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三代目となるプレミアムラグジュアリークーペモデル「6シリーズ」。BMWクーペモデル特有の流れるようなボディラインに、スポーティなプロポーションを生み出すエクステリアデザインと、エクスクルーシブなインテリアデザインを併せ持つ。国内ですでにオープンボディーのカブリオレ「640i カブリオレ」「650i カブリオレ」が導入されており、クローズドボディーのクーペでもカブリオレ同様に3L 直列6気筒ツインスクロールターボの「640i クーペ」と、4.4L V型8気筒ツインターボの「650i クーペ」をラインアップ。いずれもシフト・パドル付きの8速ATを介して後輪を駆動。また前輪のみならず走行速度に応じて後輪の操舵角も変化させ、中低速域の俊敏性と取り回しのよさ、および高速域での走行安定性を高めるインテグレイテッド・アクティブ・ステアリング(前後輪統合制御ステアリング・システム)、ドライバーが走行シーンに合わせて車両のセットアップを選択することが可能なドライビング・パフォーマンス・コントロール、電子制御の無段階可変サスペンション・ダンパーと電子制御の前後アクティブ・スタビライザーを統合制御するアダプティブ・ドライブなどを採用。いずれもブレーキ・エネルギー回生システム、アイドリングストップ機構を搭載。ドライビング・パフォーマンス・コントロールには、BMWで初めてECO PRO(エコ・プロ)モードを設定し、燃費のよい走りを実現できるとしている。燃費のよい走行をするためのヒントや、効率を向上させた結果による航続距離の延長についての情報をコントロール・ディスプレイやメーター・パネル内に表示し、ドライビングを楽しみながら燃費を向上させる工夫も行われている。クーペでは、BMWとして初めてとなるLEDヘッドライトを採用。スモール・ライト・リング、ハイビーム、ロービーム、フロント・ターン・インジケータ、フロント・サイト・マーカー、およびコーナリング・ライトすべてがLEDとなる。「640i」は自動車取得税および重量税が約75%減税されるエコカー減税対象モデルとなる予定。640iカブリオレ/640iクーペは右ハンドルのみ、650iカブリオレ/650iクーペは左右ハンドルの設定。 |