「スペーシアギア」は、すでに発売されていた「スペーシア」の軽トールワゴンとして2018年に登場しました。「広い室内空間とアクティブスタイルを融合したSUVな軽ハイトワゴン」をコンセプトに販売され、広々とした室内空間と優れた走破性を両立した一台となっています。ラインアップには、0.6L DOHC吸排気VVT搭載の「ハイブリッドXZ」、0.6L DOHC吸気VVTターボ搭載の「ハイブリッドXZターボ」の2種類が設定され、駆動方式はそれぞれ2WDと4WDが設定されました。また、発進時にはモーターのみで走行することができるマイルドハイブリッドを全車に搭載。減速時のエネルギーを利用し発電することで専用の大容量バッテリーに効率良く充電、消費を行うことができます。また、アイドリングストップ特有のエンジン再始動後の発進のもたつきは、ISG(モーター機能付発電機)のスターターモーター機能により解消され、静かでスムーズな再始動を実現しているのが特徴です。エクステリアには、特徴的な丸形のヘッドライトにフロントバンパーを採用。グリルなどには、スズキで販売する軽SUVモデルのひとつの「ハスラー」寄りのデザインとなっています。ボディカラーに関しては、「アクティブイエローガンメタリック2トーンルーフ」「デニムブルーメタリック ガンメタリック2トーンルーフ」「フェニックスレッドパール ガンメタリック2トーンルーフ」などのボディとルーフのカラーが違う2トーンが設定されているのに加えて、「ピュアホワイトパール」「ブルーイッシュブラックパール」など、多くのバリエーションが用意されました。「アクティブ」というコンセプトのもと、川遊びやマリンスポーツ、スノーボードなどで使用しても水で濡れる心配がないように全席に撥水加工使用シートを採用しています。また、アウトドアを重要視した車内には積み下ろしがしやすい荷室開口部を装備。リヤシートに関しても防汚加工されたシートを採用しているため、汚れる心配がありません。収納スペースの豊富さやシートアレンジによってフルフラットにできる点も特徴のひとつです。さらに、燃費性能にも優れた「スペーシアギア」は、マイルドハイブリッドによる発進、加速のモーターアシスト、減速時のエネルギー発電と充電、超高張力鋼板や高強度かつ軽量な素材を採用することにより軽量化に成功。これにより、WLTCモードで21.2km/L、ターボの場合でも19.8km/Lと優れた燃費性能を誇ります。※記載の文章は、2021年7月時点の情報です。