車を売るときのカーナビは、取り外すより装着したまま査定に出す方がよい場合があります。純正ナビや状態のよいナビは、車種によって評価材料になることがあります。

ただし、古いナビや次の車で使いたいナビは、取り外しを検討する余地もあります。

取り外し跡や配線の処理が不十分だと査定に影響することがあるため、外す前に買取店へ確認しておきましょう。

車を売る時のカーナビの査定について

まずは、車にカーナビを取り付けたままの状態で査定に出した場合、カーナビがどう影響するのかについて見ていきます。

結論から言うと、カーナビの分は考慮されるので取り付けたままのほうがプラス査定になる可能性は高いです。

しかし、カーナビの種類や状態によってはゼロ査定になったり、マイナス査定になったりする場合もあるので注意しましょう。

車にカーナビがついているとプラス査定に

車にカーナビがついているとプラス査定に
カーナビを付けたまま売るか取り外すかは、ナビの年式・動作状態・車両との連動性と、取り外しにかかる費用を比べて判断しましょう。

特に、自動車メーカーの純正ナビやメーカーオプションナビは、バックカメラやハンドルのスイッチ、車の設定機能などと連動していることが多く、外さずにそのまま査定に出した方がプラス評価になりやすい傾向があります。

①年式と機能を確認する

地図データの新しさ、画面の大きさ、スマホ連携や通信機能、安全運転の支援機能などをチェックします。年式が古くても、正常に動いてその車にぴったり合っていれば、プラスの評価材料になることがあります。

②動作と傷・不具合を確認する

画面の映りやタッチパネルの反応、音声、GPSの受信状態、CD・DVDの再生、バックカメラとの連動がスムーズかを確認します。画面の傷や液晶のドット抜け、操作の不具合などがある場合は、査定時に正直に伝えておきましょう。

③車両連動と取り外し後の状態を確認する

ナビを取り外したことで、ダッシュボードのパネルに隙間や穴が開いたり、配線跡が残ったり、車の機能の一部が使えなくなったりすると、車全体の査定額が下がってしまう原因になります。「ナビを次の車に移すための工賃」と「つけたまま売った場合の査定額」を天秤にかけて判断しましょう。

④付属品を揃える

取扱説明書やリモコン、地図ソフト(SDカードやディスク)、セキュリティコードなど、購入時の付属品はできるだけ揃えて提示します。また、社外品のナビをつけていて「元々ついていた純正パーツ」が手元にある場合も、あわせて用意しておくと評価が上がりやすいです。

なお、ナビを車につけたまま引き渡す場合は、自宅の住所や目的地の履歴、同期した電話帳、Bluetoothのペアリング情報、登録したアカウントなどの個人情報を、事前に必ず初期化・削除してください。

カーナビの付属品が揃っていないとマイナス査定に

カーナビは基本的にプラス査定になりますが、何らかの不備があるとマイナス査定にされる可能性が出てくるので、注意してください。

JAAIの査定基準によると、まず取扱説明書がなければ3,000円のマイナスです。カーナビは操作が複雑なので、取扱説明書がないと使い勝手が悪くなるからです。

また、カーナビには地図データの入ったDVDなどがついているでしょう。もしこの地図データが収録されたDVDがない場合には、1万円の減額になってしまいます。

カーナビの操作に欠かせない付属品が揃っていないと、マイナス査定になる恐れがあ

車を売ろうと思っているのであれば、カーナビ付きで付属品をなくさないようにしっかり保管してください。

カーナビの種類と査定の関係について

カーナビの種類と査定の関係について
現在販売されているカーナビには、色々な種類のものがあります。

純正ナビを最初から取り付けて納車された車もあれば、納車後に自分で社外品のカーナビを取り付けたケースもあるでしょう。

実は、どの種類のカーナビが取り付けられているかで、査定評価が変わる可能性があります。

ここからは、カーナビの種類と査定の関係について詳しく見ていきましょう。

カーナビの種類によって査定額が変わることはありますか?
装着されているカーナビの種類で査定評価は変わってきます。
カーナビには、純正ナビ、ディーラーオプション、社外ナビの3種類があります。その中でも最も高く評価されるのは純正ナビです。
純正ナビ(メーカーオプション)は評価が高い

メーカーオプションの純正ナビをつけているのであれば、高く評価されプラス査定につながる可能性が高いです。

純正ナビは自動車のメーカーが作ったカーナビのことで、その車両のために開発されています。車両に合わせて設置されているので、サイズもぴったりですし、カラーリングやデザインも車に合わせられており、車の雰囲気にしっかり溶け込んでいます。

そのため、純正ナビが取り付けられている車は中古車の中でも人気が高いです。需要があるので、状態がよければ高く売れるでしょう。

ディーラーオプションは新しいとプラス評価になる

カーナビをディーラーオプションで取り付けている方もいるでしょう。これは、販売店で取り付けたナビのことです。

ディーラーオプションのカーナビが、買取の中でプラス査定になるためには、いくつか条件があります。

まず、比較的年式が新しくないとプラス査定は期待できません。大体3年落ちまでがプラス査定の目安です。その上、傷のついているカーナビだと値が付かない可能性があります。

ディーラーオプションは汎用性が高いので値が付く可能性は低いです。そのため、次の車でも引き続き使用したいのなら取り外した状態で買取に出すのも一考です。

社外ナビは評価されにくい

自動車メーカー以外のカーナビを後付けしている方もいるでしょう。これが社外ナビです。

社外ナビの場合、査定ではあまり高く評価されない可能性が高いです。

社外ナビは市販されているので、カー用品店などで手軽に購入できます。また、車に合わせて作られているわけではないので、色が合っていなかったり、ナビが出っ張っていたりと見た目もあまりよくないものもあるため、評価がされにくくなっています。

ただし、社外ナビでも最新モデルでハイエンドタイプのものであれば、査定で評価されるかもしれません。高機能でオーディオ機能はじめ最新鋭の機能が付いているものなら、状態が良いとプラス査定になる可能性があります。

社外ナビはそのままでも取り外しても、査定額にあまり影響はありません。車を買い替え予定で、引き続きカーナビを使いたいのなら取り外してもいいでしょう。

リーズナブルなナビも評価されにくい

取り付けられているカーナビが購入時に元々いくらだったのか、その価格によっても査定評価は変わってきます。

基本的に元々リーズナブルなモデルであれば、プラス査定になってもそれほど買取価格が上がるわけではありません。

カーナビは、今では色々なメーカーから様々な機種が発売されています。値段もピンキリで、高ければ10万円以上するモデルもあれば3万円を切るようなリーズナブルな機種も見られます。

カーナビによって大きなプラス査定が期待できるのは、高級ナビや最新機種など一部に限られてしまうでしょう。

また、カーナビに対する需要も以前と比較してそこまで高くありません。その理由として、現在ではスマホやタブレットがカーナビ代わりになることが挙げられます。

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車を売る時のカーナビの注意点

車を売る時のカーナビの注意点
車を売る際、カーナビを取りつけたまま査定に出すのか、取り外してから査定に出すのか選択することになりますが、どちらにせよ注意すべきポイントがあります。

カーナビをつけたまま売りに出す場合には、入っている情報をどうするか考えないといけません。また、外す場合は素人が無理に行うのではなく、業者にお願いするのがおすすめです。

ここからは、車を売る時のカーナビの扱いについて説明していきます。

車を売る際、カーナビの扱いで注意すべきことはありますか?
カーナビをそのままで売りに出すのであれば、カーナビの情報を初期化しておきましょう。引き続きカーナビを使用するのであれば、取り外す際に車に傷をつけないように注意することが大事です。
初期化してから引き渡す

カーナビをつけたままで売るのであれば、初期化は忘れずに行ってください。

カーナビの中には重要な個人情報がたくさん詰まっています。例えば、自宅の住所や友人、家族の家までの経路などが残っています。

次に購入した車のオーナーが、この手の個人情報を悪用する可能性はゼロではないため、初期化を行っておきましょう。

カーナビの初期化は、そんなに難しい操作ではありません。メーカーによって項目は変わりますが、「出荷時の設定に戻す」という項目があるるでしょう。こちらを選択すれば、自動的に中に保存されている情報は消去されます。

買取業者が初期化するケースがほとんどですが、絶対にやってくれる保証はないので、自分で初期化しておくと安心です。

音楽データは移せない

カーナビの中にお気に入りの曲を登録して、運転中にかけている方も多いでしょう。

しかし、カーナビに保存されている音楽データは移すことができません。著作権保護法の関係で、CDから取り込んだ音楽データは複製できないようになっているからです。

もしカーナビに入っている音楽を引き続き自由に聞けるようにしたければ、CDから別の端末に保管しましょう。著作権が関係してくるので、法律にのっとった形で音楽データを保存することも忘れないでください。

カーナビを外す際には業者に依頼する

買い替えた車でも引き続きカーナビを使用したいのなら、カーナビを外してから車を査定に出すのも一考です。

ただし、カーナビの取り外しは自分でやるのではなく、プロの業者にお願いするのがおすすめです。

カーナビを取り外すのは、素人には少し難しい側面があります。カーナビには配線があって、車の内部でつながっているものも多いためです。

もしカーナビを無理に自分で外そうとすると、車に傷をつけることもあり得ます。その結果、マイナス査定になってしまっては元も子もありません。

カーナビの取り外しを業者に依頼すると工賃がかかります。しかし、自分で取り外す自信がなければ、多少お金を払ってでも業者にお願いするほうが安全です。

カーナビだけ単体で売る方法

カーナビだけ単体で売る方法
カーナビは、車から外して別々に売るという方法もあります。また、買い取ってくれるお店も沢山あります。

カーナビを外して別途で売る際、少しでも高値で売りたいところでしょう。カーナビを高く売るためにはポイントがいくつかありますので、ここで併せて紹介します。

カーナビだけを別に売ることはできますか?
カーナビは車買取業者やディーラーによる下取り以外にも、リサイクルショップやオークションで売ることが可能です。ちょっとした工夫次第で、高く売ることができます。
カーナビはどこで売れるの?

カーナビ単体で買い取ってくれるお店は数多くあります。例えば、リサイクルショップなどです。

近くにリサイクルショップがなければ、オークションやフリマアプリを使って売却する方法もあります。オークションやフリマアプリであれば、スマホやパソコンがあればどこからでも出品できます。

人気のカーナビで状態がよければ、それなりの金額で売れるかもしれません。

もしカーナビが故障していないのであれば、売りに出してみるのも一考です。車とセットで買取に出すよりも、高値で売れる可能性も十分あります。

簡単に掃除しておく

カーナビを単独で売りに出す場合には、軽く掃除をしておきましょう。綺麗な状態にしておけば、買取価格が多少アップするかもしれません。

カーナビに限ったことではありませんが、中古品はできるだけ新品に近い状態の方が買い手も付きやすいです。

自分が中古品を購入する場面を想像してみてください。傷や汚れが付いているものよりも、新品に近くきれいな状態の中古品を買いたいと思うものでしょう。

ほこりや手垢などの汚れは、簡単に拭き掃除するだけでもきれいにできます。その一手間を加えるだけでも、査定額が多少変わってくるかもしれません。

付属品も揃えておく

カーナビを購入した時に、色々な付属品を受け取っているはずです。その付属品がフルセット揃っていると、高値で買い取ってもらえる傾向があります。

中古品はできるだけ新品に近い状態であったほうが、買い手も付きやすくなります。付属品とセットで売れば、それだけ新品に近い状態で中古品として売れるわけです。

カーナビの付属品には、取扱説明書やアダプターなど色々なものがあります。また、外箱のあるなしだけでも査定金額に違いが出てくる場合があります。

もし将来的にカーナビを中古品として売ろうと思っているのであれば、付属品は無くさないように管理しておきましょう。

SDカードも一緒に売る

カーナビの中には、SDカードに地図データが入っている機種もあるでしょう。その場合は、SDカードとセットにして査定に出したほうが高値買取が期待できます。

SDカードがなければ、地図データが一切入っていないカーナビになってしまいます。そのため、SDカードがないとプラス査定にならないばかりか、大きなマイナスになる恐れもあります。

SDカードを何らかの事情で外した場合には、SDカードも含めて査定に出すように心がけてください。

バックカメラやモニターとセットで売る

カーナビの中には、バックカメラやバックモニターもついているようなモデルがあります。このようなナビの場合、バックカメラやバックモニター込みでも別々でも買取に出すことは可能です。

もし少しでもカーナビを高く売りたいと思っているのであれば、セットで売却するのがおすすめです。バックカメラやバックモニターとセットに買取に出したほうが、査定金額も高くなる傾向がみられます。

また、バックカメラやバックモニターをつなげるためのケーブルもセットにするといいですが、ケーブル類が全て揃っていなくても、買取対応しているお店がほとんどです。

色々なところに査定に出す

買取業者によって、同じ状態のカーナビでも買取価格は違ってきます。なぜなら、それぞれ独自の査定基準を設けているからです。

少しでも高くカーナビを売りたいのなら、色々なお店を回って査定に出すことをおすすめします。複数のところで査定結果を聞き、高く買い取ってくれるところに売りましょう。

しかし、お店を回って査定に出すとなると、時間も労力もかかります。買取店の中には電話やネットで簡易査定を実施しているところもありますので、簡易査定でおおよその買取価格を聞きましょう。

そして、高値で売却できそうなお店を2~3社に絞り、実物を見てもらって最終的な査定額を出してもらう方法がおすすめです。

よくある質問(FAQ)

車を売るとき、カーナビは外した方がいいですか?つけたままがいいですか?
基本的には「つけたまま」査定に出すのがおすすめです。ナビを無理に外そうとすると、配線を傷つけたり内装に跡が残ったりして、車の価値を下げてしまうリスクがあるからです。特にメーカー純正ナビや状態の良いナビは、プラス評価の対象になります。もし次の車でも今のナビを使いたいなどの理由でどうしても外したい場合は、取り外しにかかる工賃や、外した後の内装への影響も考えて判断しましょう。
カーナビを残して売ると、査定額は上がりますか?
プラスの評価になりやすいですが、ナビの状態にもよります。特に、自動車メーカーの純正ナビや、バックカメラ・ハンドルのスイッチと連動しているナビは高く評価されやすいです。ただし、ナビの年式がかなり古い場合や、地図データが更新されていない場合、正常に動かない場合などは、プラス評価にならないこともあります。
車を引き渡す前に、カーナビでやっておくべきことはありますか?
「個人情報の初期化」と「付属品の準備」をしましょう。ナビには、自宅の住所や目的地履歴、同期したスマホの電話帳、Bluetoothの接続情報などが残っています。大切な個人情報を守るために、事前に必ず初期化(データ消去)を行ってください。また、取扱説明書やリモコン、地図ソフトのSDカードなどの付属品が揃っている場合は、一緒に査定に出すと評価が上がりやすくなります。

まとめ

①カーナビはつけたままでも取り外した状態でも車を売ることは可能
②純正カーナビはプラス査定になる可能性が高い
③カーナビごと車を売却する際は、必ず初期化して個人情報を消去しておくこと

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