車の買取査定を依頼する時に気になるのは、どういった点がマイナス評価につながるのかということでしょう。
今回は買取査定の際にマイナス評価につながる可能性のある事柄について、紹介します。
買取査定でマイナス評価となりやすい項目とは?
買取査定では査定士が車の各部位を詳細に確認していきます。
その際、査定額が減点されてしまう項目には、次のようなものがあります。
具体的にはガラスやボディに傷があったり、過去に修復した跡が見られる場合など、各部位の損傷具合により減点点数が定められています。
傷やへこみのチェックはボディだけでなく、ボンネットや天井、ナンバープレート、鍵穴周辺など、細かい点まで減点の対象となります。
また、ドアやウィンドウが正常に作動するか、ヘッドランプやテールランプが点灯するかなど、各部の動作が問題なく作動するかも減点の対象になるので注意しましょう。
内装に関しては様々な減点項目がありますが、擦り傷やシール・テープの跡、たばこやペットの臭い、ヤニの付着やペットの毛の付着、ルームクリーニングの実施などが減点項目となります。
エンジンの状態によって、調整が必要な場合、修理が必要な場合、オーバーホールが必要な場合で、マイナス評価のポイントが変わってきます。
また、バッテリーやエンジンオイルの状態、ファンベルトやラジエータの状態など、エンジンルームの各部品においても、修理や交換が必要な場合にはマイナス評価となります。
マイナス評価になる時とならない時がある項目
買取査定の際には、基本的には純正の備品の方が有利に査定される傾向にあります。
しかし、タイヤやホイールは社外品であってもマイナス評価にならない場合もあります。
性能が高くて人気のある社外品を装着している場合、社外品であっても高評価につながる場合がありますので、そのまま査定に出すようにしましょう。
ただし、あくまでも「きちんと動作する」ことが前提ですので、高いタイヤだからといって、状態が良くなければマイナス評価になることもあり得ますので注意しましょう。
また、社外品を付けたまま買取査定に出す場合でも、交換前の純正品は必ず取っておき、査定の際には一緒に出すようすると良いでしょう。
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査定評価が下がらないための注意点
将来的に売却を予定している場合は、ボディ・内装ともにきれいに保つことはもちろん、タイヤやホイールなどを社外品パーツに交換している場合は、元々付いていた純正品を無くさずに保管しておくことが大切です。
また、ペットを車に乗せる場合は専用のキャリーケースを利用し、臭いや毛がなるべく付かないように気を付けましょう。
将来的に車の売却を検討している場合は、なるべく車内をきれいな状態にしておくことで、買取査定の際も好印象を与えることができます。
付いてしまった傷などは、直しても修理代金ほどは査定が上がらないので、そのまま査定に出すようにしましょう。