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スズキエスクード(ESCUDO)は、1988年の発売以来、コンパクトSUVの先駆者として20年間に亘り、オンロード・オフロードで活躍してきたモデル。今回の一部改良では、V6 2.7Lと直4 2Lに変わり、新開発の3.2Lと2.4Lエンジンを搭載するとともに、静粛性を全速度域で向上させた。グレード「3.2XS」に、最高出力224馬力の3.2L V6エンジンを搭載。「2.4XG」/「2.4XE」には、同じく166馬力の2.4L 直列4気筒エンジンを搭載、回転数に合わせて吸気効率の最適化を図る、スズキ初のロータリーバルブ式可変吸気システム、静粛性を高めるバランサーシャフトを採用した。全車に、前後プロペラシャフトのジョイントに、振動伝達の少ない「スライド可能式等速ジョイント」を採用、フロントおよびリヤドアトリム下部に、車外からの騒音の侵入を抑えるシールゴムを追加した。またエンジンとトランスミッションの締結剛性を向上させ、振動・騒音を抑制している。エクステリアは、新デザインのフロントバンパー及びグリル、3.2XSには、18インチアルミホイール+225タイヤ、2.4XGには17インチアルミを装着した。インテリアは、燃費計や航続可能距離などを表示するマルチインフォメーションディスプレイ、センタースピーカーなどを標準装備。3.2XSには、先行車との距離をミリ波レーダーで測定、自動的に加速・減速するアクティブクルーズコントロールシステム (車間距離維持システム)、衝突が避けられないとコンピュータが判断した場合、自動でブレーキをかける、プリクラッシュセーフティーシステム (衝突軽減ブレーキシステム)をメーカーオプション設定した。特別限定車「ヘリーハンセンリミテッド」は、ヨーロッパ最大級のマリン&アウトドアアパレルブランドとタイアップし、マリンスポーツやアウトドアライフを楽しむユーザーを主なターゲットとした特別限定車となる。 |