車の内装では、臭いやシート、ダッシュボードの状態などを査定でチェックします

車の内装では、臭いやシート、ダッシュボードの状態などを査定でチェックします
車の内装の査定では、まず車内の臭いの有無がチェックされます。ペットやたばこ、食べ物の臭いなどが染みついていると減額の可能性があります。

またシートの汚れやへたり、破損、リクライニングの故障やダッシュボードの傷の有無なども確認していきます。査定で少しでも減額されないためには、査定前に車内をできる限りキレイに掃除しておくことが大事です。

内装では、まずペットや煙草の臭いなどがあるとマイナス査定になりやすいと言われています

車の内装に関する査定のチェックポイントというと、においがその一つです。ドアを開けた際に、煙草やペットなどの独特な臭いがすると残念ながら査定額が下がる可能性があります。

また釣りなどに出かけた場合や、車内で食事するという習慣があると魚や食べ物の臭いなどもしみついています。臭いは特殊な消臭剤で殺菌、消臭を行わなければなりません。

そうしても、シートやダッシュボードなどに長年に渡ってしみ込んだ臭いというのは、完全には除去できないものです。さらに車内の臭いが気になるからと、香りが強めの芳香剤をずっと置いていたという人もいるでしょう。

香りの好みは人によって違うので、自分は気に入っている香りでも他人からすると不快に感じる可能性もあります。このようになんらかの臭いが内装にしみ込んでいる場合、専門業者でも完全に除去するのは難しいとされています。

いくら内装がキレイでも、臭いがあることで査定額が下がってしまう場合があることを心に留めておきましょう。

シートの破損や劣化、ダッシュボードの傷なども査定項目に入っています

座席シートの破れや汚れなどもマイナス査定になることが多いとされています。砂や泥などの簡単に落ちそうな汚れや多少の擦り傷は、普通に車を使っていてもついてしまいます。

清掃などでキレイに落とせるのならさほど査定には影響しないでしょう。しかし大きな破れや変色など、修理が必要となる損傷や劣化は、査定額が大幅に下がる可能性もあります。

とくにケージなどに入れずに、ペットをそのまま頻繁に車に乗せるという場合、爪などでシートやダッシュボードをひっかくと、傷ができてしまうこともあるので要注意です。喫煙者はシートに焦げ跡などがあると減点になってしまいます。

他には、シートの布のへたりや革のシートならテカリ具合なども査定で見ます。そしてシートを前後にスライドさせたり、リクライニングさせたりと動作確認も行い、故障していないかもチェックします。

他にも、ダッシュボードの色あせ、傷や亀裂、内装の全体的な劣化具合、ヘッドレストの有無や動作なども確認していきます。それぞれ不備が見られると、程度によっては査定額の減額につながることがあります。

査定前に車内をキレイにしておくと査定額減額を防げます

査定前に車内をキレイにしておくと査定額減額を防げます
査定出す前に、少しでも査定額を下げないために内装もチェックし、自分でできることをやっておきましょう。まず臭いに関しては日頃から車内での喫煙を減らす、できる限り換気して煙を車内に溜めないことが大事です。

ペットもケージに入れて乗せるようにしましょう。無香タイプの消臭剤を置く、こまめに消臭スプレーして窓を開けるなどしておきましょう。

シートは掃除機をかけてキレイに砂利やゴミなどを取り除いて、細かな溝なども綿棒などを使って掃除しておくとよいでしょう。シートは雑巾などで水拭きして、泥汚れもできる限りキレイにしておくと印象が良くなります。

ダッシュボードにも埃が溜まっているので、モップで拭くか雑巾で水拭きしておきます。足マットは水洗いしておきますが、汚れがひどい場合は洗剤でしっかり洗いましょう。

シートの傷などはムリに直そうとするとかえって目立ってしまうことがあり、修理に出すと出費もかさんでしまうので、そのままにしておいた方がよいでしょう。またカーナビを純正品から社外品に交換している場合、純正品を保管してあるのなら手元に準備し、査定員にそのように伝えましょう。

(まとめ)車の内装はどこが査定でチェックされるの?

1.車の内装では、臭い・シート・ダッシュボードの状態などを査定でチェックします

車内のペットやたばこの臭い、シートやダッシュボードの破損や劣化などが内装の査定項目に含まれています。破損や劣化、臭いがひどいと減額対象となるので事前にキレイにしておくことが大事です。

2.内装では、まずペットや煙草の臭いなどがあるとマイナス査定になりやすいと言われています

内装においては、まずドアを開けた時に車内にペットや煙草などの臭いがついていないかを確認されます。臭いは脱臭作業をしてもなかなか完全にはとれず、買い手がつきにくい要因の一つなので査定額が下がる恐れがあります。

3.シートの破損や劣化、ダッシュボードの傷なども査定項目に入っています

査定ではシートの汚れや破れなどの破損、色あせや布のへたりなどの劣化も、程度によっては減額対象となります。またダッシュボードの傷やシートのリクライニングなどの故障の有無、ヘッドレストの有無なども査定時に見られるので確認しておきましょう。

4.査定前に車内をキレイにしておくと査定額減額を防げます

高額査定を目指すなら、査定前に車内をくまなく掃除して、泥や砂、埃やゴミなどを取り除いてピカピカにしておきましょう。臭いに関しては、やや強力な脱臭剤を撒く、できる限りペットを乗せない、車内で煙草を吸わないように気を付けましょう。


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