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【総合評価】
3シリーズのクーペ系が4シリーズへと発展したのにともなって、BMWのスポーツモデルの金看板であるM3クーペはM4クーペに移行した。だが、マニアにとっての気がかりは、名称変更よりもエンジン変更だろう。最後のM3クーペの心臓は4L・V8で、このE92までの歴代モデルはすべて自然吸気エンジンだったが、新世代のF82はツインターボで武装した3L・直6が与えられた。これで、「M」の心臓もすべて直噴ターボになってしまったわけだ。
ルックスに関しては、「M」はやはり特別な仕立て。専用のワイドボディや、カーボン製ルーフ、スポイラー一体型カーボントランクリッドなどを採用してレーシーなムードを演出するとともに、軽量化や低重心化も行っている。「さすがMモデル」の印象だ。
【良い点】
大きく進化したのは加速の迫力。ターボならではのビッグトルクがカギを握る点で、わずか2000回転ほどであっても、右足を「グイッ」と踏み込めば……目眩くような力感に満ちた加速を楽しませてくれる。ハイチューンターボというと、応答の遅れを心配する人もいるだろうが、M4のターボはシングルではなくツイン。鋭敏なレスポンスも自慢だ。
そしてシャシー。オプションの19インチタイヤ装着車はとくに顕著だが、さらにコーナーが速くなった。フットワークはターンインからシャープで、姿勢のコントロールも思いのままといった印象。アダプティブMサスペンション装着車(オプション)の場合は、凹凸やうねりの処理にも長けていて、どんな場面でも痛快なコーナリングを可能にしている。そうした高度な能力を考えれば、コンフォートモードにおける日常の乗り心地は「驚くほど快適」と表現することができる。
【悪い点】
速さの進化は疑いようのないモノ。さらに、ターボ化は環境性能の改善ももたらした。しかし、突き抜けるような高回転域のフィールとサウンドの官能性、そして応答性のリニアさについては、自然吸気時代のM3に軍配があがる。「M」専用の3Lツインターボのレブリミットは7600回転と高く、サウンドもシングル・ツインスクロールターボのユニットとは別物の迫力。だが、それでも消失感のような気分を抱いてしまうのは、たんなる過去への郷愁だけではないような気がする。
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※販売店レビューの投稿はこちら
総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
5.0 | 5.0 | 4.0 | 3.8 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
4.8 | 4.3 | 4.5 |
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【総合評価】
もう説明はいらないでしょう。先代で言うM3クーペで、BMWの走りの気持ちよさを具現化した1台です。たくさんのハイテクが盛り込まれていますが、走らせるとそんなことはどうでもいいんです。とにかく気持ちいい。爽快なコーナリング、...
投稿日: 2015年01月26日
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【所有期間または運転回数】
1か月
【総合評価】
5点満点
【良い点】
ハンドリング、加速等、走りに関しては完璧
【悪い点】
ミッションの切り替わりのクセが少しある
投稿日: 2017年03月02日
M4(BMW)のクルマ情報(中古車両)をオプションから簡単に車両検索できます。
1200.7
710.6