車の錆が軽度なら査定額に大幅な減額はない場合がほとんどです


車の錆は1㎝四方未満で浅く、数も少ないというように軽度なら査定額はほぼ変わらないとされています。しかし、広範囲で深く浸食し、数が多い、マフラーなどの交換が必要となると査定額が減額される場合もあります。

そもそも車の錆は、ボディの傷による塗料の剥がれ、融雪剤や海水などが車体にかかる、鳥の糞が付くことなどが原因とされています。車の錆は放置すると、知らないうちに広がり、マフラーなどに侵食すると穴が開き、故障の原因にもなります。

査定前に錆を見つけても、修理費が高くつくのでそのまま査定に出したほうが良いでしょう。また、日頃からボディの傷の修復、洗車やワックスがけなどのメンテナンスを行いましょう。

また定期的に防錆処置を行っておくと錆びにくくなります。

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広範囲の錆は査定額ダウンの可能性もあります


車のボディの傷から塗料が剥がれ、錆が出てしまっているケースも少なくありません。錆の場合も、傷や凹みと同様にボディの損傷とみなされ、査定額にも実際には関係してきます。

小さな錆なら査定額に影響なし

1㎝四方未満の小さな錆で、深度も浅く錆の数が少なければ査定額が大きくダウンすることは一般的にないとされています。

パーツ交換が必要なら査定額はダウンする

ただ、錆の範囲がカードサイズになってくるとやや査定額が減額となり、それ以上の広範囲になるとどうしても査定額の大幅ダウンにつながります。また、車体下部やマフラー、エンジンルームなどにも錆は発生します。

そういった部分は見た目には目立ちにくいです。しかし、車の走行性能に関わる部分であるため重要です。

進行して穴が開いているとパーツ自体を交換する必要があります。また、大きなパーツに少し錆ができていて穴が小さくても、修理が難しい場合はパーツ全体を取り換えなければならず、査定後中古車市場に出す前にパーツ代がかかってしまいます。

そうなるとやはり、査定額の大きな減額は避けられないのが現状です。錆があっても、修理が可能ならばそこまでの減額はない場合もあります。

業者によっても、錆の程度や範囲、部位によってもケースバイケースなので一概には言えませんが、錆は査定ではマイナス要素となってしまうことを覚えておきましょう。

車の錆の原因は傷の放置や融雪剤などが車体にかかったことなどと言われています

錆は元々、鉄が酸化し赤茶色の酸化鉄になることで起こります。鉄に水分が付着し、そこへ空気中の酸素が結びついて鉄の表面の電子を吸い取ります。

その結果、イオン化が起こり錆が発生するのです。塗料の質の向上や塗装の技術が進み、車は以前より錆びにくくなったとされています。

ボディの傷により塗料が剥がれ錆が発生する

それでも部品に鉄が使われている点と環境の変化により、錆が生じてしまうことがあります。車は塗料を塗ることでその下の鉄を保護していますが、壁にボディを擦るなど少しの傷でも塗料が剥がれます。

その下の鉄がむき出しになると、酸化して錆が生じることがあります。また、車の部品には水が溜まりやすい構造になっているものもあります。

通常は防錆対策が採られていますが、長期間水が溜まったままにしておくと錆が出ることもあります。

融雪剤など塩分が錆の原因ともなる

また、塩分には鉄と酸素の結合を促す作用があります。そのため、塩分が車体に付着すると、錆ができやすいと言われています。海沿いの道を頻繁に走るなど、塩分を含む潮風にあたる機会が多いと錆びやすいと言えます。

そして、雪の多い地域などは道路に頻繁に融雪剤が撒かれます。融雪剤には、塩化ナトリウムが含まれています。

融雪剤が撒かれて道路を頻繁に走ると、錆がつきやすいと言えるでしょう。また、鳥のフンは酸性であり、付着すると塗料が剥がれやすくなるので注意しましょう。

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車の錆を放置すると広範囲に広がり故障につながる場合もあります

車の錆の範囲が狭い場合や、下の方で目立ちにくい場合などは少しくらいなら大丈夫かなとそのまま放置しがちです。見た目では分かりづらいですが、錆の部分は放置しても元通りになることはありません。

錆を放置すると広範囲に広がる

放置すると中へと水分が入り込み、塗料にカバーされている部分でも酸化がどんどん進んでしまいます。気づくと、塗料が始めの錆の部分から徐々に剥がれてしまいます。

そして、錆の範囲も広がってしまい、かなり目立つくらいにまで進行していることがあります。こうしたものは、早めに処置しておけば広範囲に広がることは防げたでしょう。

走行中に部品が外れる危険性も

また、融雪剤や海水などが付着すると、特に車の下部に錆が出やすくなります。少しだからと放置する同じように錆が広がり、穴が開いて走行にも支障がでるケースがあるので要注意です。

特にマフラーは錆によって侵食されやすく、穴が開きやすいとされています。錆でボロボロになり、最悪の場合は走行中に外れて事故を招くリスクもあります。

またエンジンルーム内の錆は、走行性能に関わる部分なので突然車が止まるなどトラブルの原因ともなるため要注意です。

査定前に錆除去のため修理に出すとかえって費用が高くなることがあります

錆に気づいたら、査定前に錆を除去する修理をした方がよいのか迷う人もいるでしょう。錆の範囲は狭い、浅ければさほど査定額に影響はないと言われています。

修理業者に出すと高くつく

広範囲に及ぶと査定額の減額は避けられません。また車下部の足回りの錆は、マフラーなど部分によっては修理ではなくパーツそのものの交換も必要となります。

そうなると、修理代やパーツの交換代でかなりの出費となります。査定額が減額するといっても、修理費や交換代を上回る金額ではないのが一般的です。

つまり、修理してから査定に出しても、修理代の元が取れるほど査定額が上がらないということです。そうなると、錆があっても査定前に専門業者に修理に出すとかえって損をすることになってしまいます。

錆が広範囲であっても、仮にマフラーなどのパーツまで侵食していても、査定にはそのまま出してほうがよいと言えます。

無理のない範囲で修理する

少しの錆なら、自分で修理しようという人もいるでしょう。錆は放置すると、奥にまで侵食していくので浅く狭い範囲のうちにサンドペーパーで擦って落とし、錆落とし剤で拭きとります。

擦ってすり減った部分は、パテで埋めます。そして剥げた塗装はスプレーやタッチペンでペイントします。ただ、腕に自信がない人だと錆を擦りすぎて凹んでしまう場合や、塗装を失敗するとかえって目立ってしまう場合もあるので無理をしない範囲で行いましょう。

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錆を防ぐには日頃のメンテナンスが大事です


錆を防ぐには、日頃のメンテナンスが大事です。まず、ボディに傷がついて塗料が剥がれたら、錆が出ないうちにワックスやコート剤などを塗って処置しておきましょう。

傷への処置と洗車

特に部品の角の部分は平面よりも擦れやすいので、小さな傷ができた時点で早めにケアしておくことが大事です。

海沿いや融雪剤が撒かれた道路を走行した場合や、鳥の糞がついた場合はすぐに洗車して塩分を洗い流しておきましょう。

車を時々は動かし車体下部も確認を

車を長い間動かさないと、内部に湿気や水分が溜まり錆が進行しやすくなります。時々は車を走行させると、風が入って水分が蒸発するので錆びにくくなると言われています。

また、車の足回りやマフラーなどの錆はあまり気づかないので見落としがちになります。走行時の泥はねや飛び石などで傷がつきやすく、しかも融雪剤などの塩分も付着しやすい部位です。

そして、金属のつなぎ目やボルトなども錆が出やすくなっています。時々は車の下をのぞきこむ、トランクやボンネットなども開けてこまめに傷や錆がないかをチェックしておきましょう。

定期的な防錆処置が効果的

そして、定期的に錆を防ぐための防錆処理を行うと効果的です。車検時はオプション扱いになることが多いので別途料金がかかりますが、アンダーコートなどの防錆塗装をしておくと安心です。

ナンバープレートなどのボルトも錆びていたら交換するようにしましょう。錆がない、もしくは少ない状態で査定ができるかどうかは、日常的な手入れ次第です。

洗車とワックスがけ、こまめなチェックが基本となるのでしっかり行いましょう。

(まとめ)車の錆は査定額に影響あるの?

1.車の錆が軽度なら査定額に大幅な減額はない場合がほとんどです

車の錆は軽度ならば査定額は下がりませんが、範囲が広くパーツ交換が必要となると査定額が減額されます。修理費が高くつくので査定前に修理に出さないほうが良いでしょう。

日頃のメンテナンスで防錆対策をしておきましょう。

2.広範囲の錆は査定額ダウンの可能性もあります

1㎝四方の錆で程度も浅く、数も少ないなら査定額に影響はほぼないとされています。しかし、錆が深くて広範囲にまで広がっている、マフラーなどのパーツの交換が必要となってくる場合は査定額に大きく響く可能性があります。

3.車の錆の原因は傷の放置や融雪剤などが車体にかかったことなどが原因と言われています

錆は鉄が水を帯び、酸素と結合することで発生します。車のボディに傷がついて塗料が剥がれると、そこから錆が出やすくなります。

また、塩分は錆を誘発するので、潮風を受ける海沿いや融雪剤を撒く降雪地帯では車が錆びやすいと言われています。

4.車の錆を放置すると広範囲に広がり故障につながる場合もあります

車の錆を放置すると、塗料の下の見えない部分で広がり、最終的には塗料が剥がれて錆がむき出しになります。また車の下部、マフラーやエンジンルーム内の錆は進行すると穴があき、故障の原因にもなります。

5.査定前に錆除去のため修理に出すとかえって費用が高くなることがあります

査定前に車体やマフラーなどの錆を見つけても、修理業者に出すとかえって修理費が査定額よりも高くなることがあります。そのまま査定してもらいましょう。

また、軽度な錆なら自分で直すのもいいですが、無理のない範囲で行いましょう。

6.錆を防ぐには日頃のメンテナンスが大事です

錆びを防ぐには、傷ができたらワックスなどでカバーし、こまめに洗車するなどのメンテナンスが大事です。普段乗らない車でも定期的に動かし、車体下部やエンジンルームなどのチェックもこまめにしましょう。

また、防錆処理を行うと錆びにくくなります。

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