日本カー・オブ・ザ・イヤー
更新日:2024.11.10 / 掲載日:2024.11.09
2024年の10ベストカーを総チェック! 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー
“今年の一台”を決める一大イベント、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の季節が今年も到来! 数多あるニューモデルの中からイヤーカー候補となる「10ベストカー」が、このほど発表されました。
10ベストカーは、本年度のノミネート車両31台から、59名の選考委員により10台を選出したもの。今回は国産車6台、輸入車4台が選出されており、人気のSUVやミニバン、ピックアップトラック、そしてEVと多様な顔ぶれが並んでいます。
この記事では、そんな10ベストカーを総チェック! 特徴や推しポイントなどを紹介します!
- 【スズキ フロンクス】コンパクトSUV市場に新風!スズキのグローバルモデルが日本上陸
- 【トヨタ ランドクルーザー250】世界が待っていた、日本産SUVの代名詞
- 【ホンダ フリード】e:HEV搭載で燃費性能アップ!
- 【マツダ CX-80】3列シート完備の新フラッグシップSUV!
- 【三菱 トライトン】12年ぶりにカムバック!三菱らしさを体現した1トンピックアップ
- 【レクサス LBX】走りも◎! コンパクトな高級クロスオーバー
- 【BYD シール】走りにこだわったフル電動スポーツセダン
- 【ヒョンデ アイオニック5N】モータースポーツで実績伸ばすヒョンデのハイパフォーマンスモデル
- 【MINI クーパー】ブランド初の電気自動車をラインナップ
- 【ボルボ EX30】ボルボ史上最小!日本の交通事情にマッチした電気自動車のSUV
- イヤーカーの栄冠はどのクルマに!? 今後のスケジュール
【スズキ フロンクス】コンパクトSUV市場に新風!スズキのグローバルモデルが日本上陸
・グローバルモデルを日本仕様にチューニング
2024年10月に発売されたばかりのスズキ・フロンクスが早くもノミネート! インドのSUV市場でもっとも早く累計販売台数20万台突破という実績を引っ提げ、堂々の日本上陸を果たしたコンパクトSUVです。最小回転半径4.8mという小回りの良さに、存在感のあるデザインを組み合わせたのが特徴。降雪地域に合わせて4WDを設定するなど日本向けにチューニングされており、250万円台からというリーズナブルな価格帯もポイントです。
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【トヨタ ランドクルーザー250】世界が待っていた、日本産SUVの代名詞
・最新の予防安全パッケージ採用など先進装備を多数導入
2023年8月の発表からおよそ半年の期間を経て、2024年4月に待望の発売を迎えたのがトヨタ・ランドクルーザー250。“原点回帰”を打ち出して先代のラグジュアリー路線を一新、歴代モデルを思わせる機能美あふれるデザインとなりました。一方で装備には先進技術を導入、最新のオフロード走行支援機能や、新開発のサスペンション、最新の予防安全パッケージなどを搭載しています。
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【ホンダ フリード】e:HEV搭載で燃費性能アップ!
・ライフスタイルで選べる2種類のモデル設定
2024年6月に登場した3代目フリード。取り回しの良さをキープしつつ、ホンダ独自の2モータハイブリッドシステム「e:HEV」の導入により、燃費性能をアップさせたのが注目ポイント。コストパフォーマンスを向上させることで、ファミリーユーザーの期待に応えました。「エアー」「クロスター」という異なるデザイン性のモデルを用意しているのも特徴です。
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【マツダ CX-80】3列シート完備の新フラッグシップSUV!
・フラッグシップモデルならではの優雅さと品格
マツダの“ラージ商品群”第2弾にして、新たなフラッグシップSUVとなる「CX-80」。2024年10月に国内デビューしたばかりで、同時期に誕生したフロンクスと好対照なステータスが目を引きます。全長4,990mmの大きなボディを持ち、全グレードで3列シートを完備。どのシートでも快適に過ごせる居住性の良さを確保しています。内外装の質感にもこだわり、まさにマツダの新たな“顔”となるモデルに仕立てられています。
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【三菱 トライトン】12年ぶりにカムバック!三菱らしさを体現した1トンピックアップ
・パジェロ譲りの4WDシステム「SS4-IIシステム」
12年ぶりの日本再導入でクルマ好きの注目を浴びた、三菱・トライトン。国内におけるアウトドアライフスタイルの普及を追い風にし、2024年2月より販売スタートしました。ピックアップトラックに不可欠な堅牢性・実用性とSUV並みの快適性を兼ね備え、三菱自慢の4WDシステム「SS4-IIシステム」の採用で高い走破性能も保持。マリンスポーツやウィンタースポーツ、キャンプなど様々なアウトドアアクティビティの相棒にふさわしいスペックを備えています。
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【レクサス LBX】走りも◎! コンパクトな高級クロスオーバー
・ボディ形状やパーツにもこだわり走りを磨く
豊田章男会長の「これまでの高級車の概念を変える、コンパクトサイズながらも走りやデザインも上質であるサイズのヒエラルキーを超えたクルマを」という想いを体現し、2023年11月に誕生したレクサス・LBX。全長4,190mmのサイズながら存在感のあるエクステリアと、上質感にこだわったインテリアでプレミアム感を演出。新開発のHEVシステムや空力性能、高い静粛性など走りの質も追求されたクロスオーバーモデルです。
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【BYD シール】走りにこだわったフル電動スポーツセダン
・ロングドライブも安心の一充電走行距離640km
2023年の日本市場参入以来、EVメーカーとして存在感を増しているBYDが、国内3番目のモデルとして2024年6月より発売したのがフル電動スポーツセダンの「シール」です。国内セダン市場に “e-スポーツセダン“ というポジションを確立するべく送り出されたこのモデルは、0-100km/h加速3.8秒(AWD車)という数値が象徴する加速性能の良さが魅力。ロングドライブもこなせる一充電走行距離640kmのスペックも特色です。
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【ヒョンデ アイオニック5N】モータースポーツで実績伸ばすヒョンデのハイパフォーマンスモデル
・V2L機能など日常での使いやすさも兼ね備える
ヒョンデのハイパフォーマンスブランド「N」が2024年6月に送り出した高性能EV・アイオニック5N。日本カー・オブ・ザ・イヤーでは2022年にアイオニック5が10ベストカーに選ばれており、2台目の選出となりました。同ブランドが注力するモータースポーツの技術を詰め込み、高性能四輪駆動システムや84.0kWhの高出力バッテリーなどを搭載。最高速度は260km/hに到達します。クルマを電力の供給源としても活用できる、V2L機能を搭載しています。
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【MINI クーパー】ブランド初の電気自動車をラインナップ
・時代に合わせたデザインアップデート
新型MINIクーパーは2024年3月、MINIでは初となる電気自動車モデルをラインナップに追加して誕生しました。丸目ライトやプロポーションなどアイコニックなデザインを先代モデルから継承しつつ、各所をアップデート。内装はデジタル化を追求し、ステアリングホイール背後のメーターパネルが廃止されてヘッドアップディスプレイとなっています。室内のイルミネーションなどを好みで変更できるMINIエクスペリエンスモードなど、MINIならではの遊び心もポイントです。
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【ボルボ EX30】ボルボ史上最小!日本の交通事情にマッチした電気自動車のSUV
・徹底したサステナビリティの追求
2023年11月より販売スタートされたボルボ・EX30は、“ブランド史上最も小さな電気自動車のSUV”を謳うモデルで、ボディサイズは全長4,235mm×全幅1,835mm×全高1,550mm。電気自動車としても、既存モデルのC40やXC40と比較してCO2排出量を25%削減するなどサステナビリティを追求するとともに、一充電航続距離560kmと実用性の高さを誇っています。
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イヤーカーの栄冠はどのクルマに!? 今後のスケジュール
今回選ばれた10ベストカーを対象に、選考委員が試乗・取材を行う「10ベストカー取材会」を11月26日に実施。そして12月5日、ボッシュ本社(横浜市都筑区)を会場に最終選考会・表彰式が開催されます。最終選考会当日はPlatz(全天候型広場)にて、10ベストカーの実車を展示。また、日本カー・オブ・ザ・イヤー公式YouTubeチャンネルにて最終選考会がライブ中継される予定です。
日本カー・オブ・ザ・イヤー公式YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/@japan_coty
ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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