新車試乗レポート
更新日:2024.11.03 / 掲載日:2024.11.03

街でも山でも使ってなんぼ【ランドクルーザー 250】【九島辰也】

文⚫️九島辰也 写真⚫️ユニット・コンパス

 ランドクルーザー250はご存知のようにプラドの後継としてデビューした。発売は今年4月。昨年のモビリティショーでかなり話題となったので、ティザー広告としては十分な効果を発揮したと言っていいだろう。おかげでこのクルマもまた納車困難車。ランクル300、70に続いて、マーケットを焦らしている。

250はもっとも日常に近いランドクルーザー

ランドクルーザー250 ZX 7人乗り

 ランクル三兄弟の棲み分けはしっかりできている。300はランドクルーザーシリーズのシンボル、70はヘビーデューティを売り物としプロスペックとして使われる感じだ。そしてこの250はもっと日常に則したものとなる。短距離、長距離を問わず、実用的にガンガン使ってもらうポジションにある。

 よって、デザインはトレンドに準じる。ランクルらしさももちろん持ち合わせるが、アウトドアブームの今その流れを色濃くする。クーペスタイルなどシティスタイルがマーケットを席巻する中で、あえてのオフローダーテイストを選んだデザインだ。FJ40型ランクルをオマージュして人気となったFJクルーザーを思い出す。

 それでは250の紹介だが、このクルマは3つのグレードと2つのエンジンをラインナップする。2.8リッター直噴式直4ディーゼルターボと2.7リッター自然吸気型直4ガソリンエンジンだ。もちろんこれらは汎用品。なので、ディーゼルユニットは70と共有する。駆動方式はセンターデフロック機構付きのフルタイム4WD。定員はエントリーのGXが5名、VXとZXが3列シートの7名となる。

 基本骨格はランクル300のラダーフレームを250用に煮詰めたもの。同じスチールでも強度の高いハイテン材を適所に採用するなど手の込んだつくりをする。近年はラダーフレームも相当進化しているので侮れない。サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン式、リアにトレーリングリンク車軸式となる。要するに後はリジッドアクスルということ。SUVの4輪独立懸架が一般的になった今、あえてのリジッドはいい意味でさすがである。オフロード走行を鑑みた場合の優位性は高そうだ。

快適ではあるが中身は生粋のオフローダーだ

ランドクルーザー250 ZX 7人乗り

 では実際に走らせた印象をお届けしよう。試乗車はディーゼルエンジン搭載車だった。ちなみに、すでにオフロードコースは走っていてその時のことはレポートしているので、今回はオンロードのみのインプレッションにしたいと思う。

 ドライバーズシートに座った感じは、新しさが強調される。ここにプラドからの流れはなく、ダッシュボード、シート、トリムなどのデザインコンセプトは一新された。各部の直線的なデザインや大きめのセンターコンソールが、無骨なオフローダーであることを主張する。エクステリアからの流れを汲んだインテリアデザインは上々の仕上がりだ。それにシートもいい。座面、バックレスト共にサイズは大きめ。でもって見た目の高級感もある。

ランドクルーザー250 ZX 7人乗り

 エンジンをかけた後の走り出しはランクルっぽさが顔を出す。昨今としては大きめな音のディーゼルエンジンや操作系に対してダルな反応の動きは、いい意味でランクルである。一見してランドローバー・ディフェンダーのような味付けかと思いきやそうではなかった。プライスレンジからも察せられるようにしっとりした高級路線ではない。それよりもオフロードをガシガシ走る仕様。「使ってナンボ」と言ったところにこいつの魅力はありそうだ。

 なので、高速道路を含めドライブに不自由はないが、思っていたほど快適性を高めてはいない。中速域で細かいピッチングはあるし、高速コーナーでそれなりにロールもする。それにこのディーゼルユニットは決して速さを求めるものではない。追い越し加速では一旦大きくアクセルを踏み込んでもワンテンポ遅れて加速し始める。

 それでも運転が楽しいのは、操作に対し実感としての反応があるから。クイックレスポンスではないランクル特有の動きを楽しむことができる。そういえばこのクルマの開発コンセプトは“原点回帰”。ランクルとしてのそれは達成しているようだ。

 とはいえ、このクルマには街中や高速道路でもガンガン走れるポテンシャルはあると思う。ここからボディを補強し剛性を高め、5リッターV8エンジンを積めば、かなり威張りの聞く一台が仕上がるだろう。それこそディフェンダーやGクラスオーナーが横目で気にするような仕様だ。このデザインはそんな妄想を湧き立たせてくれる。

古くからのファンも納得の仕上がり

ランドクルーザー250 ZX 7人乗り

 結論は、250もまたランクルらしさ全開であった。300に近いと思いきや70寄りのような気さえする。500万円前半スタートからするとそれもわからなくない。変えるとこは大胆に、パーツの流用できるところは流用しコストカットを果たしている。となると、買いはGXなのかも。いずれにせよ、古くからのランクルファンも楽しめる一台である。

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九島辰也(くしま たつや)

ライタープロフィール

九島辰也(くしま たつや)

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの”サーフ&ターフ”。 東京・自由が丘出身。

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外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの”サーフ&ターフ”。 東京・自由が丘出身。

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