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【総合評価】
アウトランダーはミドルクラスのSUVだが、そこから発展したPHEVは別物と言えるハイテクカー。たんなるハイブリッドではなく、外部充電が可能なプラグインの機構を搭載して、フル充電で最長約60?のEV走行を実現したのが大きな見どころだ。日常の移動は電気のみでほぼまかなえるだろう。で、長距離ドライブの場合でも、2Lエンジンによる充電が可能だから、「電欠」の心配とは無縁でいられる。そこが、ピュアEVとの決定的な違いだ。
加えて、前後の高性能モーターで構成する高度な電気4駆メカを採用。190mmのロードクリアランスとのコンビにより、タフなオフロード走行も実現していることが、ほかのエコカーとの明確な違いだ。
【良い点】
条件がいい場面では約120?/hまでのEV走行が可能なアウトランダーPHEVは、モーターならではのスムーズかつ静粛な走りを大きな特徴とする。ツインモーターならではの力強い加速、優れたトラクション性能も自慢で、どんな場面でも頼もしい走りを提供してくれる。
気になるのは効率だが、パドル操作により回生力を6段階にコントロールできるのがポイントで、運動エネルギーをより積極的に電気へと変換する技も備えている。高速道路を飛ばしたり、峠道で走りを楽しむと電力消費は当然のように悪化するが、賢い運転を心がければ……「4駆のSUVとしては電費も優秀」というのが実感だ。
そして、意外とも思える才能はハンドリング。バッテリーをフロア下に配置する設計のため重心が低く、ヨー慣性モーメントが小さいのが、そこでの最大のポイント。さらには、ランエボ譲りの4輪駆動力制御も、クルマを気持ちよく走らせる方向に作用する。コーナーで必要以上に速度を落とさないことが、電費を稼ぐコツの1つだが、アウトランダーPHEVはそんな要求にも涼しい顔で応えてくれるわけだ。加速やクルージングだけでなく、コーナリングの場面でも快感をもたらしてくれる。
【悪い点】
バッテリーと燃料タンクを合わせて、約900?の長い航続距離を実現しているが、電気を使い果たしたのちは充電モード中心の走りとなり、効率はとくに優秀とは言えない。そうしたロングクルーズを得意とするのはやはりディーゼルだ。また、レジャーユースで役に立つAC電源(100V・1500W)の設定は魅力的だが、オプション価格は8万4000円と安くはない。
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総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.0 | 4.6 | 4.1 | 3.5 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
3.8 | 4.6 | 4.1 |
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【このクルマの良い点】
何といっても横幅に良心がある。多くのライバル車が1800mmを超えているのに、この車はここで踏みとどまっている。そして小回りが利くし、ボディの感覚が掴みやすい所が一番の押しであろう。新型が出た時押し出しの強さとイン...
投稿日: 2025年05月06日
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435.7
179.3