車買取の査定価格に地域差はあるのか

車の売却・査定時の豆知識

車買取の査定価格に地域差はあるのか

車の買取査定価格は全国一律ではありません。
需要と供給による地域差、経済的理由による地域差、気候や車の用途などによる地域差など、さまざまな理由で査定価格に差が出ています。

車買取の査定価格における地域差の理由を追いかけてみましょう。

需要と供給による査定価格の地域差

車検のあるなしは買取査定に影響するのか？中古車に限ったことではないですが、物の価値が決まるポイントは需要と供給のバランスにあります。

おおまかに例えれば、中古車を買いたい人が多くて、売りたい人も多いと中古車価格は「普通」で、買いたい人が多くて、売りたい人が少なければ中古車価格は「高く」なります。
逆に、買いたい人が少ない場合は、売りたい人が多いと中古車価格は「安く」なり、売りたい人が少ないと中古車価格は「普通か、やや安く」なる傾向のようです。

中古車が高く売れるかどうかはあくまでも「需要」によるものですが、その需要も人気車種、人気グレード、色などいつも同じではないので、自分の車を売りに出したいときは、需要があるかどうかをあらかじめ調べておくと良いでしょう。

社会環境や経済の違いによる査定価格の地域差

アルバイトの時給を見てもわかるように、日本国内でも給料には地域差があります。
また自動車税や自動車重量税は全国一律ですが、住民税や国民健康保険料も地域によってばらつきがあります。

車は走る財産とも言われるほど簡単に買えるものではないので、このような地域の懐事情によっても差が出てきます。

例えば、ガソリンの価格も地域によって差があるため、ガソリンが高い地域ではハイブリッド車や電気自動車の需要が上がり、子育て世代に優遇措置のある自治体ではファミリー層が増えるため、ファミリーカーに需要が集中します。

このように車は生活に密着する以上、社会環境や経済の違いによる地域差は見過ごせないポイントでもあります。

天候や気候、車の用途による査定価格の地域差

車の買取査定価格の中で一番価格差がわかりやすいのは、天候や気候、車の用途での地域による差です。
北海道や東北地方、北陸地方などの豪雪地帯、寒冷地帯では、4WD車の需要が上昇する傾向にあります。
スタッドレスタイヤをつけた車が北国ではプラス査定になることも有名な話です。

逆に、セダンタイプや高級車などは、首都圏の高級住宅地のある地域で需要が高くなる傾向にあり、駐車場のない都心部では、軽自動車やコンパクトカーに需要が集中したりもします。
また、地方ではビジネス用に車を持つ人も多いため、営業者用の車などは安定した需要が望めると言われています。

天候や気候で地域差があるのは聞いたことがある話かもしれませんが、査定価格の地域差は税金やガソリンの値段も影響します。
もし居住する地域以外で車を売ることになってしまったら、その土地の状況を把握しておくことも重要です。

車の売却について気になることがあればお店に相談しましょう！
お店選びはこちらから>>>https://www.goo-net.com/kaitori/shop/