生活をしている以上、様々な維持費がかかりますが、特に「車」と「戸建て」は、家計のかなりの割合を占めています。では、具体的にどのくらいの維持費がかかっているのでしょう?

こちらでは、車と戸建ての維持費に関する情報をお伝えします。車と戸建ての維持費が気になる方は参考にしてください。

後半では、ファイナンシャル・プランナーに関しても解説します。家計の相談に乗ってくれる専門家です。

維持費について困っている場合は、相談してみると良いでしょう。

新車と戸建てのそれぞれの維持費を比較

新車と戸建てのそれぞれの維持費を比較
「車」と「戸建て」それぞれの維持費は年間どのくらいかかるのでしょうか?
車の維持費は年間で47~67万円ほど、戸建ては40万円ほどかかることが多いとされています。

車の維持費は、ローンの使用の有無、車種などによって大きく金額が異なります。軽自動車に比べると、大型車の維持費は高くなる傾向にあります。

一般的に維持費は、車よりも戸建ての方がかかりません。しかし、ライフスタイルが変わってリフォームをしたり、設備が壊れ修理をしたりすると、戸建ても高い維持費がかかることになります。

車と戸建てにかかる維持費は、いずれも決して安くはありません。維持費は工夫次第で、安く抑えることも可能です。

少しでも家計の負担を軽くしたいのであれば、車と戸建ての両方の維持費を節約することを意識しましょう。

車の維持費の内訳を解説
車の維持費の内訳を解説
車の維持費は、どのような内訳なのでしょうか?
車の維持費は主に、税金、保険料、ガソリン代、メンテナンス代、消耗品費、駐車場代の6つです。

それぞれの維持費について詳しくご説明します。

税金

自動車税、自動車重量税などの税金が自動車関連のものとして挙げられます。どちらも自動車を所有する方は、支払わなければならない税金です。

保険料

自賠責保険と任意保険の2つが、自動車の保険として挙げられます。任意保険は自賠責保険と違い、強制的に加入しなければならない保険ではありません。

ガソリン代

車を動かすためには、ガソリン代がどうしてもかかってしまいます。不要な荷物を積まない、急の付く運転をしないなど、車の乗り方次第である程度節約できます。

車検代

車検代は、法定費用と検査・整備代金の2種類があります。そのうち、検査・整備代金は節約することが可能です。

メンテナンス代

車の安全性を確保するためには、定期的に車をメンテナンスしなければなりません。ご自身で整備ができない場合は業者にメンテナンスを依頼することになるため、ある程度の費用がかかります。

消耗品費

オイルやバッテリー、ワイパーゴムなどは、消耗品です。ある程度使用したら交換する必要があります。

駐車場代

車を所有する以上、駐車場は必要です。都内では駐車場代が高くかかる傾向にありますが、地方は安く済むことがほとんどでしょう。

軽自動車の場合は普通車と違った税金がかかる

軽自動車の場合は普通車と違った税金がかかる
普通車の場合は「自動車税」がかかりますが、軽自動車の場合は「軽自動車税」がかかります。どちらも車を維持する以上、どうしてもかかってしまう税金であるので似ていますが、異なる点もあります。

自動車税と軽自動車税の違いとは?
それは、金額です。自動車税は、対象となる車の排気量に応じて納税する金額が決定されます。一方、軽自動車税は10,800円一律です。

その他で注目すべき違いは、「年間課税」かそうでないかという点です。自動車税と軽自動車税は、4月1日時点で対象となる車を所有している方に課税される税となっています。

しかし、自動車税は月割額が設定されていますが、軽自動車税は年間課税のみです。この違いは、大きいといえるでしょう。

なぜならば、軽自動車税の場合、4月1日の所有者に対しては課税されますが、例えば4月2日に登録した場合は翌年4月1日までは支払わなくて良いということになります。つまり、軽自動車税は自動車税と異なり、登録のタイミング次第では非課税になるのです。

自動車税・軽自動車税は同じ税金と勘違いしがちかもしれませんが、これらの違いがあるので注意してください。

戸建ての維持費の内訳を解説
戸建ての維持費の内訳を解説
戸建ての維持費は、どのような内訳なのでしょうか?
戸建ての維持費は主に、固定資産税、都市計画税、修繕費用、保険費用、自治会費用の5つです。

それぞれの維持費について詳しくご説明します。

固定資産税

不動産を保有する方にかかる税金です。金額は、不動産の評価額によって変動します。

都市計画税

市街化区域に建設された住宅に課せられる税金です。0.3%が都市計画税の税率上限として定められています。

修繕費用

住宅の修繕を行う際にかかる費用のことです。毎月必ずかかる費用ではありませんが、高額の費用がかかることもあるので日頃から貯金しておいた方が良いでしょう。

水回りの修理、外壁塗装、シロアリの駆除などが、修繕費用の例として挙げられます。

保険費用

火災保険・地震保険などが、戸建ての保険として挙げられます。これらの保険に加入しておくと、もしもの時も安心です。

自治会費用

ご自身が住んでいる街のために活用される費用です。ゴミ置き場の管理、老人会・子供会の運営などに利用されます。どのくらいの金額がかかるのかは、自治会によって異なります。

マンションの維持費の内訳を解説
マンションの維持費の内訳を解説
マンションの維持費は、どのような内訳なのでしょうか?
マンションの維持費は主に、管理費、修繕積立金、駐車場代、固定資産税、保険費用の5つです。

それぞれの維持費について詳しくご説明します。

管理費

マンションを安全で快適に利用するためにかかる費用です。エレベーターのメンテナンス、ゴミ置き場の清掃業務、共用部分の管理などが、管理費を用いて行われます。

修繕積立金

修繕積立金は、防災用設備の修繕、屋上の塗り替えなど、大規模なマンションの修理を行う際に使われる費用です。多くのマンションでは、この費用の支払いを義務化しています。

駐車場代

戸建てと最も違いが生じるのが、駐車場代です。マンションの場合は駐車場を借りて利用することになるため、駐車場代を支払わなければなりません。

月々の駐車場費の平均は、5,000円~3万円ほどです。住んでいるマンション、地域ごとに差が生じるため、毎月ごとの負担は人それぞれ異なります。

例えば、同じ東京都であっても、新宿区は35,000円ほどですが、国分寺市では9,000円ほどで済むことも多いです。

固定資産税

マンションでも固定資産税の支払い義務はあります。一般的に、戸建てよりもマンションの方が固定資産税は安く済むことが多いです。

戸建ては、建物だけでなく土地に対してもかかるため、税の負担が大きくなってしまいます。

保険費用

火災保険や地震保険など、マンションでも加入することが多いです。戸建てに比べると保険料は安いため、負担は少々軽いといえます。

マンションより戸建てのほうが維持費は安い

一般的に戸建てよりもマンションの方が維持費はかかります。自動車の所有も考えているのでしたら、戸建てを選ぶのも手です。

マンションの維持にかかる費用は、戸建てでもかかる費用に加えて、管理費や修繕積立金など独自の費用も生じるため、どうしても高くなってしまうのです。

建物の面積や建物評価額(新築時)など、物件の条件が一緒で価格も同一の戸建てとマンションを30年所持した場合、維持費で1,000万円ほどの差が生じます。もちろん必ずそのような結果となるわけではありませんが、マンションの方が維持費がかかりやすいのは間違いありません。

その点も踏まえて、戸建てとマンションのどちらに住むべきかを考慮すると良いでしょう。

車検費用を節約すると負担が軽減される

車検費用を節約すると負担が軽減される
車を所有し続けるためには、保険やガソリン代、税金などの費用以外にも、「車検代」がかかります。

車検とは?
車検は、法律によって受けることが義務付けられているものなので、2年に一度は必ず行わなければなりません。
車検の費用はいくらぐらい?
一般的に軽自動車であれば7万円、普通車は10万円ほどかかることが多いです。

まとまった金額が必要となるため、家計にかかる負担はかなりのものとなります。経済的な負担を軽くするためには、車検の節約を考えることも大切です。

車検の節約を考えるうえで注意しておきたいのが、「安さばかりを意識しすぎないこと」です。もちろん節約を考えるのですから、安さを追求することが重要となります。

しかし、安さを追求し続けたあまり、車の安全性が確保されていなければ意味はありません。きちんと車の安全性と費用の節約が両立するように意識しましょう。

車検の基本料金を節約したいのであればどこに依頼するかが重要となる

車検の基本料金を節約したいのであればどこに依頼するかが重要となる
車検の費用には「法定費用」と「検査・整備代金」の2種類があります。

法定費用とは?
税金や自賠責保険料、印紙代などのことです。これらは国・保険会社に対して支払うものであり、どの業者に車検を依頼しても同額の費用がかかります。

節約をしたいのであれば、法定費用ではなく、「検査・整備代金」に目を向けることが大切です。

検査・整備代金とは?
車検時の点検・整備に必要となってくる費用であり、依頼先の業者や交換した部品の種類などによって金額が異なります。

ディーラーや民間車検場、ガソリンスタンドなど、車検が行える業者は数多いです。複数の業者を見比べて、安く対応してくれるところを探してみると良いでしょう。

車に詳しい方はユーザー車検を選ぶと節約につながる

車の整備をご自身で行える方は、「ユーザー車検」を利用するのがおすすめです。

ユーザー車検とは?
ご自身で陸運局・支局に車を運んで検査を受ける方法のことを指します。

この方法を利用した場合、業者に依頼しない分、手数料がかからないため、費用の節約につながります。

しかし、検査を行った際、不具合が発見された場合は、ご自身で修正しなければなりません。

車検に合格するのはいうほど簡単ではなく、場合によっては業者に依頼するよりも高額の費用となることもあります。ユーザー車検に合格するためには、車に対する深い知識と整備の技量が必要です。

あまり車に詳しくない場合は、無理をせずに業者に依頼をした方が良いでしょう。業者に依頼することで、プロならではの技術を用いて車検に対応してもらえます。

家計の負担を減らしたいのであれば固定費に注目する

家計の負担を減らしたいのであれば固定費に注目する
家計は、固定費、変動費、貯蓄の3種類に分けられています。少しでも家計の負担を減らしたいのであれば「固定費」に注目することが大切です。

家計の固定費とは具体的に何でしょうか?
住宅ローンや水道光熱費、通信費、自動車関連費などの費用を総称したものを指します。毎月かかるものですので、自動引き落としをしている方も多いかもしれません。

費用の節約といえば、食費や交通費など変動費に注目しがちですが、実際に固定費を確認してみると、節約できる箇所が見つかることがあります。

変動費を節約するとストレスが溜まることもありますが、固定費は一度見直しを行えば、それほど生活の質を変えずに節約を続けられるのが利点です。

まだ固定費をチェックしていない場合は、ぜひとも見直しをしてみてください。

地方の方が自動車関連費の割合が高くなる

都市部と地方を比べた場合、地方は「自動車関連費」の割合が高くなります。

なぜ地方のほうが自動車関連費が高いのでしょうか?
理由としては、公共交通機関の発達具合が挙げられます。都市部は公共交通機関が発達しており、車を所有しなくとも生活することが可能です。一方、地方は公共交通機関が十分に発達しているとはいえず、基本的に車がなければ不便な場面が多いでしょう。
車を利用するシーンが増えれば、当然自動車関連の費用が高くなってしまうものです。

しかし、地方は都市部よりも住居にかかる費用が安いため、それでバランスをとることができます。

住んでいる地域ごとにかかってくる費用の種類は異なります。一部の費用が特にかかる場合は、その他の費用で上手くバランスがとれないかを考えてみましょう。

自動車を購入する前に本当に必要かを考えることが大切

自動車を購入する前に本当に必要かを考えることが大切
自動車は便利な乗り物ですが、所有するだけで維持費はかかるので、必要ないのであれば所有しなくてもいいかもしれません。

自動車を所有するかどうか迷っている場合は、以下の項目をチェックして判断してみてください。

住んでいる地域の状況

住んでいる地域が都市部の場合は、公共交通機関が発達しているはずです。バスやタクシー、電車などがあれば、車がなくとも不自由なく生活できます。
「満員電車が苦手」
「子供の安全のために車で送り迎えしたい」
などの理由がとくにないのであれば、車を所有しないという選択肢も十分に選べるでしょう。

レンタカーやカーシェアリングなどが利用しやすい環境かどうか

レンタカーやカーシェアリングなどが利用しやすいのであれば、車を所有しないのも手です。
マイカーを所有しないため、車の維持費がかかりません。
必要な時だけ車を借りて利用することで、大幅に費用を節約することができます。ご自宅の周辺に、レンタカーやカーシェアリングの業者がいないか調べてみてください。

車を使用する頻度

車を頻繁に乗らない場合、マイカーを所有する必要性はあまりないでしょう。例えば、週に1回買い物に行く時だけ車が必要な場合は、マイカーを所有せずにタクシーを利用するのも手です。
週に1回程度の利用であれば、タクシーであってもそれほど高額な費用にならないことも十分に考えられます。

維持費に困ったらFPに相談するのも手

維持費に困ったらFPに相談するのも手
維持費の支払いに困った場合は「FP」に相談することをおすすめします。

FPとは?
ファイナンシャル・プランナーの略です。お金や暮らしに関する相談に対応してくれる専門家であり、金融や不動産、税制など家計関連の知識が豊富ですので頼りになります。

「車の維持費がかかりすぎて困っている」
「住宅ローンの支払いが苦しい」
など、維持費について悩みを抱えている場合は、相談してみてはいかがでしょうか。専門家に相談することで、上手い節約方法を教えてもらえます。

また、FPは状況に応じて税理士や不動産の専門家、証券会社など、他の専門家に協力を仰ぎながらサポートを行ってくれるのも強みです。

長年抱えている悩みも、専門家であればすぐさま解決してくれる可能性があります。時にはプロに頼るのも賢い選択です。

信頼できるFPの選び方

FPといっても様々な人がいます。ご自身が安心して相談できるFPを探したい場合は、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

FP資格を持っているか
「自称FP」に相談するのは不安を感じるでしょう。きちんとFPの資格である「CFP・AFP資格」を持っている専門家に相談することが大切です。
それらの資格を持っている専門家であれば、絶えず知識を蓄え、実務レベルの向上に努めているため安心して相談できます。
相談したい分野に強いか
FPといっても、得意な分野はFPごとに異なります。ご自身の悩みがなんであるのかを明確にし、その分野に強いFPに相談するようにしましょう。
相談料はいくらか
相談をした後に提示された相談料があまりにも高額だと、「そんなはずじゃなかった…」と後悔する結果となりかねません。
FPに相談をする際は、事前に具体的な料金を確認しておいてください。時間制・定額制など、料金の体系も確認しておくとより安心です。

FPに相談すると将来の資産状況がある程度予想できる

FPに相談すると将来の資産状況がある程度予想できる
FPは顧客の状況を確認し、将来の資産状況をシミュレーションしてくれます。一般論でアドバイスするのではなく、顧客ごとにオリジナルの分析を行ってくれるので、ご自身が改善すべきものがはっきりとします。

現状の悩みだけでなく未来にも向けたサポートをしてくれるので、家計や維持費について相談してみると良いでしょう。

FPは、どんな内容の家計や維持費の相談に乗ってくれるのでしょうか?
FPは、以下の相談に乗ってくれます。
・家計管理
・住宅資金
・教育資金
・老後資金
・資産運用 など
そして、これらの内容についてのプロです。

相談をする際は、ご自身が相談したい内容を明確にしておいてください。将来の資産状況をシミュレーションするためには、相談者から詳しい話を聞かなければいけません。

正確にシミュレーションしてもらうためにも、なるべく分かりやすく相談したい内容を伝えましょう。

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FPに頼ることで精神的な負担も軽くなる

FPに相談するメリットとは?
家計に関するアドバイスがもらえるだけではありません。専門家に相談することで、精神的な負担が軽くなるという利点があります。

ご自身で悩んでも解決できない家計の悩みも、専門家であるFPであれば深い知識をもとに問題点を洗い出し、プランを作成・提案してくれます。

また、プランを提案するだけでなく、実際に実行する際もサポートしてくれるので安心です。

ご自身のみではなく専門家が助けてくれるという安心感が得られるので、家計に対する不安もある程度は軽減されるはずでしょう。

FPに相談する際は3つのポイントに注意する

FPに相談する際は3つのポイントに注意する
FPに相談する際は、下記の3つのポイントを抑えておきましょう。

基本情報はしっかりと伝える
FPといえど、依頼者の事情を知らずにアドバイスすることはできません。以下のような基本情報はきちんと伝えておきましょう。
・家族構成
・貯金額
・ご自身の年齢 など
情報を伝えるのは抵抗があるかもしれませんが、FPは個人情報を厳重に扱ってくれますので安心してください。
聞きたい内容は遠慮せず具体的に聞く
FPに相談する前に、相談する内容をメモにでも書き記しておくことをおすすめします。事前に書き記しておくことで、スムーズに相談できます。
また、相談する際は、具体的な内容を伝えるようにしましょう。例えば、家計が苦しいと伝えるよりも、車のローンを支払うのが苦しいのでどうにかしたい、と伝えた方が正確です。
曖昧にではなく、具体的に知りたい内容を伝えることで正確なアドバイスをもらえます。
分からない用語は質問する
FPが話す内容の中で、分からない用語が登場した場合は、遠慮なく質問してください。分からないまま流してしまうと、結局意味が分からなかったという結果になりかねません。
用語を解説されても理解できなかった場合は、例を挙げてもらうようにしましょう。

まとめ

①新車と戸建てはそれぞれ維持費が異なる
②車の維持費には税金や保険などがある
③軽自動車は軽自動車税と呼ばれる税がかかる
④戸建ては固定資産税や都市計画税などの維持費がかかる
⑤マンションは管理費や修繕積立金などの維持費がかかる
⑥マンションのほうが戸建てよりも維持費がかからない
⑦車検費用を節約すると経済的な負担が軽くなる
⑧車検基本料金は車検を依頼する業者によって金額が異なる
⑨ユーザー車検を利用するとかなり節約できる
⑩家計を節約するなら固定費に注目する
⑪自動車関連費は地方に住んでいる人のほうがかかりやすい
⑫自動車を購入する前に車が本当に必要かどうかを考える
⑬維持費の相談はFPにする
⑭3つのポイントを押さえてFPは探す
⑮FPは将来の資産状況についてもある程度予想してくれる
⑯FPに相談すると精神的な負担も軽くなる
⑰FPに相談する際は3つのポイントに注意する

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