車検が高くなるのは、年式が古い、過剰な整備、部品が高額など色々な原因があると考えられます

車検が高くなるのは、年式が古い、過剰な整備、部品が高額など色々な原因があると考えられます
車検費用は、車種や車検を請け負う業者によって差が出てきます。それでも高くても10~15万円位で収まるのが一般的です。

それ以上の高額になる原因としては、車の年式が古いことが挙げられます。古い車は税金も増額され、交換部品の数も増えるので工賃と部品代がかさむからです。

更に、エンジンなど主要部分の大きな部品を交換すると、高くつくことがあります。また、車検は十分通るレベルに整備されているにも関わらず、もっと質の高い整備を目指して業者が勝手に過剰整備を行った場合も車検費用が高くついてしまいます。

車検費用を抑えるには、過剰整備にならないように整備の範囲を指示するもしくは説明を受けることが大事です。更に自分でできる範囲で整備を行い、部品も安いもので交換をお願いすると費用を抑えられます。

また、古い車に関しては買い替えも検討しましょう。

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年式が古い車は、自動車重量税が増えて部品交換費用もかさみます

年式が古いと税金が高くなる

車検にかかる費用の内訳は、法定費用と車検基本費用、部品交換費用となっています。年式の古い車は、これらの費用が通常の車よりも高くなる傾向にあると言われています。

まず、法定費用というのは、車検の諸費用とも呼ばれています。主に、自動車重量税と自賠責保険料、検査手数料の3つです。

この中で、年式が古い車だと自動車重量税が高くなる場合があります。自動車重量税は車両の重量に応じて課税される国税の一種です。

ただし、車両重量以外にも年式によって税額が引き上げられます。まず新車登録から13年を経過すると、高くなります。

通常は、軽自動車は6600円、総重量が0.5トンまでは8200円、1トンまでは1万6400円、3トンまでが最大で4万9200円というように決まっています。それが13年経過すると軽自動車で20%、普通車で39%も増税されるのです。

その結果、軽自動車が8200円、総重量0.5トンまでが1万1400円、1トンまでが2万2800円、最大で3トンまでだと何と6万8400円になってしまいます。例えば12年目と13年目では1年しか変わらないのに、自動車重量税でいうと数万円違ってくる場合もあるのです。

更に、新車登録から18年が経過するともっと増税され、税率が33%も上がります。こうなると、車検を受けるだけでも年式の古い車は税金を納める時点で高くつくということが分かります。

部品代と工賃も高くつく

車検を受ける前に、車検で保安基準をクリアしなければ再度受け直しになるので、点検と整備を行います。通常は、車検を請け負う業者は便宜上法定24ヶ月点検を行い、必要な箇所を整備してから検査場へ車を運び、車検の手続きをします。

年式の古い車だと、長年車を使っているだけで消耗が激しいことが予想されます。この点検、整備の時点でエンジンやブレーキ、タイヤなどの部品の摩耗や劣化、損傷がひどく、また修理箇所がどうしても多くなるので部品代がどんどんかさんでくるのです。

また、オイル交換などの消耗品の交換も合わせると数万円から、ひどいと数十万円は費用がかかってしまう可能性も否めません。丁寧に乗っていても、年月が経つとどうしても部品は劣化してしまいます。

逆に、年式が古くなると、新車の時のように丁寧に扱えずに、雑に運転してしまう人もいるでしょう。ちょっと調子が悪いところがあっても、古いから仕方ないと放置する場合もあるはずです。

そうなると、余計に劣化は進んで修理箇所も車検の回数を重ねるごとに増えてしまいます。

高額な部品の交換や過剰整備も要因とされています

高額な部品の交換や過剰整備も要因とされています
交換部品が高い

通常車検は車種や業者によってかかる費用が違いますが、大体高くても10~15万円くらいに収まるのが一般的です。それなのに、例えば20万円、30万円になってしまうと、明らかに高いと言えるでしょう。

その理由としては、交換した部品が主要なもので、高額であったことが考えられます。ブレーキパッドやオイル交換などの消耗品の交換だと数千円程度で済みます。

しかし、エンジン回りの大きな部品に損傷が見られる場合は、部品によっては10万円以上するものもあります。1つ交換するだけでも、車検の総額費用に影響してくるのです。

ただ、きちんと修理しないと車検に通らないので、車検に合格するためには致し方ない処置だと言えるでしょう。また、車検費用の中で、車検基本費用は点検料や事務手数料などが含まれます。

業者によっては利益を得るために手数料をやや高めに設定しているところもあります。

過剰整備による

車検前の法定24ヶ月点検では、車検に合格するように細かく車を点検整備します。ただ業者によっては、車検で重視される保安基準を満たしているにも関わらず、より質の高い整備を求めて、今回はさほど必要のない整備を加えることがあります。

もちろん、より安全性を高めるためには業者に完璧な整備を行ってもらうのが理想です。しかし、言われるがままに任せていては車検費用がどんどん膨れ上がってしまいます。

予め見積もりを出してもらい、安全面機能面で本当に今回必要な整備なのかきちんと説明を受ける必要があります。

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車検費用を抑えるには、費用の見積もりをとるなどの方法が効果的だとされています

業者の見積もりを取る

車検を依頼できる業者がたくさんあり、ディーラーはもちろんカー用品店や自動車整備工場、ガソリンスタンド、車検専門業者など様々です。中でも、ディーラーはプロの目で厳しくチェックしてくれるので安全面では安心できます。

しかし、どうしても手数料が高くなり、交換する部品もメーカーの純正品を使うので費用が割高になってしまいがちです。他のお店や業者も、それぞれの車検費用に差があるので、近くの業者にいくつか見積もりをお願いしてみましょう。

見積書を比較して、安すぎず、高すぎない平均的な価格の業者に依頼するのが妥当です。安すぎるのも後で追加の料金を請求される可能性があるので注意しましょう。

自分で必要な整備を指示する

車検の費用を少しでも抑えるためには、点検や整備を業者任せにしてしまっては、過剰整備のが行われる可能性があります。点検や整備の段階でどの程度までやってもらうか、具体的に伝えることが大事です。

車に詳しくないので指示できない場合は、せめてどういった整備を行うのか事前に少しでも説明を聞きましょう。また、あまりに高額な部品の交換となる場合は、交換前に連絡してもらい、説明を受けると納得しやすいです。

できれば、自分でパーツを購入し、使ってもらえるかを確認し、もし可能であれば費用の節約になります。業者に任せてしまうと、メーカーの純正品を使う場合があります。

純正品はどうしても高額になりがちなので注意しましょう。部品のランクが選べるなら、業者側と相談して交換する部品を決めるとよいです。

本当に必要な整備に絞るだけでも、車検の費用が高額になるのを防ぐことができます。

年式の古い車は買い替えも検討しましょう

年式の古い車は買い替えも検討しましょう
車の買い替えを検討

年式の古い車の車検は、自動車重量税が加算され、しかも故障、劣化部位が多いので、部品交換費用がかさんでしまうでしょう。車検は2年ごとに期限がくるので、2年に1回高額な費用を支出していくのはもったないような気がします。

また、年々修理箇所が増えて、部品の劣化などが激しくなると、点検整備しても、次回の車検は通らない可能性もあります。また、エンジンが劣化すると燃費も悪くなるので、給油回数も増えるためガソリン代も年々かさんでくることになります。

愛車を大切にして、修理しながら長年乗り続けるのも素敵ですが、費用のことを考えると思い切って手放し、新しい車に乗り換えることも検討してもいいかもしれません。新車だと高くつく場合は、状態の良い中古車や展示車などの新古車なら割安な価格で購入できる車種もあるので考えてみましょう。

買取業者を選ぶ

車を買い替えるには、年式が古い車だと買取してもらえないのではと不安になりがちです。しかし買取業者によっては買取額がつく場合があります。

また、車としての価値がなくても廃車専門の買取業者なら、解体して使えそうなパーツを取り出して、バーツだけ売る、修理して海外に輸出する、スクラップにして鉄くずとして売るなど利益を出すための手段が色々あるので、買取額がつくかもしれません。車を購入するディーラーに下取りに出してしまいがちです。

しかしその前、少しだけ手間をかけて業者を探せば多少お金になる可能性もあります。

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(まとめ)車検費用が高くなるのはどんなケースなの?

1.車検が高くなるのは、年式が古い、過剰な整備、部品が高額など色々な原因があると考えられます

車検費用が高くなるのは、車検前の点検、整備における過剰整備や交換部品が高額であることが原因とされています。また、年式の古い車は自動車重量税が高くなり、更にメンテナンスで交換する部品が多いのでトータルの車検料が高くなると考えられます。

2.年式が古い車は、自動車重量税が増えて部品交換費用もかさみます

車の年式が古く、登録から13年以上経過すると車検時に納める自動車重量税が増額されます。更に、古いとどうしても車の状態が悪くなり、メンテナンスする部位が増えるので部品交換費用もかさむ傾向にあります。

3.高額な部品の交換や過剰整備も要因とされています

車検の費用が高くなるのは主要部分の部品を交換し、それが高くついたことが考えられます。また、車検に必要な保安基準を十分満たしているのに、質を高めるため過剰な点検、整備が行われたことも要因の一つと言えます。

4.車検費用を抑えるには、費用の見積もりをとるなどの方法が効果的だとされています

車検費用は、業者によって違ってくるので少しでも安く済ませるには見積もりをとって金額を比較するのが良いとされています。更に、過剰整備にならないように、自分でできる部分は整備を行い、業者のいいなりにならずにきちんと説明を受けましょう。

5.年式の古い車は買い替えも検討しましょう

年式の古い車は、部品などの消耗、劣化が年々激しくなるので車検を通すのが大変であり、税金も増額されます。車検を受けるよりは、買い替えた方が長い目で見てお得になるので、乗り換えも検討してみましょう。

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