MYページ
【総合評価】
伝統の「セーフティ」をさらに進化させながら、デザインや走りは「スポーティ」の方向に舵を切るのが近ごろのボルボ。世界初の歩行者用エアバッグの搭載で話題を呼んだV40も、躍動的で、スポーティなスタイルを特徴とする。ボルボの「V」はバーサティリティ(多様性)を意味し、かつてはエステートモデルを示す記号だったが、V40は5ドアハッチバックボディを採用する。Cセグメントハッチバックは、じつはボルボにとっては新規参入ジャンルなのだ。
【良い点】
アクティブ、パッシブにかかわらず、クラス最高峰といえる安全装備を揃えているのは、さすがボルボだ。いわゆる「自動ブレーキ」の第一人者でもある。だが、V40で同じように注目できるのは、ハイペースの走りでも高い安心感をもたらす完成度の高い走り。低速域の乗り心地はややハードめの感触だが、その分走り味はしっかりとしている。
T4の心臓は、4気筒の1.6L直噴ターボと、ボルボがパワーシフトと呼ぶ6速DCTのコンビだが、加速の能力も、高速クルーズのゆとりも十分なレベルにある。かつてのパワーシフトは発進のクラッチミートや微速の加減速でギクシャク感を残していたが、最新のものは「半クラ」も上手になった。
【悪い点】
初代V40やその後を継いだV50と比べても、ラゲッジは割り切った設計。積載性を重視する人には向かない。また、ボディサイドを後方に向かって絞り込んでいるため、後席の左右方向の開放感もいまいちの印象だ。
参考になった人0人
※販売店レビューの投稿はこちら
総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.6 | 4.5 | 4.4 | 4.2 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
4.5 | 3.6 | 4.5 |
V40(ボルボ)のクルマ情報(中古車両)をオプションから簡単に車両検索できます。
V40(ボルボ)のクルマ情報(中古車両)を色から簡単に車両検索できます。
118.7
68