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【総合評価】
Bセグ・コンパクトのヴィッツシリーズの中で、異彩を放つのがG’sだ。このモデルは、1.5RSをベースにトヨタのスポーツ車両開発部隊が丹念にチューニングを施したモデルで、なんとスペシャルなボディ補強までを行っている。約10mmローダウンのサスも言うまでもなく専用チューンで、205/45R17サイズのポテンザRE050を標準で履く。
【良い点】
RSでも十分にスポーティな走りが楽しめるが、遊べるフィールドはワインディングまで……という感じ。でも、G’sのボディやシャシーには、サーキットも視野に入れた本格的なチューニングが施されている。その違いは、コーナーを1つ攻めればわかるもの。G’sは高いコーナリング限界と、正確かつシャープなハンドリングを持ち味とする。
その味わいは、14年春の改良でより深まった印象。ボディをさらに鍛え、同時にサスの剛性を高めたことで、足がよりきれいにストロークするようになり、電動パワステの制御見直しにより操舵フィールも向上した。109馬力の1NZ−FE型ユニットはノーマルRSと共通だから、直線の速さを期待することはできないが、コーナーを攻めるのは大の得意。限界域までコントローラブルだから、サーキットビギナーにもお薦めできる。
CVT車も選べるが、「ピュアにスポーツ走行を楽しみたい!」、「ドライビングがうまくなりたい!」という人にお薦めなのはやはりMT車で、ヘリカルLSDのオプション選択を強く推奨したい。
【悪い点】
マイチェン前のモデルよりも改善されたが、低速域でのゴツついた乗り心地や、高速のうねり路面でヒョコヒョコと跳ね気味になる特性は、日常ユースやロングドライブを考えると気になるところだ。また、幅広の17インチタイヤを履くため、最小回転半径が5.6mと大きめなのも弱点だ。
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総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.1 | 3.9 | 3.8 | 4.0 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
3.7 | 4.2 | 3.6 |
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79.2
40
58.6