日本カー・オブ・ザ・イヤー
更新日:2023.11.08 / 掲載日:2023.11.08
気になる「10ベストカー」を総チェック! 2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー

クルマ業界における年末の風物詩となっている「日本カー・オブ・ザ・イヤー」。その前哨戦となる「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー」の受賞モデル発表が、今回はジャパンモビリティショー2023の特設会場にて大々的に発表されました。
10ベストカーは、本年度のノミネート車両34台から、60名の選考委員により10台を選出したもの。今後、10ベストカー取材会を経て最終選考会が行われ、12月7日に2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤーが発表されます。
今回選出された10台はどのような顔ぶれになっているのでしょうか。この記事では、10ベストカーを余すことなく振り返ってまいります!
1.スバル クロストレック

クロストレックは、XVの後を引き継ぐモデルとして2022年末より日本市場に導入されたコンパクトクロスオーバーSUV。インプレッサがベースとなっており、アクティブさとスポーティさを際立たせたモデルです。2.0L DOHC 直噴+モーターのe-BOXERを搭載し、駆動方式はFWDとAWDを選択可能としています。
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2.トヨタ アルファード/ヴェルファイア

トヨタの高級ミニバンとして多くのユーザーの支持を得ているアルファード/ヴェルファイアは、2023年6月にフルモデルチェンジ。プラットフォームを刷新して振動・騒音対策、燃費や走りといった基本性能の向上を図りつつ、内・外装デザイン、ゆとりの室内空間など快適性を追求。おもてなしの思想を体現した装備類で、「快適な移動の幸せ」を提供します。
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3.トヨタ プリウス

1997年の初代誕生以来、エコカーの代名詞的存在としてハイブリッドカー市場をけん引してきたプリウスが、2023年1月にフルモデルチェンジ。歴代モデルの中でもスポーティなテイストを際立たせたデザインが話題を呼びました。同年3月にはPHEVモデルがラインナップに追加されています。
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4.日産 セレナ

日産・セレナは2022年11月にフルモデルチェンジを発表。1991年の初代誕生から数えて、現行型は6代目を数えるロングセラーモデルです。e-POWER車には“第2世代”を採用するとともに、排気量を従来の1.2Lから1.4Lにアップするなど、性能面の強化が図られています。また、一定の条件下においてハンドルから手を離すハンズオフを可能とするプロパイロット 2.0も搭載しました。
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5.ホンダ ZR-V

ホンダの新型プレミアムミドルSUVとして2022年11月に発表されたZR-V。その後、2023年4月より発売されました。ハイブリッドモデルには新開発の2.0L直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせた「スポーツe:HEV」をSUVに初搭載。従来のe:HEVに対して燃費、排出ガスクリーン性能、静粛性を向上、さらに力強い加速も実現しています。
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6.三菱 デリカミニ

2022年11月にプロトタイプが発表されて以後、瞬く間に話題となった三菱・デリカミニ。同社の人気シリーズである“デリカ”の名称を冠し、半円形のヘッドライトなどで親近感を取り入れたデザインが支持を集めています。プラットフォームにはeKシリーズと共通のCMF-Aを採用、広い室内空間を保持したスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車で、使いやすさに優れているのも特徴としています。
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7.アバルト 500e

フィアットが現地で2020年から発売している電気自動車「500e」をベースに、アバルトがチューニングを施したモデルがアバルト・500eです。フィアットのモデルと同じパッケージかと思いきや、ハニカムデザインのフロントグリルやホイールなど、各所にアバルトらしいスポーティさを表現。ベースモデルを大きく上回る最高出力(155PS)を発揮するパワーも秘めています。専用開発のサウンドジェネレーターも搭載するなど、従来の電気自動車が持つ“エコ”“サステナビリティ”といったイメージを払拭するスポーティぶりが特色です。
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8.BMW X1

BMWのコンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)であるX1は、2009年に初代が誕生。今回ノミネートされたモデルは2023年2月に導入の3代目です。エンジンは2.0L直列4気筒ターボエンジンと、2.0L直列4気筒ターボディーゼルエンジンを用意。さらに、電気自動車のiX1を設定しています。インテリアは大型のBMWカーブド・ディスプレイを採用、シフトレバーを廃止した操作系など、先進技術が積極的に取り入れられています。
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9.マセラティ グレカーレ

マセラティ・グレカーレは、高級スポーツカーブランドとして名を馳せてきた同ブランドが放つ、2車種目のSUV。GT、モデナの2グレードは、2.0L 直列4気筒ターボエンジンと48Vバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様。最上位グレードのトロフェオは3.0L V型6気筒ツインターボエンジン「ネットゥーノ」を搭載したハイパフォーマンスモデルとなっています。
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10.フォルクスワーゲン ID.4

欧州を中心に展開するフォルクスワーゲンの電気自動車「ID」シリーズにおいて、日本市場発売の第一弾となった「ID.4」。同社の電気自動車専用プラットフォーム「MEB」を採用、最大航続距離618kmを誇り、ロングドライブも可能なSUVモデルです。使い勝手の良さを高める最大1,575Lの荷室スペース(通常時は543L)や、室内の開放感を高めるパノラマガラスルーフといった装備を備え、ファミリーユースに応える仕立てとなっています。
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2023年の日本カー・オブ・ザ・イヤーはどのモデルに!? 今後のスケジュール
今回選出された10ベストカーは、11月22日に袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県袖ケ浦市)で行われる「10ベストカー取材会」(一般非公開)で二次選考を実施。そして12月7日の「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会」(東京ポートシティ竹芝 ポートホール、東京都港区)で最終選考が行われます。
最終選考会の模様はYouTubeによるライブ中継が行われる予定です。
日本カー・オブ・ザ・イヤー 公式YouTubeチャンネル:

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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