トヨタ ランドクルーザープラドの査定相場・売値を調べる

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走行距離別買取相場情報
ランドクルーザープラドを高く買い取ってもらうポイント
ランドクルーザープラドは、1990年4月に初代が発売しました。高い耐久性と悪路走破性が世界的にも認められているランドクルーザーをより都会向けにデザインして、扱いやすくしたモデルです。ランドクルーザープラドという車名の由来は、ポルトガル語で「平原」という意味を持つ「プラド」から名づけられています。
初代販売時、当初のモデルには2.4L 水冷直列4気筒OHCディーゼルターボエンジンを搭載し、3ドアタイプおよび5ドアタイプに4ATと5MTが用意されました。その駆動方式は、パートタイム4WDです。今回はランドクルーザープラドを高く買い取ってもらうために、知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。
<ポイント1:ディーゼルモデルの優れた燃費>
ランドクルーザープラドは大きなボディの本格派4WDとしては、非常に優れた燃費性能を発揮しているのが特徴です。ランドクルーザープラドのガソリンエンジンモデルのJC08モード燃費は9.0km/Lですが、ディーゼルエンジンモデルではTZ-Gで11.2km/L、TZ-G以外のグレードは11.8km/Lを達成しています。
ディーゼルエンジンの車の燃料はガソリンより価格が安い軽油を使用するので、経済的な負担も少なくなるとして中古車市場でも人気があるようです。
<ポイント2:実用性を重視したインテリア>
ランドクルーザープラドは高級感やラグジュアリー感を強調しているSUVとは違い、実用性が重視されたインテリアとなっています。ランドクルーザープラドのインパネ周辺には、エアコンなどのスイッチが規則正しく配置され、メーターパネルも大きめに作られているため、視認性の良いシンプルなデザインとなっているのが特徴です。これによりオフロードなどの路面状況が悪い場所を走行する場合にも見やすく、使いやすくなっています。
このように市街地はもちろん、高速道路やオフロードなどさまざまなシチュエーションで高い実用性が確保されているとして、人気が高いようです。
<ポイント3:新開発2.8Lディーゼルを搭載したTX-Lパッケージ・TZ-G>
TX-Lパッケージ・TZ-Gのランドクルーザープラドは、新開発の2.8リットルクリーンディーゼルエンジンである「1GD-FTV」を日本国内で初めて搭載したモデルです。同モデルのディーゼルエンジンを搭載している車は、日本国内の市場では8年ぶりに登場したということもあって人気があります。そのため、TX-Lパッケージ・TZ-Gのランドクルーザープラドであれば、高い買取額を見込めるのです。
<ポイント4:海外の人気の高いディーゼル仕様のグレード>
ランドクルーザープラドの中でもディーゼル仕様のグレードは、より高い買取額を見込めるでしょう。日本の市場ではディーゼル車のラインナップは少ないため馴染みは薄いのですが、海外ではディーゼル車は主流となっているのです。このような理由から、ディーゼル車が豊富に設定されているランドクルーザープラドは海外での人気の方が日本よりも高い傾向にあります。そのため、海外需要のあるランドクルーザープラドは中古車市場でも高値で扱われているので、買取額も高くなる可能性があるのです。
<ポイント5:人気オプションサンルーフの有無>
注目したいのは、実はサンルーフが人気のオプションということです。サンルーフは車内を明るくしてくれるため、解放感を与えて周りの景色も明るく見せてくれるのが特徴です。このサンルーフの有無で、買取額に数十万円の違いが出てくることもあります。なかでも。トヨタの純正メーカーオプションであるUVカットの機能が付いているプライバシーガラスを採用した「チルト&スライド電動ムーンルーフ」がついていると、高値での買取が期待できるでしょう。
1990年式(平成2年式)の初代ランドクルーザープラド(KZJ78W,KZJ71G,KZJ71W,LJ78W,LJ71G,LJ78G)の買取相場
1990年式(平成2年式)の初代ランドクルーザープラドの買取相場を見ていきましょう。
<年式:買取相場>
1990年式:13万円~81万円
初代ランドクルーザープラドの1990年式は、販売からすでに30年が経過しているモデルです。走行距離が35万kmを越える車両だとしても、人気の高さから15万円を越える買取額を見込める可能性があります。また、同じ年式でも状態が良く、走行距離15万kmで5ドアモデルの場合はさらに買取額がアップする可能性があります。
1990年式(平成2年式)の初代ランドクルーザープラド(KZJ78W,KZJ71G,KZJ71W,LJ78W,LJ71G,LJ78G)の特徴
モデルの概要
1989年に開催された東京モーターショーで初披露されたランドクルーザープラド。ランドクルーザー70系の乗用モデルをイメージしてラインナップされました。
当初、トヨタはランドクルーザープラドに2.8Lや3.0Lディーゼルエンジンの搭載を思案していましたが、熱量対策の関係で新たにエンジンを設計・製造することとなりました。そして、ランドクルーザープラドには2.4Lターボの2L-TEディーゼルエンジンが追加搭載されたのです。水冷直列4気筒OHCターボは、97psという最高出力。初代で選択できるミッションは、4ATまたは5MTとなっています。
本格オフロード4WDを街乗りができるような都会志向に寄せたディテールとなっており、サスペンションにはフロントにリーディングアームコイルスプリング、リアにはトレーディングアームコイルスプリングを採用しました。
ボディサイズ
全長:3,945mm~4,580mm
全幅:1,690mm
全高:1,885mm~1,905mm
車両重量:1,690kg~1,920kg
ランドクルーザープラド(1990年式)の主なグレード
・ランドクルーザープラド LX5 2ドア 5MT
・ランドクルーザープラド LX5 4ドア 5MT
・ランドクルーザープラド SX5 2ドア 5MT
・ランドクルーザープラド SX5 2ドア 4AT
・ランドクルーザープラド SX5 4ドア 5MT
・ランドクルーザープラド SX5 4ドア 4AT
・ランドクルーザープラド EX5 5ドア 5MT
・ランドクルーザープラド EX5 5ドア 4AT
が設定されています。
LX5をランドクルーザープラドのベースモデルにして、SX5とEX5のグレードには減衰力をスイッチひとつで切替えられる2ステージショックアブソーバーを標準装備させました。日本では、2ドアの5人乗りと4ドアの8人乗りが販売されています。
人気が高いグレード
初代1990年式で人気の高いグレードは、ランドクルーザープラド EX5 5ドアです。こちらはロングタイプの最上級グレードとなっています。
・EX5 5ドア
このEX5 5ドアには、運転席と助手席にサスペンション式シートが採用。これは、乗車する人の体重に合わせてスプリングの調節ができ、より快適な乗り心地を実現させる装備です。
SXではオプションとなっているシングルサンルーフですが、EXには標準装備されています。そのため、開放的な空間を感じられるという特徴があります。また、オーディオ面では通常4スピーカーであるSXに対して、EXには低音再生を担当するスピーカーユニットであるウーファーが1個多く装備されているため、スーパーサラウンドシステムとなっています。
さらに、EX5 5ドアはランドクルーザープラドの他の3ドアモデルと比べてホイールベースが長いことから、通常の街での走行や荷物積載性、後席の乗降性などが有利となっているのが特徴です。EX5 5ドアは装備面や乗り心地の良さから、1990年式の中でも特に高い人気を誇っています。
1996年式(平成8年式)の2代目ランドクルーザープラド(RZJ90W,RZJ95W,VZJ90W,VZJ95W,KDJ90W,KDJ95W,KZJ90W,KZJ95W)の買取相場
1996年式(平成8年式)の2代目ランドクルーザープラドの買取相場を見ていきましょう。
<年式:買取相場>
1996年式:19万円~87万円
1996年式のランドクルーザープラドは、販売当初から約25年近く経過しています。また、2代目ランドクルーザープラドは多くがディーゼルモデルです。その中でも走行距離が5万km未満で車両の状態、管理が良いモデルなどは、非常に高い買取額が見込めます。
1996年式(平成8年式)の2代目ランドクルーザープラド(RZJ90W,RZJ95W,VZJ90W,VZJ95W,KDJ90W,KDJ95W,KZJ90W,KZJ95W)の特徴
モデルの概要
2代目ランドクルーザープラドは、これまでのランドクルーザーの特徴である本格オフローダー用の枠組みやパワートレインの基本構成から、ハイラックスサーフと共用することとなりました。これは、ランドクルーザープラドの立ち位置となる「都会的」という要素をハイラックスサーフにも多く盛り込むためです。
パワートレインでは、初代の1993年式から搭載された3.0L(1KZ-TE)ディーゼルエンジンにインタークーラーを備え、140psに出力アップしたものが搭載されています。また、ガソリンエンジンユニットも採用され、3.4L (5VZ-FE)のV6型エンジンとなり、その最高出力は185psとなりました。
都会的な丸味を帯びたデザインに加えて、サスペンションシステムには乗り心地をアップするフロントダブルウィッシュボーン、リアには4リンクの独立懸架式サスペンションが搭載されています。さらにオプションでは、5型の液晶テレビとオーディオがひとつになったマルチAVステーションなどの快適オプションも設定されました。
ボディサイズ
全長:4,240mm~4,675mm
全幅:1,730mm~1,820mm
全高:1,865mm~1,880mm
車両重量:1,740kg~1,970kg
ランドクルーザープラド(1996年式)の主なグレード
・ランドクルーザープラド RJ 3ドア 5MT
・ランドクルーザープラド RS 3ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TJ 5ドア 5MT
・ランドクルーザープラド RX 3ドア 5MT
・ランドクルーザープラド RX 3ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TS 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 5MT
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TX 5人乗り仕様 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド RZ 3ドア 5MT
・ランドクルーザープラド RZ 3ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TZ 5ドア 5MT
・ランドクルーザープラド TZ 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド RZ 3ドア 5MT
・ランドクルーザープラド RZ 3ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TZ 5ドア 4AT
が設定されています。
この世代では、3ドアモデルと5ドアモデルが用意。3ドアのグレードには頭文字にRがつき、5ドアのグレードにはTがついているのが特徴です。そして、それぞれに1,820mmのワイドボディと1,730mmの標準ボディを設定しています。ともに先代より大型化しているため、3ナンバーサイズとなりました。
人気が高いグレード
1996年式のディーゼル5ドアモデルのグレード展開は「TZ」「TX」「TS」「TJ」があります。この2代目の中で人気の高いグレードは、ランドクルーザープラド「TZ 5ドア」です。また、初代同様に5ドアモデルも高い人気を集めています。
・TZ 5ドア
TZのベースグレードとなるTJは、4WDとしての機能を搭載したランドクルーザープラドとなっています。このグレードではエアコンがフルオート式になり、パワーウィンドウや集中ドアロックも標準装備されました。また、ナビゲーションもオプションでチョイス可能となっています。
さらに、冷房から暖房まで通年を通して利用できるデュアルエアコンが装備。インテリア面では、本革巻きステアリングにオプションで革シートも選択可能となっています。運転席にはパワーシートが標準装備され、シングルサンルーフも標準採用されています。
TZには上記のような、後からオプションとして装備しづらい機能がふんだんに盛り込まれていることも人気の理由の一つです。
2002年式(平成14年式)の3代目ランドクルーザープラド(GRJ120W,GRJ121W,TRJ120W,TRJ125W,KDJ120W,KDJ121W,KDJ125W,VZJ120W,VZJ121W,VZJ125W,VZJ121W,VZJ125W,RZJ120W,RZJ125W)の買取相場
2002年式(平成14年式)の3代目ランドクルーザープラドの買取相場を見ていきましょう。
<年式:買取相場>
2002年式:33万円~138万円
3代目のランドクルーザープラドはガソリンモデルのラインアップが増えてきたため、それに比例してディーゼルモデルが減少した世代でもあります。そのため、ディーゼルモデルで低走行や車両の状態が良い車体は買取額が高くなっている傾向です 。
また、ガソリンモデルでは2.7L(3RZ-FE)、3.4L(5VZ-FE)に関わらず、ディーゼル規制の関係や環境配慮の関係で5ドアモデルの買取額が高くなっているようです。
2002年式(平成14年式)の3代目ランドクルーザープラド(GRJ120W,GRJ121W,TRJ120W,TRJ125W,KDJ120W,KDJ121W,KDJ125W,VZJ120W,VZJ121W,VZJ125W,VZJ121W,VZJ125W,RZJ120W,RZJ125W)の特徴
モデルの概要
3代目のランドクルーザープラド特徴はオフロードの走破性だけでなく、快適なオンロード走行を追及したSUVに仕上げている点です。この世代は欧州市場をメインターゲットとして開発したこともあり、丸味を帯びたディテールとなっています。
パワートレインは2.7L(3RZ-FE)、3.4L(5VZ-FE)のガソリンエンジン搭載モデルに、3.0L(1KD-FTV)のディーゼルエンジンがラインナップされました。ミッションはすべて4ATとなり、フルタイム4WDが採用。3ドアモデルと5ドアモデルが設定され、5人乗りまたは8人乗りとなっています。
ボディサイズ
全長:4,340mm~4,715mm
全幅:1,875mm
全高:1,855mm~1,870mm
車両重量:1,790kg~2.050kg
ランドクルーザープラド(2002年式)の主なグレード
・ランドクルーザープラド RX 3ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 4AT 5人乗り仕様
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド RX 3ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 4AT 5人乗り仕様
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド RZ 3ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TZ 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド RZ 3ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TZ 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TZ Gセレクション5ドア 4AT
が設定されています。
この世代ではトルク感応駆動力配分機構を持つトルセンLSD付トランスファーを全車に採用しており、全体的にオンロード走行性能をアップさせました。3代目のトップグレードであるTZ Gセレクションでは、インテリアを高める本革シートや木目装飾に、走行性を高めるVSC(ビークルスタビリティコントロール)+アクティブTRCが装備されています。
人気が高いグレード
3代目の人気グレードは、ランドクルーザープラド「TZ 5ドア」です。初代と2代目同様に、やはりディーゼルモデルの人気が高くなっている傾向です。
・TZ 5ドア
このグレードで特徴的なのは、走行機能アップとしてオプション設定で駆動力を制御して、タイヤの空転、車の横滑りを防ぐためのシステムであるトラクションコントロールをチョイスできるという点です。他にも、高速道路などで快適に運転ができるクルーズコントロールも標準装備されています。
また、TZにはDVDナビにAM/FMラジオ付きMDプライヤー、CD連装(チェンジャー)が装備されていますが、下位グレードであるTXはDVDナビのみの装備でした。3代目が発売された2002年当時は、CD連装が装備されているグレードは非常に人気があったのです。
インテリアでは、フルオートエアコンの他にも、デュアルエアコンが採用されていたため、これにより後席も快適に過ごせる仕様になりました。その他、本革巻きステアリングや木目調のパネルも標準装備されていることも人気の理由の一つです。
2009年式(平成21年式)の4代目ランドクルーザープラド(TRJ150W,GDJ150W,GDJ151W,GRJ150W,GRJ151W,TRJ150W)の買取相場
2009年式(平成21年式)の4代目ランドクルーザープラドの買取相場を見ていきましょう。
<年式:買取相場>
2009年式:52万円~218万円
現行型となる4代目ランドクルーザープラドの2009年式は、ガソリンモデルのみラインアップされました。パワートレインは2.7L(2TR-FE)、4.0L(1GR-FE)の2種類です。2.7Lには4AT、4.0Lには5ATが採用されています。
買取額の相場を確認すると、2.7Lモデルの買取額が高いようです。4.0Lは自動車税などのランニングコスト高などの理由から、避けられてしまっている傾向があり、同じ走行距離の場合は、2.7Lの方が全体的に買取額が高い状況と言えます。ただ、走行距離が少なく、状態の良い4.0Lの買取額が2.7Lを上回るケースもあるのでケースバイケースと言ったところかもしれません。
2009年式(平成21年式)の4代目ランドクルーザープラド(TRJ150W,GDJ150W,GDJ151W,GRJ150W,GRJ151W,TRJ150W)の特徴
モデルの概要
現行型となる4代目ランドクルーザープラドは、2009年10月に販売開始されています。4代目である2009年式のポイントは、3ドアモデルが廃止されたことと、ディーゼルモデルのラインアップがなくなったことでしょう。
2.7Lのパワートレインは、2TR-FE型直列4気筒エンジンが搭載されており、最高出力は163ps、レギュラーガソリン仕様です。対する4.0Lのパワートレインには、1GR-FE型 V型6気筒エンジンが搭載され、最高出力は276psのレギュラーガソリン仕様となっています。
ボディサイズ
全長:4,760mm
全幅:1,885mm
全高:1,835mm~1,850mm
車両重量:2,030kg~2,180kg
ランドクルーザープラド(2014年式)の主なグレード
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 4AT 5人乗り仕様
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TX Lパッケージ 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TX 5ドア 4AT
・ランドクルーザープラド TZ 5ドア 5AT
・ランドクルーザープラド TZ-G 5ドア 5AT
が設定されています。
3代目までは乗車人数が、5名または8名乗車という設定でした。しかし、現行型となる4代目からはよりゆとりのあるスペースを確保するために8名乗車から7名乗車に変更。
そのため、ラグジュアリー感をアップさせた本格SUVという位置づけとなっています。現行型では、ラグジュラリー感やオンロード性能をアップさせるため、ランドクルーザープラド国内初採用の「改良型キネティックダイナミックサスペンションシステム」が搭載されました。
このシステムは油圧システムによって前後のスタビライザーの働きを制御し、舗装された道路では通常通りに、舗装されてない状態の悪い道路ではスタビライザーを無効にしてサスペンションストロークを確保するものです。他にも、乗り心地をアップさせ、オンロードを満喫できるだけでなく、オフロードの走行性能をアップさせる駆動・制動の制御をスイッチ操作で切り替えできる「マルチテレインセレクト」が装備されています。
世界初の「マルチテレインモニター」が採用されたことで、車載カメラの映像から周囲の路面状況を確認できるようにもなりました。
人気が高いグレード
4代目で人気の高いグレードは、ランドクルーザープラド「TX Lパッケージ」とランドクルーザープラド「TZ-G」です。
・TX Lパッケージ
このTX LパッケージはベースグレードであるTXにクルーズコントロール、本革巻きステアリング、革シート、運転席パワーシートが標準装備された仕様となっています。走行機能自体はTXと違いはないものの、快適に過ごせる豪華なインテリアが追加装備されたことにより、人気を集めています。
・TZ-G
TZ-Gはランドクルーザープラドの最上級グレードです。ロービームやクリアランスランプに最新のLEDを採用し、KDSS、クルーズコントロール、18インチアルミホイールなどエクステリアを中心に装備を充実させています。
さらにインテリア面では、革シートや運転席パワーシート、ウッドパネルなどを採用して、快適性をアップさせました。新車価格もランドクルーザープラドの中では唯一500万円を超えるモデルではありますが、充実した装備が満足度を高めて人気を集めています。
走行距離による平均相場
2009年式の4代目ランドクルーザープラドにおける走行距離別の買取相場をご紹介します。
<走行距離:買取相場>
2.5万km:143.5~180.8万円
5.0万km:132.7~168.9万円
7.5万km:118.3~148万円
10万km:109~138.9万円
12.5万km:78~121万円
2009年式ランドクルーザーに限定して調査したところ、走行距離で比べると「TX Lパッケージ」の買取額が高くなっています。4代目ランドクルーザープラドはラグジュアリー感を高めた仕様なので、山岳部などのオフロードを走行しないモデルも多数です。そのため、車両の管理状態が良いモデルも多い傾向にあります。
比較的純正状態を維持しているモデルが多いなか、一部ユーザーが自分自身でリフトアップなどカスタマイズした走行距離の短い車両も中にはありました。しかし、いくら綺麗にカスタマイズされていたとしても、4代目モデルを「純正で綺麗に乗りたい」という多くのユーザーの心情が反映されているわけではないので、買取金額が跳ね上がるといった状況には繋がらないようです。
ボディカラーによる買取価格の比較
ここでは、ランドクルーザープラド(2009年式)のカラーによる人気の違いをご紹介します。
<ボディカラー:買取価格>
ホワイトパールクリスタルシャイン:175万円
ブラック:171万円
グレーメタリック:153万円
スーパーホワイトII:138万円
シルバーメタリック:137万円
グリーンマイカメタリック:122万円
ブラッキッシュレッドマイカ:119万円
ダークスチールマイカ:110万円
グレイッシュブルーメタリック:103万円
ベージュメタリック:101万円
ランドクルーザープラドの人気カラーは、ホワイトパールクリスタルシャインとブラックです。同グレードで同じような走行距離の場合は、ブラックよりもホワイトトパールクリスタルシャインの買取額が高くなっている状況です。
ただし、ホワイトパールクリスタルシャインの走行距離が1万km前後伸びてしまうと、ブラックの買取額が逆転するという傾向も見受けられました。このことから大型の高級SUVのカラーとして、ホワイトパールクリスタルシャインとブラックは、不動の位置にいると考えられます。
ランドクルーザープラドの中でも、あまり人気のないベージュメタリックカラーと比べると、その買取額の差は70万以上という結果にも注目しておきたいところです。
下取り価格と買取査定額との比較
現行型ランドクルーザープラドの下取り価格と買取査定の違いを年式と走行距離別に調査しました。走行距離でも価格が変わることもあるので、参考程度にチェックしてください。
<年式:走行距離:グレード:下取り価格:買取査定額>
2010年:3万km:TX:115万円:172万円
2010年:5万km:TX:103万円:158万円
2010年:7万km:TX:89万円:131万円
2016年:3万km:TX Lパッケージ:223万円:281万円
2016年:5万km:TX Lパッケージ:195万円:223万円
2016年:7万km:TX Lパッケージ:180万円:218万円
2018年:3万km:TX Lパッケージ:281万円:355万円
2018年:5万km:TX Lパッケージ:270万円:315万円
2018年:7万km:TX Lパッケージ:231万円:268万円
ランドクルーザープラドは、下取り価格よりも買取査定額の方が全体的に高い結果となりました。そのため、ランドクルーザープラドを少しでも高額で売却したいという方は、買取査定にお願いするのが良いでしょう。
今回調査した結果では、同じグレードでも純正オプションが豊富に装備されている車両や大径ホイールなどが装着されている車両は、特に買取査定額が高くなっているようです。
まとめ
ランドクルーザープラドは1990年に初代が販売開始となり、2020年現在までで30年間販売され続けている人気モデルです。オフローダーとしての初代・2代目から、ラグジュアリーSUVとしての3代目・4代目とその時代に合わせて変化している車両でもあります。
ランドクルーザープラドを高く買い取ってもらうポイントは以下の通りです。
・乗り手に経済的な負担も少ないディーゼルモデルが人気
・視認性の良いシンプルなデザインを採用
・新開発2.8Lディーゼルを搭載したTX-Lパッケージ・TZ-G
・ディーゼルグレードは海外の人気も高い
・サンルーフなどの人気オプションの有無
ランドクルーザープラドはクロスカントリー4WD本来のタフさをしっかりと受け継ぎながら、SUVの利便性を兼ね備えている車です。また、海外でも人気の高い車種であることから、高い買取額を見込める可能性があります。所有しているランドクルーザープラドを売却する際に、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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車を高く買い取ってもらうコツや下取り、売却手続きに関する様々な疑問にお答えしていきます。
トヨタ ランドクルーザープラド(令和4(2022)年8月)カタログ・スペック情報(現行モデル)
ボディタイプ | SUV・クロスカントリー・ライトクロカン |
---|---|
ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 5名 |
型式 | 3BA-TRJ150W |
全長×全幅×全高 | 4825x1885x1850mm |
ホイールベース | 2790mm |
---|---|
トレッド前/後 | 1585/1585mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1825x1565x1240mm |
車両重量 | 2050kg |

トヨタ ランドクルーザープラド の他グレード詳細
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