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マツダRX-8は、軽量コンパクト・高出力を特長とするロータリーエンジン(直列2ローター 215馬力/235馬力)を搭載した4人乗りのスポーツカー。今回の変更では、開口部を大型化したフロントバンパー、サイドマーカーを統合したヘッドランプユニット、エアアウトレット一体型のサイドウインカー、LED内蔵の丸型4灯タイプリアコンビランプ等の採用により、スタイリングを一新。アルミホイールのインチアップも行なった。新型のウォーターポンプやオイルポンプの採用などによるロータリーエンジンの基本性能の改善、6速マニュアル変速機のギア比の見直しにより、常用域での加速感を向上させている。6速オートマチック(アクティブマチック)は、新開発のダイレクトモードを採用。降坂時や追い越し時などDレンジ走行中に一時的な加減速が必要な場合、マニュアルモードに切り替えることなく、ステアリング上のスイッチ操作により任意のギアを選択できる機能。また、ボディの局部剛性の向上や空力特性の改善などボディ構造も見直している。新グレード「Type RS」では、専用エアロパーツ、ガンメタリック塗装19インチアルミ鍛造ホイール、RECARO社製バケットシート、ビルシュタイン社製ダンパー等を装備し、スポーツ走行に対応する仕様とする。6速マニュアルのみの「Type S」にはロータリーエンジンのローターを模したデザインの18インチを、インダッシュ6連奏CDチェンジャーや電動本革バケットシートを採用したラグジュアリー志向「Type E」と、標準「RX-8」には5本スポークデザインの17インチを採用。ボディカラーは、「スパークリングブラックマイカ」と「ダイアモンドグレーメタリック」、「オーロラブルーマイカ」を新たに設定した。なお、「RX-8」の5速MT車は6月発売予定。 |