チェイサー(トヨタ)の口コミ・評価：やはり８０点主義かな？（1992年10月）

トヨタチェイサー【やはり８０点主義かな？】のレビューをご紹介

トヨタ　チェイサー[1992年10月]

投稿者評価

平均

やはり８０点主義かな？投稿日：2012年10月05日※レビューの内容は投稿時のデータです。

4.6

【総合評価】
2.5Ｌアバンテに6年乗っていたが、端的に言って良い車だった。動かなくなるようなトラブルとは完全に無縁であった。

【良い点】落ち着きと躍動感のバランスが取れたスタイル。現行マークXと比べてもさほど劣らない居住性。20年以上前の設計の2，5L車にしては優秀な燃費。充分な走行性能。意外とシャープなハンドリング。案外小回りが効くところ。内装の造り、デザインが良い。自車は純正マルチナビ付きであったため、ＧＰＳボイスナビや燃費計といった最先端の装備（もっともナビの反応は実に遅かったが）。

【悪い点】塗装が弱い。自車はメタリック車であったが、クリア塗装面が剥げてしまった。シートの造りが悪い。クッションはスプリングの存在を直に感じるし、背もたれのランバーサポート部は使っているうちに折れてしまい、硬いゴムを挟み込んで対処していた。サスペンションのショックアブソーバーは案外突き上げに弱く、路面によっては容易にバタつく。ボンネット、トランクリッドのダンパーは古くなると必ず抜けて支えなくなる。私の車だけかもしれないが、ヒーターコックを動かすロッドが外れ、ヒーターが利かなくなるトラブルがあった。自分で直したが、結構骨が折れる（ダッシュボード全はずし）作業であった。またホイールアライメントの設定のせいか、事故車でもないのにタイヤの内側がひどく減るので(特にフロントタイヤ）不経済であった(酷い時には１万キロ以下で内側だけ坊主）。