車の買取・査定前に洗車や清掃が必要か

車を高く売る際の査定ポイント

車の買取・査定前に洗車や清掃が必要か

長年乗り慣れた車もいつかは処分する日がやってきます。
どうせ売却するのであれば少しでも高い値をつけてもらいたいものです。

そこで気になるのが、車の状態です。
車を買取査定に出す前には、洗車や清掃をした方がよいのでしょうか？
車の買取・査定前に洗車や清掃が必要なのかどうかを見ていきましょう。

査定前に車の掃除をしておいた方がよい理由

査定前に車の掃除をしておいた方がよい理由買取査定に出す前の車を洗ったり清掃をしたりしても、車そのものの価値は変わりません。
ただし、問題は買取店側の印象です。

もし、泥だらけで車内もゴミが散らかり放題の状態で査定をしてもらったらどうでしょうか？
買取店は、その車が普段から乱暴に扱われているのだと考え、目に見えない不具合があったら困ると思い、査定額を低めに抑える可能性があります。
逆に、車内をきれいに掃除し、ボディもピカピカに磨いておけば買取店も安心して査定を行えるでしょう。

実際、買取査定にどのぐらいの影響を与えるかは買取店にもよりますが、余計な不安要素を取り除くためにも、事前の掃除はしておいた方が賢明です。

最低限必要な掃除の範囲

車の掃除と言っても、具体的にどの程度行えばよいのでしょうか？

もちろん、できるだけにきれいにしておくのに越したことはありません。
しかし、じっくりと時間をかけて掃除を行う余裕がない人もいるでしょう。
そういう方は、最低限以下の事柄だけでもやっておくことをおすすめします。

・車内で目につくゴミはすべて捨てる
・トランクやダッシュボードの収納ボックスは、必要最低限のもの以外は空にしておく
・ドリンクホルダー、消臭剤・芳香剤などは外しておく
・床のマットは取り外して掃除機をかける
・車内の主だった場所の拭き掃除を行う

また、自分では意外と気がつかないのが、臭いの問題です。
特に、日常的に喫煙をしている方の車は、たばこの臭いが染み付いています。

こうした臭いは、大きな減点になる場合があるので注意が必要です。
車を査定に出す少し前から車内での喫煙は控え、頻繁に換気を行いましょう。
消臭剤は香りがきつすぎると逆効果になるので、無臭か微香タイプを使用するとよいでしょう。

マイナス査定になりかねないキズやへこみの修理

車を一生懸命掃除していると、キズやへこみも気になりだして、どうせなら直してしまおうと考える場合もあるかもしれません。
しかし、それはやめておいた方がよいでしょう。

なぜなら、買取店は修理工場と提携しているか、自前の工場を持っていることが多いので、買取店側で通常より安く修理ができるからです。
せっかく修理をしてから車を持ち込んでも、査定額の上乗せが修理代以上になる可能性はほとんどありません。

また、中途半端に修理を行って修理跡が目立ってしまうと、逆に減点対象になってしまう可能性もあります。

車の買取査定では、洗車や掃除の有無で大きく査定価格が変わる可能性は少ないので、査定前の車は、自分に負担がかからない範囲できれいにして査定に臨むとよいでしょう。

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