ホンダ N-BOXカスタムの査定相場・売値を調べる

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N-BOX カスタムの買取相場の特徴や傾向
N-BOX カスタムはホンダから販売されるトールタイプの軽ハイトワゴンです。「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という思いを込めた軽乗用車「N」シリーズの第一弾モデル「N BOX」のカスタムエアロパーツを搭載したモデルとして、2011年に誕生してから瞬く間に人気車の地位を確立しました。そのため、これから売却を検討している方にとって、所有車のリセールバリューは気になるポイントです。
ここでは各世代のN-BOX カスタムにおける買取相場の特長や傾向について紹介します。
【3代目N-BOX カスタム(現行モデル)】
現行モデルは2023年に販売され始めたので、中古車市場に流通している車両数も先代モデルと比較して少なくなっています。販売して間もないモデルだからこそ、状態の良い車両ばかりが流通しているため、過走行気味の場合、買取価格は下がる可能性があります。また、エントリーグレードから最上級グレードまで幅広く展開されていますが、最上級グレードは装備の充実さからも査定額は高くなるでしょう。
【2代目N-BOX カスタム】
2017年に販売された先代モデルは、販売開始からさほど時間が経っていないため、高価売買が期待できます。該当モデルの後期モデルであれば、2023年にマイナーチェンジされたばかりであるため、新車並みの金額で売却できるケースもあるようです。しかし、状態の良い車両が多く流通している以上、自車のメンテナンスや走行距離について今まで以上に意識して、丁寧に乗ることが重要なポイントです。
【初代N-BOX カスタム】
2011年から販売された初代モデルは、販売開始から10年以上経過していたり、先進的な安全装備である「ホンダセンシング」が搭載されていなかったりと、他の世代より装備面で劣っていることから、年数の経過に従って査定額は落ちています。そのため、少しでも高値での売却を検討する場合は早めに決断し、買取査定を依頼しましょう。
N-BOX カスタムを高く買い取ってもらうプラス査定要素
ここからはN-BOX カスタムを高く買い取ってもらうためのプラス査定要素について紹介します。
ポイント①:純正パーツ
N-BOX カスタムは専用のエアロパーツが特徴のモデルであるため、デザインのクールさや精悍さが魅力です。そのため、ドライバーのオリジナリティをさらに演出するため、純正以外のエアロパーツを使った改造をしている車両も少なくありません。とはいえ、中古車市場では純正パーツで構築された普遍的な車両の需要が高く、オリジナルパーツの需要は低い傾向にあります。これから査定の依頼を検討している場合、純正パーツが揃っていれば査定額にマイナスの影響は与えないでしょう。
ポイント②:走行距離
初代モデルも2011年に販売が始まったことから、各世代ともに比較的年式の新しい車両が多く流通しています。その結果、過走行気味で状態がイマイチな車両は査定額が低くなりがちです。1年間に1万kmが走行距離の一つの目安のため、日ごろから走行距離には注意して運転しましょう。
ポイント③:内装・外装
デザインの良さが魅力のN-BOX カスタムだからこそ、内装・外装ともにきれいな状態を保っておきましょう。
シートの汚れやタバコ・ペットの臭いは落としにくいからこそ、残ったまま査定に出してしまうと確実に査定額は落ちます。また、ボディの傷や凹みに関しても、ちょっとしたものであれば特に査定額へ影響はありませんが、大きな傷であればあるほどマイナスポイントとして加算されます。所有車に気になるポイントがある方は、査定前にはクリーニングや修理に出すのがおすすめです。
2023年式3代目N-BOX カスタム(JF-5、6系)の買取相場
発売時期:2023年10月~(令和5年年10月~)
形式:6BA-JF5、6BA-JF6
ここからは3代目N-BOX カスタム(JF-5、6系)について、様々な項目ごとに買取相場を紹介します。今回紹介するのは、走行距離、グレード、ボディカラー3つの観点での相場です。所有するものの情報を調べ、実際の金額を把握しましょう。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|165.7万円
30,000km|147.5万円
50,000km|109.1万円
70,000km|65.0万円
100,000km|33.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
現行モデルの3代目N-BOX カスタムの登場は2023年だったため、中古車市場に流通している車両数は少ない状況です。流通していても走行距離が1万kmを超えている車両は少なく、低走行距離の個体が目立ちます。その結果、1万kmを超えるような車両は過走行気味として査定額は下がる可能性があるため注意しておきましょう。
グレードごとの買取相場
「ベースグレード」 166.9万円〜178.4万円
「ターボ」 201.2万円〜210.6万円
「コーディネートスタイル(モノトーン)」 202.4万円〜211.7万円
「コーディネートスタイル(2トーン)」 202.4万円〜211.7万円
「ターボコーディネートスタイル(モノトーン)」 204.7万円~219.4万円
「ターボコーディネートスタイル(2トーン)」 204.7万円~219.4万円
「スロープ」 ー万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
ラインアップは、「ベースグレード」、「ターボ」、圧倒的な存在感を表現したパッケージ「コーディネートスタイル(モノトーン)」、「コーディネートスタイル(2トーン)」、「ターボコーディネートスタイル(モノトーン)」、「ターボコーディネートスタイル(2トーン)」、車いすのまま乗り降りできるスロープ仕様車「スロープ」を設定。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|219.4万円
ブラック|218.6万円
グレー|202.2万円
シルバー |ー万円
ブルー|178.5万円
レッド|190.9万円
ガンメタ|173.2万円
パープル|176.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
現行モデルにおいては、ブラックやホワイトなどベーシックなカラーリングに人気が集中しているようです。
また、3代目N-BOX カスタムで展開されているボディカラーは次の通りです。
【メーカー標準】
・クリスタルブラック・パール
・プラチナホワイト・パール
・プラチナホワイト・パール&ブラック
・スレートグレー・パール
・スレートグレー・パール&ブラック
【メーカーオプション】
・プラチナホワイト・パール
・ミッドナイトブルービーム・メタリック
・トワイライトミストブラック・パール
・メテオロイドグレー・メタリック
・プレミアムサンライトホワイト・パール
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック
モデル概要
ここからは現行モデルの概要について紹介します。
【動力面】
全車に「S07B」型エンジン直列3気筒DOHCにCVTを組み合わせた、アイドリングストップ機構を搭載しています。現行モデルへのモデルチェンジの際に、CVTは変速制御がすみずみまで見直されたことで、今まで以上に雑味のない上質な走りが特徴のエンジンに進化しています。またアイドリングストップ領域を拡大させることで、前向き駐車時に、停止(DまたはNレンジ)から駐車(Pレンジ)にシフトチェンジした際、エンジンはかからず静かに駐車できるようになりました。
【エクステリア面】
立体感のある緻密な造形のフロントグリルや、フロント全幅いっぱいに広がる横一文字ライト、Honda初となるダイレクトプロジェクション式フルLEDヘッドライトを採用しています。また、クリアレンズのフルLEDリアコンビネーションランプや、ロー&ワイドな見え方と空力性能を考慮した専用のエアロデザインにより、気品のある佇まいに仕上がっています。
【インテリア面】
ブラックを基調とするとともに、大理石の質感を再現したインパネトレーを採用することで、上質で精悍な室内空間に進化しました。また、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」をHondaの軽自動車として初めて採用したことで、先進的なドライビングライフを堪能できます。
【装備面】
先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を標準装備に設定しました。従来機能の他、近距離衝突軽減ブレーキ、急アクセル抑制機能を新たに追加したことで、より安心して運転できるようになっています。
先代モデルとの比較
新型N-BOX上級のカスタムは光沢のあるブラックのグリルが採用されました。先代型に比べるとメッキの使用を控えて、シックな雰囲気を感じさせます。
先代型はメーターをインパネ上部の高い奥まった位置に配置され、前方からの視線移動が抑えられていました。
この形状は背の高い人には馴染みやすかったですが、小柄な人が運転すると、前方がメーターの陰に隠れてしまい、視界に不満が生じており、圧迫感もありました。
ここでは先代モデルとの比較内容を紹介します。
【居住性】
現行モデルへのモデルチェンジに合わせて後席が改良されました。座り心地がしなやかになり、腰が適度に沈んで着座姿勢が安定するようになりました。シート形状の工夫によって着座姿勢の安定性が向上しています。骨盤の支え方が良く、長距離を移動する時も快適に過ごせます。頭上や足元の空間は先代型と同等ですが、着座時の快適性が向上したことで居住性はアップデートされました。
【積載性】
現行モデルでは後席を格納した時、広げた荷室の床にくぼみがつけられたことで自転車の車輪が通りやすくなりました。また、走行中に自転車を倒れにくくする工夫もされています。
【運転時のフィーリング】
先代型では運転時のエンジン回転数がペダル操作によって大きく変動していました。そのため、加速が遅い印象がありました。しかし、モデルチェンジによってエンジンの反応が機敏になり、滑らかな加速を実現しています。またエンジンノイズも抑えられる工夫が施されています。
【安全装備】
先代型の安全装備に加えて、現行モデルは低速域で作動する近距離衝突軽減ブレーキ、急アクセル抑制機能が採用され、より安全性は高まっています。死角を補い、障害物など周囲の状況を確認できるマルチビューカメラシステムは、オプション装備として採用されました。コーディネートスタイルには搭載されていません。
2017年式2代目N-BOX カスタム(JF3、4系)の買取相場
発売時期:2017年9月~(平成29年9月~)
形式:6BA-JF3、6BA-JF4、DBA-JF3、DBA-JF4
ここからは、2代目N-BOX カスタム(JF3、4系)について、様々な項目ごとに買取相場を紹介します。今回紹介するのは、走行距離、グレード、ボディカラー3つの観点での相場です。所有するものの情報を調べ、実際の金額を把握しましょう。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|118.0万円
30,000km|115.0万円
50,000km|96.0万円
70,000km|93.0万円
100,000km|80.0万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
比較的販売開始後間もないモデルであるため、走行距離が少ない車両であれば査定相場価格も100万円を超えるようです。しかし、走行距離がかさめばかさむほど査定額は落ちていく傾向にあるため、高価売却を狙うのであれば早めに査定をしておきましょう。
グレードごとの買取相場
「G・L」 87.9万円〜102.4万円
「G・L ホンダセンシング」 94.5万円〜125.3万円
「G・L ターボ ホンダセンシング」 105.1万円〜139.6万円
「G・スロープ L ホンダセンシング」 ー万円
「G・スロープ L ターボ ホンダセンシング」 ー万円
「G・EX」 ー万円
「G・EX ホンダセンシング」 96.3万円〜127.8万円
「G・EX ターボ ホンダセンシング」 107.9万円〜142.5万円
「L」 121.2万円〜150.8万円
「L ターボ」 130.1万円〜177.1万円
「L スロープ」 161.8万円〜172.5万円
「L コーディネートスタイル」 146.0万円〜180.7万円
「L ターボ コーディネートスタイル」 155.4万円〜191.0万円
「L スタイル+ブラック」 140.6万円〜175.8万円
「L ターボ スタイル+ブラック」 151.2万円〜184.9万円
「EX」 126.0万円〜170.5万円
「EX ターボ」 134.9万円〜181.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
2代目N-BOX カスタムの前期モデル(2017年~2019年)では、次のグレードがラインナップされていました。
・「G・L」/「G・EX」:ホンダセンシング未登載グレード
・「G・L ホンダセンシング」/「G・L ターボ ホンダセンシング」/「G・EX ホンダセンシング」/「G・EX ターボ ホンダセンシング」:ホンダセンシング搭載グレード
・「G・スロープ L ホンダセンシング」/「G・スロープ L ターボ ホンダセンシング」:日常生活から介護まで、幅広いシーンで活躍する福祉車両グレード
「G・L」グレードがエントリーグレードとして、「G・EX」グレードが最上級グレードとして設定されており、装備の内容によって様々なグレードに派生しています。
後期モデル(2020年~2023年)では次のグレードがラインナップされています。
・「L」/「L ターボ」:エントリーグレード。前期モデルよりも内装が豪華になっています。「G・L」では省略されていた次の装備が標準装備に変わりました。
・プラズマクラスター搭載のフルオートエアコン
・充電用USBジャック
・後部左側パワースライドドア(右後ろはオプション設定)
・ロールサンシェード
・14インチアルミホイール
また、2021年には「L」/「L ターボ」に「コーディネートスタイル」グレードが追加されました。外装にダークメッキ加飾の専用フロントメッキグリルにブラック塗装のアルミホイールが採用されたことで、高級感と精悍さがプラスされました。
・「EX」/「EX ターボ」:最上級グレード。助手席が「スーパースライドシート」に変更されたことで、スライド幅がノーマルよりも大きくなり、運転席に乗ったまま一旦降りることなく後部座席へ移動したり、後部座席の子どもの様子をみたりと後部座席へのアクセスが容易になりました。また、シート表皮は「アレルクリーンプラスシート」仕様へ変更されました。ターボ車ではパドルシフトも追加されています。
さらに特別仕様車として「L スタイル+ブラック」「L ターボ スタイル+ブラック」が展開されました。N BOX誕生10周年を記念して、「N」シリーズ共通の新ブランド「N STYLE+(エヌスタイルプラス)」がスタートしたタイミングで発表されています。フロントグリル、リアライセンスガーニッシュをはじめとする各部に施したベルリナブラックが特徴で、クールかつさらなる高級感を演出しています。さらに、「N BOXカスタム」エンブレムやアルミホイールにも専用のブラック塗装を施し、より引き締まった印象に仕上がりました。
各グレードの中では、比較的販売開始年数の短い後期モデルの人気が高く、なかでも専用デザインのグリルパーツなどが採用されている「L コーディネートスタイル」「L ターボ コーディネートスタイル」が査定額も高額になっているようです。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|191.0万円
ブラック|178.3万円
グレー|172.6万円
シルバー |131.1万円
ブルー|149.7万円
レッド|178.2万円万円
イエロー|55.8万円
パープル|157.3万円
ブラウン|141.6万円
ガンメタ|125.8万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
先代モデルにおいてもホワイトやブラックはベーシックなカラーとして人気を博しています。一方ではレッドやグレーなど、オリジナリティを出しやすいカラーも人気です。
また、2代目N-BOX カスタムで展開されていたボディカラーは次の通りです。
【メーカー標準】
・クリスタルブラック・パール
・シャイニンググレー・メタリック
・ルナシルバー・メタリック
・ブリリアントスポーティブルー・メタリック
・プラチナホワイト・パール&ブラック
・ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー
【メーカーオプション】
・クリスタルブラック・パール
・クリスタルブラック・パール&レッド
・プレミアムグラマラスブロンズ・パール
・プレミアムグラマラスブロンズ・パール&シルバー
・プレミアムベルベットパープル・パール
・ミラノレッド&ブラック
・ブリリアントスポーティブルー・メタリック&ブラック
・プレミアムホワイト・パールII
・プレミアムホワイト・パールII&ブラック
・プラチナホワイト・パール
・プラチナホワイト・パール&ブラック
・ミッドナイトブルービーム・メタリック
・ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー
・プレミアムベルベットパープル・パール
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック
・メテオロイドグレー・メタリック
・プラチナホワイト・パール
モデル概要
ここでは先代モデルの概要について紹介します。
【前期モデル】
先代のN-BOX カスタムは2017年から2019年に販売された車両で、前期モデルとしてカテゴライズされています。
前期モデルは助手席スーパースライドシートや、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用するなどセンセーショナルなデビューを飾り、装備面の充実さが特徴のモデルです。
エクステリアには、全タイプ標準装備のLEDヘッドライトやルーフサイドの溶接にルーフレーザーブレーズが採用されました。インテリアは、ブラックを基調としたデザインが特徴的です。さらに、シート表皮に付着したアレルゲン(ダニ・スギ花粉)の不活性化に加え、抗ウイルス加工を施したアレルクリーンプラスシートや、紫外線と赤外線を軽減する360°スーパーUV・IRカットパッケージをすべての窓に採用するなど、車内の環境を快適に整える先進装備を充実させています。
【後期モデル】
2020年から2023年に販売された車両は後期モデルにカテゴライズされます。
全車標準装備としている先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」の衝突軽減ブレーキ(CMBS)に横断自転車に対応する機能が追加されました。また、街灯のない夜間の歩行者検知も進化させたことで、事故回避機能を大幅に向上させています。また、リアワイドカメラの性能を従来の30万画素から100万画素まで画素数を向上させたことで、より明確な後方確認が可能となり、ドライバーの安心感を高めました。
また、次の装備を標準装備として採用しています。
・運転席&助手席シートヒーター
・左右独立式リアセンターアームレスト
※「G・スロープLホンダセンシング」を除く
先代モデルとの比較
ここからは初代モデルとの比較内容を紹介します。
【デザイン面】
フロントマスクに逆台形グリルを採用したことでより普遍的なエクステリアデザインに仕上がりました。ボンネットは歩行者保護対策として、サイドに見切りをつけています。その結果、見切り線が後ろまで通ることで、初代の特徴的なドアセクションはなくなり、サイドビューもすっきりした印象になりました。リヤビューもテールランプが大きくなり、よりミニバン色が強くでています。
【性能面】
走行時の間隔はモデルチェンジによって、よりスムースなものに進化しました。より静かで乗り心地がよくなっています。ハンドリングも電動パワステ色のある感触はなく、動的性能は軽ハイトワゴンを感じさせなくなりました。ボディからエンジンなど、車としてのコア部分をすべて新作した結果、車両重量は80kgも軽量化され、この結果、カタログ燃費は27km/L向上しています。
【使い勝手】
室内が広くなり、助手席が大きくスライド、また前席からウォークスルーできるようになったことで、室内の使い勝手が大きく向上しています。フロントピラーの太さやルームミラーの位置も工夫され、いずれも視認性や視界は格段に向上し、運転のしやすさも改善されました。また助手席の前のインパネトレーが深くなり、走行時のもの落ちが減っています。
2011年式初代N-BOX カスタム(JF1、2系)の買取相場
発売時期:2011年12月~(平成23年12月~)
形式:DBA-JF1DBA-JF2
ここからは初代N-BOX カスタム(JF系)について、様々な項目ごとに買取相場を紹介します。今回紹介するのは、走行距離、グレード、ボディカラー3つの観点での相場です。所有するものの情報を調べ、実際の金額を把握しましょう。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|50.0万円
30,000km|46.0万円
50,000km|40.0万円
70,000km|37.0万円
100,000km|20.0万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
初代N-BOX カスタムは販売開始から10年以上経過しているため、走行距離は年式に応じてかさんでいる車両が多く流通しています。そのため、比較的買取相場価格が低くなりがちです。
グレードごとの買取相場
「G」 18.9万円〜63.2万円
「G ターボパッケージ」 21.7万円〜36.8万円
「G Lパッケージ」 19.6万円〜67.3万円
「G ターボ Lパッケージ」 54.5万円〜74.3万円
「2トーンカラースタイル G Lパッケージ」 52.2万円〜70.7万円
「2トーンカラースタイル G ターボ Lパッケージ」 56.4万円〜77.3万円
「G Aパッケージ」 28.9万円〜54.5万円
「G ターボ Aパッケージ」 33.5万円〜67.4万円
「2トーンカラースタイル G Aパッケージ」 31.3万円〜61.5万円
「2トーンカラースタイル G ターボ Aパッケージ」 37.9万円〜69.1万円
「G SSパッケージ」 31.3万円〜73.7万円
「G ターボ SSパッケージ」 35.0万円〜78.4万円
「G Lパッケージ SSパッケージ」 51.9万円〜64.0万円
「G SSブラックスタイルパッケージ」 63.7万円〜74.1万円
「G ターボ SSブラックスタイルパッケージ」 63.3万円〜76.5万円
「2トーンカラースタイル G SSパッケージ」 41.6万円〜76.0万円
「2トーンカラースタイル G ターボ SSパッケージ」 47.1万円〜79.8万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
初代N-BOX カスタムでは基本的なグレードとして次のグレードがラインナップされていました。
・「G」:ベースグレード
・「G Lパッケージ」:アルミホイールを装着した上級グレード
・「G ターボパッケージ」:ターボエンジンを搭載したパワフルな走りが魅力のグレード
2013年のマイナーチェンジにおいて、「G・Lパッケージ」「G・ターボパッケージ」の名称は、それぞれ「G・Aパッケージ」および「G・ターボAパッケージ」に変更されています。
また、特別仕様車として、次のグレードがラインナップされました。
・「G SSパッケージ」:「G」タイプをベースにリア右側パワースライドドアなどを装備した特別仕様車。ブラック塗装の14インチアルミホイールも採用されています。
・「G ターボ SSパッケージ」:「G・ターボパッケージ」にディスチャージヘッドライトHIDなどを装備した特別仕様車。ナビ装着用スペシャルパッケージとして、次のアイテムが装備されていました・
・リアワイドカメラ
・リア2スピーカー
・マイクロアンテナ(ワンセグTV対応)付き
2タイプともに共通した装備として、ピアノブラック調ガーニッシュ付き本革巻ステアリングホイール(専用シルバーステッチ)や運転席ハイトアジャスター(ラチェット式)が採用されています。
各グレードにおいて、ターボエンジンを搭載しているグレードは未登載グレードと比較して人気が高く、総じて買取相場価格も高く設定されているようです。なかでも「2トーンカラースタイル G ターボ SSパッケージ」は特別仕様車としての希少性も加味されて、初代モデルの中で最も査定額が高くなっています。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|79.8万円
ブラック|68.0万円
グレー|57.0万円
シルバー |50.2万円
ブルー|58.7万円
レッド|68.0万円
ガンメタ |59.0万円
グリーン|52.6万円
オレンジ|32.9万円
パープル|63.5万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
初代N-BOX カスタムではベーシックなカラーも人気ですが、レッドやパープルといった個性豊かなカラーリングも人気が高いようです。
また、初代N-BOX カスタムで展開されていたボディカラーは次の通りです。
【メーカー標準】
・クリスタルブラック・パール
・スマートブラック
・ポリッシュドメタル・メタリック
・アラバスターシルバー・メタリック
・カトラリーシルバー・メタリック
・ミラノレッド×ブラック
【メーカーオプション】
・プレミアムゴールドパープル・パール
・プレミアムディープロッソ・パール
・プレミアムダイナミックブルー・パール
・プレミアムホワイト・パール
・プレミアムフレイムオレンジ・メタリック
・プレミアムホワイト・パール×ブラック
モデル概要
ここから初代N-BOX カスタムのモデル概要について紹介します。
初代モデルから、新開発された「S07A」型エンジン直列3気筒DOHCにCVTを設定したエンジンが採用されました。動力性能は最高出力43kW(58馬力)/7,300rpm、最大トルク65Nm(6.6kgm)/3,500rpmです。アイドリングストップも初代モデルのエンジンから搭載されています。
開発段階から革新を目指したプラットフォームを実現させるため、車のコア部分の開発には試行錯誤が繰り返されています。初代フィットから採用されておなじみとなっているホンダ独自の「センタータンクレイアウト」と、新たに発想された「ミニマムエンジンルーム」を取り入れたことで、N-BOX カスタムは誕生しました。
室内長はゆとりある空間が特徴で、N-BOX カスタムではクラストップになる1150mmのタンデムディスタンスと同時に、広大なラゲッジスペースを実現しています。従来の軽自動車では、後席の前後スライドによって乗員空間とラゲッジスペースの広さの使い分けが一般的でした。一方で、N-BOX カスタムでは、後席の前後スライドが必要なくなったことで、座面のチップアップとダイブダウン格納が採用されています。その結果、センタータンクレイアウトが生み出す低いフロアとの組み合わせによって、これまでにない多彩な使い勝手を実現しています。
先代モデルとの比較
JF1、2系のN-BOX カスタムは初代であり、先代はありません。2011年の誕生から多くの方に愛される車として長きにわたる人気車としての歴史はこの代からスタートしました。
※本記事は、2024年7月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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車を高く買い取ってもらうコツや下取り、売却手続きに関する様々な疑問にお答えしていきます。
ホンダ N-BOXカスタム(令和6(2024)年9月)カタログ・スペック情報(現行モデル)
ボディタイプ | 軽-RV系 |
---|---|
ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 4名 |
型式 | 6BA-JF6 |
全長×全幅×全高 | 3395x1475x1815mm |
ホイールベース | 2520mm |
---|---|
トレッド前/後 | 1305/1305mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1830x1350x1400mm |
車両重量 | 1030kg |

ホンダ N-BOXカスタム の他グレード詳細
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