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クラウンの上級モデルとして位置するのがマジェスタ(MAJESTA)。クラウンロイヤルシリーズとセルシオの間に位置し、セルシオよりもパーソナル性を強調したモデルとなっている。3代目となるモデルは、従来同様にロイヤル/アスリート系とはエンジンラインアップが異なっている。縦格子基調のグリルや、左右に分割されたリヤコンビネーションランプなど、マジェスタのデザインアイデンティティはしっかりと守られている。搭載されるエンジンは280馬力のV8(1UZ-FE)と、220馬力の直列6気筒3L(2JZ-FSE)の直噴の2タイプとなる。駆動方式はFRを基本に、V8エンジン搭載車にのみI-Fourシステムを採用するフルタイム4WDが用意される。組み合わされるミッションはFRが5速AT、4WDが4速ATの設定となる。グレード展開はV8系が「Cタイプ」、「CタイプI-Four」、「Aタイプ」の3種。直6系が「Cタイプ」、「Aタイプ」の2種。サスペンションは前後ともにダブルウイッシュボーンを採用するが、V8 4.0Cタイプは4WDも含めてエアサスペンションが採用される。安全機構として、デュアルエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルト、VSC、ブレーキアシスト、EBD付きABSを全車に標準で装備する。 |