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フォレスターの買取相場の特徴や傾向
スバルのフォレスターはミドルクラスSUVとして、スバル車から販売されているSUVのフラッグシップモデルです。1997年の販売開始から第一線で輝き続けており、根強い人気のある車だからこそ、リセールバリューの高さが期待できます。また、今までに4回のフルモデルチェンジが施されており、各世代で多数のグレードが展開されてきました。そのため、フォレスターと一口にまとめても、グレードごとに売買の傾向は異なります。
ここでは各世代における買取相場の特徴や傾向について紹介します。
【5代目フォレスター(SK系)】
5代目フォレスターは現行モデルとして人気の高い車です。スバルの先進安全技術であるアイサイトが搭載されたグレードもあり、スバルらしい走行性能の良さと安全性を両立したバランスの良い世代です。市場に投入されてから年数が経っておらず、直近に近い製造年数の車両であれば買取査定額も下がりにくい傾向にあるため高額な査定額も期待できるでしょう。
【4代目フォレスター(SJ系)】
4代目フォレスターは2012年から2018年まで販売されました。初期の車両であれば、販売開始から10年以上経過しており、走行距離がかさんだ車両もあるため高額な買取査定額への期待は薄くなっています。一方で後期の車両であれば年数があまり経っておらず、走行距離もかさんでいない車両であれば高額な査定額が期待できるでしょう。
【3代目フォレスター(SH系)】
3代目フォレスターは、2007年から2012年まで販売されました。この世代になると初期であろうと後期であろうと販売開始から10年以上経過しているため、走行距離のかさんでいない状態の良い車両を見つけることが困難になってきます。そのため、状態の良い車両であれば、同世代の車の中でも高めの査定額がつくかもしれません。また、この世代から新車登録後から13年以上経過する車両が出てくるため、自動車保険額が値上がりします。税金を抑えたい場合は売却を検討してみても良いかもしれません。
【2代目フォレスター(SG系)】
2代目フォレスターは2002年から2007年まで販売されました。立体駐車場に止められる全高のグレードが登場するなど、日常使いに特化した印象のある世代です。そのため、販売開始から相当の年月が経過しているものの、いまだ根強いファンがついています。とはいえ、経過した年数に応じた買取査定額になるため、高額売買は期待できないでしょう。
【初代フォレスター(SF系)】
初代フォレスターは1997年から2002年まで販売されました。販売開始から30年近く経過しているため、状態の良い車両が存在している可能性が低く、市場での流通量も少ない傾向です。そのため、買取査定額がつかない車両も少なからずあるでしょう。
フォレスターを高く買い取ってもらうプラス査定要素
ここからはフォレスターを高く買い取ってもらうための5つのポイントを紹介します。ポイントを把握して、高価買取を目指しましょう。
【ポイント①:走行距離】
車の買取査定に重要なポイントに走行距離があげられます。
走行距離の目安は1年に1万kmとされており、製造年から現在に至るまでの年数からおおよその標準的な目安が決められます。そのため、目安から大きく超過するような過走行気味の車両については買取査定額も低くなる傾向が強いでしょう。
また、走行距離がかさんでいけば、その分車両に与えるダメージも少なくありません。ダメージが蓄積した車両であれば故障リスクも上がるため、結果として査定時に買取価格が抑えられるでしょう。
今後売買を検討しているのであれば早めの査定依頼をおすすめします。
【ポイント②:特別仕様車】
特別仕様車か標準グレードかも査定額に与える影響は小さくありません。
各世代に用意された特別仕様車は通常グレードと異なり新車購入価格も高額です。その理由は、特別仕様車は標準グレードよりも装備内容が高級であったり、高性能であったりと、優れているためです。その結果、中古車になったとしても、装備の充実差が買取査定額に影響します。
また、仕様によってはグレード間の価格差以外にも人気の高さによってリセールバリューは異なります。フォレスターであれば、初代から4代目まで展開されていた「STI」グレードは、各世代の他のグレードよりも性能が高く、走行性能を重視するスバルユーザーの中でも特に人気の高いグレードです。
【ポイント③:ボディカラー】
人気の高いボディカラーであればニーズも高く、その結果買取査定額も高額になりがちです。
多くの車種で人気の高いボディカラーは、万人受けのするホワイト系やブラック系、グレー系です。フォレスターにおいても、ホワイト系やブラック系の人気は高いでしょう。さらに、フォレスターはSUVだからこそ、アウトドアで使用する機会が多く、そのためレジャーにおいても映えるようなカラーリングも人気が高くなっています。特に、ベージュ系やブラウン系のボディカラーはホワイト系やブラック系に負けないほどの査定額がつくこともあるでしょう。
【ポイント④:内装・外装】
内装・外装がキレイであれば査定額は下がりにくいでしょう。
ボディに細かな傷やへこみがあるなど、外装に難がある場合は査定額が下がる傾向にあります。また、内装においてもシートの汚れやパーツの破損はマイナスポイントです。さらにタバコやペットの臭いなども査定額に悪い影響しか与えません。そのため、高価査定を狙うのであれば査定前に清掃を行いましょう。
【ポイント⑤:メンテナンス状況】
メンテナンスを適切に行うことは査定額にプラスの影響を与えます。
適切なメンテナンスや定期点検をもれなく実施していれば、車のコンディションも良く、良い状態をキープできます。車へのダメージが少なければ少ないほど査定額は上がっていくため、メンテナンスが怠らないようにしましょう。また、メンテナンス記録や整備手帳も更新できていれば車両の品質保証にもなるため、点検のたびに忘れず情報更新しましょう。
2018年式5代目フォレスター(SK系)の買取相場
発売時期:2018年7月~(平成30年7月~)
形式:4BA-SK5、5AA-SKE、5BA-SK9
ここからは現行モデルである5代目(SK系)フォレスターについて、様々な項目ごとに買取相場を紹介します。今回紹介するのは、走行距離、グレード、ボディカラー3つの観点での相場です。所有するものの情報を調べ、実際の金額を把握しましょう。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|282.4万円
30,000km|235.4万円
50,000km|122.9万円
70,000km|82.6万円
100,000km|31.3万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
現行モデルであれば年式も新しく、走行距離もかさんでいません。そのため、買取査定額も新車価格からそれほど落ちないでしょう。一方で、車に乗る機会が多くロングドライブの回数が多い方であれば過走行を気にしておきましょう。一般的に1年間の走行距離は1万kmがひとつの目安とされています。年式に応じた走行距離を超過していれば査定額にマイナスの影響を与えます。
グレードごとの買取相場
「ツーリング」 123.4万円〜229.4万円
「X-ブレイク」 〜294.2万円
「プレミアム」 152.8万円〜181.4万円
「アドバンス」 〜295.7万円
「スポーツ」 260.7万円~310.6万円
「STIスポーツ」 ー万円
「X-エディション」 182.7万円
「XT-エディション」 ー万円
「STIスポーツ ブラックインテリアセレクション」 ー万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
基本的なグレードは「ツーリング」、「X-ブレイク」、「プレミアム」、「アドバンス」の3種類です。この中でも「アドバンス」はフルモデルチェンジの2か月後である2018年9月にラインナップ入りしました。その後、2020年10月に「スポーツ」を追加。2022年8月に「STIスポーツ」が追加。特別仕様車は「X-エディション」、「XT-エディション」、「STIスポーツ ブラックインテリアセレクション」の3種類が設定されています。
「X-エディション」グレードは「プレミアム」グレードがベースになっています。18インチのガンメタリック塗装のアルミホイールやダークメッキの加工を施したフロントグリル、フォグカバーなど精悍な印象のエクステリアパーツが特徴です。フォレスターのSUVらしいデザインに非常にマッチしており、人気も高いグレードです。
次に「XT-エディション」グレードは、スバルAWD車誕生50周年記念特別車として「スポーツ」グレードをベース設計されました。アウトドアで使い勝手の良いアイテムを装備している点が特徴で、北米向けモデルで採用されたボディカラーである「ガイザーブルー」が日本仕様車として初めて設定されました。
「STIスポーツ ブラックインテリアセレクション」は2024年4月に新登場したグレードです。「STIスポーツ」の上質さとスポーティさをさらに際立たせた設計が光っており、「オフショアブルー・メタリック」を、フォレスターとして初めて専用色として設定するなど、特別感が演出されています。
一方で、「STIスポーツ」「XT-エディション」「STIスポーツ ブラックインテリアセレクション」はラインナップに追加された時期が2022年以降と最近であるため、中古車買取実績が少なく相場の価格は不明でした。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|310.6万円
ブラック|254万円
グレー|279.9万円
シルバー |297.1万円
ブルー|233.9万円
レッド|219.3万円
グリーン|235.7万円
ブラウン|243.4万円
ガンメタ|295万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
現行モデルで人気の高いボディカラーは、万人受けするホワイト系やグレー系、ベーシックなシルバー系です。一方で、SUVらしい無骨な印象を与えるガンメタ系のカラーも人気であり、高額な査定額が狙えるでしょう。
現行モデルのカラーバリエーションは以下の通りです。
【メーカー標準】
・クリスタルブラック・シリカ
・ジャスパーグリーン・メタリック
・カスケードグリーン・シリカ
・ブリリアントブロンズ・メタリック
・オータムグリーン・メタリック
・マグネタイトグレー・メタリック
・ダークブルー・パール
・ダークグレー・メタリック
・セピアブロンズ・メタリック
・アイスシルバー・メタリック
・ホライゾンブルー・パール
・サファイアブルー・パール
【メーカーオプション】
・クリムゾンレッド・パール
・ガイザーブルー
・オフショアブルー・メタリック
・クリスタルホワイト・パール
モデル概要
現行モデルのフォレスターは5種類のグレードと3種類の特別仕様車が用意されており、最上位グレードは「STI Sport」グレードとされています。
2.0Lガソリンエンジンに電動モーターを組み合わせた「e-BOXER」を搭載したマイルドハイブリッドは、走行性能と低燃費性を実現しており、昨今の燃料高の影響もあり非常に人気の高いエンジンタイプです。この他には1.8L直噴ガソリンターボエンジンが設定されており、2種類のパワートレインが展開されています。
また、新世代の安全性能である「アイサイト コアテクノロジー」が全車に標準装備されており、すべてのグレードが「サポカーSワイド」の認定も受けているなど、安全性の高さも期待できます。
内装においては、509L~520Lの広大なラゲッジスペースが特徴です。レジャー使いのイメージが強いSUVだからこそ、荷物の積載性能は重要なポイントでしょう。後部座席のシートアレンジによっては長尺物も積載できる点も人気の高さの秘訣です。その他にはグレードごとに採用されるシート材が異なる点も特徴です。グレードが上位になるにつれて高級なナッパレザーが採用されるため、上質な室内を体験できます。
先代モデルとの比較
先代モデルから現行モデルにモデルチェンジした際の変更点は次の通りです。
【スタイル】
エクステリアデザインは先代モデルに近しいものの、ボディサイズが大きくなりました。また、ボディサイズの変化に合わせてガラス面積も変更されています。ガラス面積が多少広くなったため、運転時の視認性も向上し、今まで以上に運転のしやすい車になりました。
【動力性能と燃費】
ベースとなるエンジンの総排気量が2.0Lから2.5Lに増加しています。そのため、どの速度域においても余裕のある加速を実現しました。この結果、カタログ上の燃費は多少悪化したものの、実燃費は大きく変わらないため、動力性能が進化したといえるでしょう。また、ガソリン車とは別にe-BOXERが搭載されたマイルドハイブリッドエンジン車も設定されました。
【ハンドリングと悪路走破性】
現行モデルから高いボディ剛性を持つSGP(スバルグローバルプラットフォーム)が採用されています。その結果、高速道路などでの走行安定性が向上しました。また、悪路などで使うX-MODEにスノー&ダートとディープスノー&マッドが加わったことで悪路走破性も向上しています。
2012年式4代目フォレスター(SJ系)の買取相場
発売時期:2012年11月~(平成24年11月~)
形式:DBA-SJ5、DBA-SJG
ここからは先代モデルの4代目フォレスター(SJ系)について、様々な項目ごとに買取相場を紹介します。今回紹介するのは、走行距離、グレード、ボディカラー3つの観点での相場です。所有するものの情報を調べ、実際の金額を把握しましょう。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|116.1万円
30,000km|96.7万円
50,000km|50.5万円
70,000km|33.9万円
100,000km|12.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
4代目フォレスターは市場に投入されてから10年以上経過しています。そのため、走行距離がかさんでいる車両も多く、多走行気味の車両については買取査定額もあまり期待はできないでしょう。一方で、走行距離が少なければ100万円前後の査定額は期待できそうです。これから車の売買を検討している方がいる場合、走行距離がかさむ前に売却を検討しましょう。
グレードごとの買取相場
「2.0 i」 16.5万円〜72.3万円
「2.0 i-L」 21.6万円〜102.1万円
「2.0 i-L アイサイト」 27.9万円~107.9万円
「2.0 i-s アイサイト」 35.4万円〜48万円
「2.0 XT」 ~48.2万円
「2.0 XT アイサイト」 44.6万円~115.8万円
「2.0 XT アイサイト アドバンテージライン」 60.9万円
「X-ブレイク」 35.6万円~294.2万円
「S-リミテッド」 55.7万円~117.9万円
「ts」 31.7万円~142.3万円
「2.0 i-L アイサイト プラウドエディション」 55.2万円
「2.0 XT アイサイト ブラウンレザーセレクション」 119.2万円~138.6万円
「S-リミテッド ブラウンレザーセレクション」 114.2万円~133.8万円
「スタイルモダン」 84.4万円~112.3万円
「X-ブレイク カラーアクセント仕様」 116.7万円~119.9万円
「S-リミテッド スマートエディション」 114万円~117.2万円
「2.0 XT アイサイト スマートエディション」 117.8万円~121.1万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
4代目フォレスターは「2.0 i」をエントリーグレードとし、各世代と比較しても多数のグレード構成を揃えている世代です。基本的にはオートマチック車が展開されていましたが、「2.0 i-L」グレードは唯一のミッション車として販売されていました。
また、4代目は多数の特別仕様車を取り揃えていました。その中でも2013年12月に登場した「X-ブレイク」グレードは2017年に至るまで続いたロングセラー商品であり、中古車市場においても人気の高いグレードです。
ベースは「2.0 i-L アイサイト」であり、以下の装備がプラスされています。
・撥水ファブリックシート
・オレンジステッチ
・撥水カーゴフロアボード
・シルバールーフレール
SUVらしいアウトドア仕様の装備かつ、スポーティな印象を与えるオレンジステッチが絶大な人気を博しました。また、さらに上位グレードとして「X-ブレイク カラーアクセント仕様」グレードが展開されています。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|261.8万円
ブラック|294.2万円
グレー|260万円
シルバー |234.1万円
ブルー|270.8万円
レッド|201万円
ブラウン|257.5万円
グリーン|212.7万円
ワインレッド|232.7万円
ガンメタ|135.9万円
パープル|104.8万円
オレンジ|100.5万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
4代目フォレスターはカラーバリエーションも豊富ですが、定番色のブラックは最も人気の高いカラーといえます。SUVらしい見た目にマッチするブラックは精悍な印象に仕上がる点が人気の要因でしょう。また、ブルー系やブラウン系の個性的なカラーも人気を博しています。アウトドア使いをする車である分、景色の中でも映える色味が好まれているのかもしれません。
4代目フォレスターのカラーバリエーションは以下の通りです。
【メーカー標準】
・クリスタルブラック・シリカ
・ジャスミングリーン・メタリック
・ダークブルー・パール
・ダークグレー・メタリック
・セピアブロンズ・メタリック
・アイスシルバー・メタリック
・クォーツブルー・パール
・タンジェリンオレンジ・パール
【メーカーオプション】
・ヴェネチアンレッド・パール
・クリスタルホワイト・パール
モデル概要
4代目フォレスターは7種類のグレードが設けられており、特別仕様車も合わさると歴代最多のグレード数を誇っています。
プラットフォームはインプレッサと共有のモノコックフレーム構造が採用されており、スバル独自のリニアトロニックCVTを搭載しています。
また、スバルの先進安全機能である「アイサイト」も採用。4代目フォレスターはアイサイトのバージョンが前期と後期で異なっており、Ver.2からVer.3に同モデル内で進化したことで、次の機能が追加されています。
・アクティブレーンキープ
・プリクラッシュブレーキ
・クルーズコントロール
また、オプションとして次の機能も追加できたため、機能が充実した車両の査定額は高額になるでしょう。
・スバルリアビークルディテクション(死角検知機能、車線変更支援、後退時支援)
・アダプティブドライビングビーム(無段階ハイビーム)
このように、大きな進化の流れの中でも細かな進化を繰り返した世代が4代目(SJ系)でした。
先代モデルとの比較
3代目から4代目にモデルチェンジした際の変更点は次の通りです。
【エンジン】
3代目から4代目にモデルチェンジされる際にパワートレインが一新されました。4代目においては、FA20型2.0L水平対向4気筒直噴ターボ「DIT」エンジンと、FB20型2.0L水平対向4気筒NAエンジンの2種類です。後者には6速MTとの組み合わせも設定されていますが、新世代のチェーン式CVT「リニアトロニック」が主力のトランスミッションとして位置づけられました。
【運転機能】
4代目になりスバル独自のステレオカメラを用いた先進運転システム「アイサイト(Ver.2)」の搭載車種が初めて登場しました。
【走行性能】
油圧多板クラッチを用いて前後トルク配分を電子制御する「アクティブトルクスプリットAWD」が採用されたことで、エンジン・CVT・AWD・VDCなどを統合制御し悪路走破性を高める「X-MODE」が登場しました。また、急な下り坂で低い車速を維持する「ヒルディセントコントロール」も初めて設計されています。
2007年式3代目フォレスター(SH系)の買取相場
発売時期:2007年12月~(平成19年12月~)
形式:CBA-SH5、CBA-SH9、DBA-SH5、DBA-SHJ
ここからは3代目フォレスター(SH系)について、様々な項目ごとに買取相場を紹介します。今回紹介するのは、走行距離、グレード、ボディカラー3つの観点での相場です。所有するものの情報を調べ、実際の金額を把握しましょう。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|ー万円
30,000km|ー万円
50,000km|ー万円
70,000km|87万円
100,000km|51万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
3代目は販売開始から10年以上年数が経過しているため、走行距離の少ない車両は少なく、買取査定額も低くなる傾向です。また、10万km以上走行している車両が市場に多く出回っています。目安の相場金額は、2009年製であれば走行距離が12万kmで45万円でした。
グレードごとの買取相場
「2.0 X」 4.1万円〜17.8万円
「2.0 XS」 4.3万円〜23.5万円
「2.0 XT」 4.3万円〜48.2万円
「2.0 X フィールドリミテッド」 18.1万円~21.1万円
「2.0 X フィールドリミテッドII」 27.6万円
「2.0 XSスタイル」 19.6万円~21.8万円
「2.0 XS プラチナセレクション」 12.8万円〜24.8万円
「2.0 XS プラチナレザーセレクション」 14.3万円~18.8万円
「2.0 XS ブラックレザーリミテッド」 15.1万円~18.7万円
「2.0 XT プラチナセレクション」 14.3万円~23.2万円
「2.0 XT プラチナレザーセレクション」 15.5万円~20.8万円
「2.0 XT ブラックレザーリミテッド」 16.7万円~20.4万円
「スポーツリミテッド」 16.3万円~19.1万円
「Sエディション」 25.2万円~30.9万円
「tS」 31.7万円~
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
3代目フォレスターはベーシックモデルの「2.0 X」グレード、スタンダードモデルの「2.0 XS」グレード、ツーリングモデルの「2.0 XT」グレードを核に展開されています。また、各グレードに特別仕様車が設定されており、「XS」グレードと「XT」グレードについては、プラチナセレクション、プラチナレザーセレクション、ブラックレザーリミテッドの3種類が用意されていました。
さらに後期モデルに該当する「Sエディション」は、「XT」グレードをベースにしながらTSIの専用パーツを採用したフォレスター初の5速ATとして人気を博しました。さらにSTIチューニングが施されえた「tS」グレードは買取査定額も高額が狙えるグレードです。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|31.7万円
ブラック|28.6万円
グレー|18.1万円
シルバー |25.6万円
ブルー|26.8万円
レッド|17.4万円
グリーン|29万円
ガンメタ|14.9万円
ブラウン|29万円
ワインレッド|11.2万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
3代目フォレスターもベーシックなホワイト系やブラック系のボディカラーが高い人気を誇っています。また、アウトドア色の強いグリーン系やブラウン系もデザインにマッチしたカラーとして人気が高い傾向です。これらのボディカラーであれば、同世代における他ボディカラーの車両よりも高い査定額がつけられるでしょう。
3代目フォレスターのカラーバリエーションは次の通りです。
【メーカー標準】
・オブシディアンブラック・パール
・ダークグレー・メタリック
・セージグリーン・メタリック
・スパークシルバー・メタリック
・スティールシルバー・メタリック
・パプリカレッド・パール
・ニューポートブルー・パール
・WRブルー・マイカ
・トパーズゴールド・メタリック
・サンライトゴールド・オパール
【メーカーオプション】
・カメリアレッド・パール
・サテンホワイト・パール
モデル概要
3代目フォレスターのトランスミッションは4AT、5AT、5MTの3種類が設定されています。エンジンは前期型がEJ20型およびEJ20型ターボ、後期型がFB20型およびFJ25型ターボが設定されており、2.5Lターボモデルのみ5ATであるのが特徴です。余裕のある走りやターボラグが改善されたことで走行性能が格段に向上しています。
また、AWDシステムはアクティブトルクスプリットAWDが採用されており、クロカン要素を考慮し、走行安定性が高いシステムが導入されています。前後駆動力配分を前60:後40にすることで、FF寄りのセッティングとし、滑りやすい路面での走行安定性を実現しました。
エクステリアデザインはインプレッサと同じ「鷹の目」デザインがフロントのヘッドライトに採用されたことで、ヘッドライトとグリルが一直線になり、安定感を醸し出すデザインに仕上がっています。
インテリアについてはレガシィに近いデザインが採用されました。セレクトレバーやエアコンは直感的な操作ができる配置になっています。また、車両全体がインプレッサをベースに設計されていましたが、ホイールベースを軸に車両サイズが拡大されているため広々とした空間が特徴です。
先代モデルとの比較
2代目から3代目にモデルチェンジした際の変更点は次の通りです。
【ボディ】
3代目のボディデザインは2代目と同様にインプレッサをモチーフにしつつ、新しいエッセンスを追加しました。新しいシャシーのコンセプトである「SI-シャシー(SUBARU Intelligent-Chassis)」に基づき、高剛性ボディとしなやかな足回りを融合させた上、ボディサイズを一回り拡大しています。その結果、2代目までのステーションワゴン感の強いデザインから一転、車高が高く丸みを帯びたSUVらしいデザインに進化しています。
またボディサイズが拡大したものの、フロントトレッドを拡大させることでタイヤの切れ角を増やし、ボディサイズから比べると5.3mと優れた最小回転半径を実現させました。
【居住性】
前述しましたが2代目から3代目にモデルチェンジした過程で、ボディサイズは先代からそれぞれ全長75mm、全幅45mm、全高85~125mmほど拡大しています。ホイールベースについても90mmほど延長しました。
全長以上に大幅延長となったホイールベースによって、後席の足元が広くなっています。また、リアサスペンションにダブルウィッシュボーン式を取り入れたことで、後席にリクライニングシートが採用できました。結果として主に後席の居住性が大幅に改善されています。
2002年式2代目フォレスター(SG系)の買取相場
発売時期:2002年2月~(平成14年2月~)
形式:CBA-SG5、TA-SG5、TA-SG9
ここからは2代目フォレスター(SG系)について、様々な項目ごとに買取相場を紹介します。今回紹介するのは、走行距離、グレード、ボディカラー3つの観点での相場です。所有するものの情報を調べ、実際の金額を把握しましょう。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|ー万円
30,000km|ー万円
50,000km|ー万円
70,000km|ー万円
100,000km|20万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
2代目フォレスターは販売開始から20年以上経過した車両もあるため、中古車市場に流通している車両数も大幅に減っています。また、流通していたとしても走行距離がかさんだ車両しかなく、その結果、高額な買取査定額が期待できない状況です。
グレードごとの買取相場
「X」 3.7万円
「X 20」 4.1万円
「XT」 3.9万円〜6.1万円
「Xバックパックエディション」 3.0万円
「X 20 L.LBeanエディション」 4.3万円
「XT L.LBeanエディション」 4.2万円~7.2万円
「XT WR-リミテッド 2004」 3.9万円~6.1万円
「X 20 タフパッケージ」 4.1万円
「クロススポーツ」 4.0万円〜8.5万円
「クロススポーツa」 3.9万円~6.1万円
「クロススポーツ 2.0i」 6.2万円~15.3万円
「クロススポーツ 2.0T」 8.5万円~15.3万円
「クロススポーツ 2.0T スポーツ」 17.5万円
「クロススポーツSエディション」 13.2万円~15.9万円
「クロススポーツ 2.0i アルカンターラスタイル」
「STi バージョン」 49万円~63.1万円
「L.LBeanエディション」 8.0万円~12.8万円
「エアブレイク」 6.1万円~10.6万円
「10thアニバーサリー」 8.8万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
2代目におけるグレード展開は、エントリーグレードである「X」グレードや「X20」グレードに加えて、ターボエンジン搭載の「XT」グレードの3タイプがラインナップされました。
その後、「クロススポーツ」が追加されたり、「X」グレードをベースに装備の充実化を図った「Xバックパックエディション」グレードが追加されています。さらに、クロススポーツの派生形として「クロススポーツ2.0i」が追加され、ターボ版は「クロススポーツ2.0T」のグレード名に変更されました。
特別仕様車としては、「X20」グレードや「XT」グレードをベースとしたアウトドア志向の「L.L.Beanエディション」も設けられています。「XT」グレードをベースとした「エアブレイク」も登場しています。
スバルのハイパフォーマンスモデル「STI」シリーズは2.5Lターボを搭載しており、専用の6速マニュアル・トランスミッションも装備。パワーに余裕のあるスポーティな走りが特徴であり、今なお根強い人気を誇っています。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|63.1万円
ブラック|40.6万円
グレー|18.7万円
シルバー |21.5万円
ゴールド|39.2万円
ブルー|40.8万円
レッド|16.9万円
グリーン|14.5万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
2代目フォレスターにおいてもホワイト系は安定した人気の高さを誇っています。また、スポーティなグレード展開が旺盛だった2代目だからこそ、洗練された印象に仕上がるブルー系やブラック系も人気の高いボディカラーです。また、当時はゴールド系のカラーラインナップも設けられており、希少性の高さから相場金額も高額でした。
2代目フォレスターのカラーバリエーションは次の通りです。
【メーカー標準】
・ブラックトパーズマイカ
・オブシディアンブラック・パール
・ピュアホワイト
・プレミアムシルバーメタリック
・コアレッドメタリック/グレー
・ゼニスブルー・メタリックパール
・パシフィカブルーメタリック
・WRブルー・マイカ
・リーガルブルー・パール
・アクアブルー・メタリック
・ニューポートブルー・パール
・カーボングレーメタリック
・シルキーゴールドメタリック
・スティールシルバー・メタリック
・シャンパンゴールド・オパール
・ナチュラルグリーン・マイカ
・ガーネットレッド・パール
【メーカーオプション】
・ナチュラルグリーンメタリック
・カーボングレーメタリック
・サテンホワイト・パール
モデル概要
2代目フォレスターのスタイリングは、初代のイメージを受け継いだボクシーなフォルムが特徴です。3代目以降のSUVらしいスタイリングとは異なり、ステーションワゴンの要素が多分に盛り込まれています。
ボディサイズは大きく変わらず、サスペンション形式も4輪ストラット式が継続して採用されています。
採用されているトランスミッションは5速MTと4速トルコン式ATが用意されました。ブレーキは全車に以下の組み合わせが採用されています。
・フロント:ベンチレーテッドディスク式
・リア:ドラム式
また、2代目の中で行われたマイナーチェンジでは、立体駐車場にも入れる高さが特徴の、タウンユースを意識した「クロススポーツ」グレードが追加されました。
このシリーズには、以下の特別仕様車が販売されています。
・フォレスター クロススポーツ Sエディション
・フォレスター クロススポーツ アルカンターラスタイル
しかし、2代目以降はクロススポーツシリーズは設定されず廃止されています。
先代モデルとの比較
初代から2代目にモデルチェンジした際の変更点は次の通りです。
【軽量化】
2代目にモデルチェンジした中で、ボディサイズは大きく変わらないものの、パーツ等の見直しにより先代から20~30kgほど車両重量が軽量化されました。
【エンジン】
先代で採用されていたエンジン回りを見直すことで、踏襲する内容もある中で2.5リッターターボと6速MTを組み合わせた車両が登場しました。
【ユーティリティ】
ステーションワゴンのようなデザインは継続して引き継いだものの、マイナーチェンジの中でほとんどの機械式立体駐車場で使える全高1,550mmに抑えた仕様を追加しています。
1997年式初代フォレスター(SF系)の買取相場
発売時期:1997年2月~(平成9年2月~)
形式:E-SF5、GF-SF5、GF-SF9
ここからは初代フォレスター(SF系)について、様々な項目ごとに買取相場を紹介します。今回紹介するのは、走行距離、グレード、ボディカラー3つの観点での相場です。所有するものの情報を調べ、実際の金額を把握しましょう。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|ー万円
30,000km|ー万円
50,000km|ー万円
70,000km|ー万円
100,000km|ー万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
初代モデルは販売開始から30年以上経過した車両ばかりであるため、流通量も少なく査定額がつかない状況が多々あるようです。そのため、走行距離別の買取相場金額は不明です。
グレードごとの買取相場
「C/tb」 5.7万円〜8.0万円
「C/20」 3.5万円〜15.6万円
「C/20スペシャル」 13.7万円
「C/20スペシャルII」 12.7万円~15.9万円
「S/tb」 5.7万円〜17.1万円
「S/20」 8.0万円~16.1万円
「S/20タイプA」 12.9万円~16.4万円
「S/20リミテッド」 8.0万円~13.3万円
「S/tbタイプA」 11.4万円~14.3万円
「S/tb-STi」 14.1万円
「S/tb-STi II」 14.5万円~20.0万円
「S/tb-STi II リミテッド」 17.0万円~20.4万円
「STi IIタイプM」 17.5万円~21.3万円
「T/tb」「T/tb」 6.8万円〜14.0万円
「T/25」 8.0万円~17.3万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
初代モデルは基本的なグレードとして「C/tb」、「S/tb」、「T/tb」を展開しています。
各グレードの中でシリーズ的なグレード展開がなされていますが、「S/tb-STi」グレードの登場は初代以降のモデルでも人気を博した「STi」グレードの始まりとなりました。
「S/tb」というグレードをベースに専用のエアロパーツをはじめローダウンサスペンションやBBSの16インチアルミホイールなどでチューニングが施されている点が特徴です。
また、ベース車の一部改良に合わせて4WDシステムや足回りを改良していた「S/tb-STi II」グレードも登場しています。さらに「S/tb-STi II」グレードをベースに「S/tb-STiタイプM」が登場するなど、ラインナップの展開と人気の高さは比例していることが見て取れます。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|21.3万円
ブラック|14.5万円
グレー|ー万円
シルバー |16.3万円
ブルー|ー万円
レッド|16.3万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
流通量が減っていることで展開されていたボディカラーの中古車情報も少なくなっています。その中でもシンプルなホワイトカラーは人気が高く、査定相場も高値が期待できるでしょう。
初代フォレスターのカラーバリエーションは次の通りです。
【メーカー標準】
・ブラック・マイカモノトーン
・ブラック・マイカ/スレート・メタリック2トーン
・ピュアホワイトモノトーン
・ピュアホワイト/ライトシルバー・メタリック2トーン
・フラボノグリーン・メタリック/スレート・メタリック2トーン
・ライトシルバー・メタリック/スレート・メタリック2トーン
・ライトシルバー・メタリックモノトーン
・ローズレッド・マイカ/スレート・メタリック2トーン
・ロイヤルブルー・マイカ/スレート・メタリック2トーン
・アークティックシルバー・メタリック
・シャイニーレッドマイカ
・シルキーゴールドメタリック
・ストームグレーオパール
【メーカーオプション】
・プレミアムホワイトパール・マイカ/アイボリー・マイカ(ハーモナイズド2トーン)
モデル概要
初代フォレスターは1997年から2002年にかけて販売されることになります。
初めて市場に投入される前までは、ミドルクラスSUVは一般的ではなく、SUV事態も悪路走破性を念頭に置いたクロスカントリータイプが多く販売されていました。そのような市場の傾向に対して、高速道路からオフロードまであらゆる路面を走行することを考慮し、なおかつ一般消費者にも扱いやすいサイズ感のモデルとして、フォレスターは市場に投入されます。
当初のフォレスターはインプレッサをベースにした車体に、スバルが誇る水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを組み合わせた、気合の感じられる設計が特徴です。使用燃料こそハイオクでしたが、カタログ燃費は11.4km/hと健闘していました。
先代モデルとの比較
SF系は初代であるため、先代モデルとの比較はできません。ここからはじまったフォレスターはフルモデルチェンジを行うたびに様々なユーザーの声を取り入れ、進化し続けています。
※本記事は、2024年5月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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スバル フォレスター(令和6(2024)年7月)カタログ・スペック情報(現行モデル)
ボディタイプ | SUV・クロスカントリー・ライトクロカン |
---|---|
ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 5名 |
型式 | 5AA-SKE |
全長×全幅×全高 | 4640x1815x1715mm |
ホイールベース | 2670mm |
---|---|
トレッド前/後 | 1565/1570mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2130x1545x1275mm |
車両重量 | 1640kg |
スバル フォレスター の他グレード詳細
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