幅×全高 | 4810x1725x1865mm |
ホイールベース | 2870mm |
---|---|
トレッド前/後 | 1470/1480mm |
室内長×室内幅×室内高 | 3145x1545x1400mm |
車両重量 | 1820kg |
日産 セレナ の他グレード詳細
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