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更新日:2026.05.19 / 掲載日:2021.01.01

乗り心地の良いタイヤとは?性能や選び方、おすすめ8選を紹介

走行中のロードノイズが気になり、新しいタイヤを購入したいけれど、どのように選べばよいかわからない……。このような悩みをお持ちの人もいるのではないでしょうか。乗り心地の良いタイヤとは、静粛性や安定性のある性能を持ったタイヤです。この記事では、乗り心地の良いタイヤを選ぶための基準や車種別のおすすめモデル8選を紹介します。

1.乗り心地の良いタイヤとは?

乗り心地の良いタイヤとは、走行中の快適性を高める性能を持ったタイヤです。具体的には、以下のような要素を持ち合わせます。

要素内容
静粛性ロードノイズやパターンノイズを抑え、車内を静かに保つ性能
クッション性路面の凹凸や段差からの衝撃を吸収し、突き上げ感を軽減する性能
安定性直進時やコーナリング時のふらつきを抑え、安心感のある走りを実現する性能

これらの性能は、タイヤのトレッドパターンやゴムのコンパウンド、内部構造などによって決まります。特に「コンフォートタイヤ」と呼ばれるカテゴリーは、乗り心地を最優先に設計されており、長距離ドライブでも疲れにくいのが特徴です。

ただし、性能の良いタイヤに変えても、車両にくる衝撃を吸収するショックアブソーバに不備がある場合、乗り心地があまり変わらない場合があります。

セダンなど車重が重いもの、ゴルフバックなど重い荷物をよく積む人はショックアブソーバに不備が出やすい傾向があります。

2.乗り心地の良いタイヤの選び方

タイヤの銘柄には、さまざまな特徴があります。静粛性と走行性能を重視したい、低燃費で乗り心地が良いタイヤがいい、などどのような性能をタイヤに求めるのかを明確にすることでタイヤ選びがスムーズになります。この章では、乗り心地の良いタイヤの選び方を3つ紹介します。

(1)コンフォートタイヤを選ぶ

車の乗り心地を最優先に設計しているのが「コンフォートタイヤ」です。

コンフォートタイヤには、以下のような性能面のメリットがあります。

・ロードノイズやパターンノイズを大幅に低減し、静かな車内環境を実現する
・路面からの衝撃や車体の揺れを吸収し、安定した走行が実現できる
・雨天時のグリップ力が高く、制動距離が短縮される
・転がり抵抗が少なく、燃料消費を抑えられる

特に高速道路を頻繁に利用する人や、長距離ドライブが多い人に、コンフォートタイヤはおすすめです。

(2)車種に合ったタイヤを選ぶ

タイヤの中には、「軽自動車専用」「ミニバン専用」「SUV専用」など、特定の車種に最適化されたタイヤがあります。専用設計のタイヤは、車本来の快適性を最大限に引き出せます。

車種特性専用タイヤの強み
軽自動車車重が軽く小回りが効く耐摩耗性・静粛性の向上
コンパクトカータイヤサイズが小型であるバランス型性能
ミニバン重心が高く車体が重いふらつき抑制・偏摩耗対策
SUV大型で重量がある強く頑丈な設計・安定性向上

例えばミニバンは、大きい箱形なため車内にノイズがこもりやすい傾向があり、静粛性に特化しているモデルを設計しているのが特徴です。

(3)タイヤサイズや偏平率で選ぶ

タイヤサイズや偏平率も乗り心地に大きく影響します。タイヤサイズは「175/65R15 84H」のような形でタイヤ側面に表記されています。

表記意味
175タイヤ幅
65偏平率
Rタイヤ構造
15リム径
84ロードインデックス
H速度記号

タイヤをインチアップすると、コーナリング性能は向上しますが、サイドウォールが薄くなるため乗り心地や静粛性が低下しやすくなります。

逆にインチダウンは、ホイール径を小さくしてサイドウォールを厚くするため、快適な乗り心地とロードノイズの低減が期待できます。

また、偏平率65以上のタイヤは、厚めのサイドウォールが、路面からの衝撃を吸収するため、柔らかく静粛性に優れた乗り心地が得られます。一方で、偏平率50以下ではハンドリングはシャープになりますが、路面からの衝撃を直接感じやすくなり、突き上げるような感覚が強まります。

快適性を優先するなら、偏平率65以上または純正サイズの選択がおすすめです。

3.【車種別】乗り心地の良いおすすめタイヤ8選

この章では、車種ごとの特性に合わせた乗り心地の良いタイヤを8つ紹介します。

(1)軽自動車のタイヤ選びのポイントとおすすめ2選

軽自動車は車体が軽く小回りが効く分、摩擦が早く、タイヤへの負担が大きくなりやすい特性があります。そのため、以下の3つのポイントを押さえたタイヤ選びが重要です。

タイヤ選びのポイント理由
静粛性の高さ車体が軽いため路面ノイズが車内に伝わりやすい
耐摩擦性タイヤサイズが小さく回転数が多いため摩耗しやすい
クッション性ベルト部全体が振動し衝撃を感じやすい

軽自動車におすすめのタイヤは以下の2つです。

①REGNO GR-XⅢ|Bridgestone

出典:REGNO GR-XⅢ|Bridgestone

Bridgestone(ブリヂストン)「REGNO GR-XⅢ」は、空を飛んでいるような乗り心地をコンセプトに開発された、ブリジストン最高峰のタイヤです。

独自のチューニング技術によって実現した静粛性が特徴です。タイヤノイズを徹底的に抑制する設計により、車内は驚くほど静かで、会話や音楽を邪魔しない上質な空間が広がります。

対応インチ価格(165/55R15 75V・1本・取り付け価格込み)
14~2026,290円(税込)

「REGNO GR-XⅢ」公式販売ページ
「REGNO GR-XⅢ」公式販売ページ(Amazon)

②BluEarth- RV03CK|YOKOHAMA

出典:BluEarth- RV03CK|YOKOHAMA

YOKOHAMA(ヨコハマ)の「BluEarth RV-03CK」は、軽自動車の走行特性に特化して開発されたタイヤです。

従来品と比べて溝面積比を最適化することで、ふらつき、偏摩耗の抑制や静粛性の向上を実現しています。さらに、摩耗寿命の向上とウェット性能の維持を両立しており、雨の日でも安心して走行できます。

対応インチ価格
13~16販売店による

「BluEarth- RV03CK」公式ページ

(2)コンパクトカーのタイヤ選びのポイントとおすすめ2選

コンパクトカーは車重が軽く小回りが効くため、タイヤの摩耗や偏摩耗が起こりやすい傾向があります。そのため、以下のポイントを重視してタイヤを選びましょう。

タイヤ選びのポイント理由
耐摩耗性タイヤサイズが小さく回転数が多いため摩耗しやすい
バランス型性能街乗りから高速道路まで幅広いシーンで使われる
ウェットグリップ性能車重が増える分、雨天時の制動距離が伸びやすい

コンパクトカーにおすすめのタイヤは以下の2つです。

①NANOENERGY 3 PLUS|TOYO TIRES

出典:NANOENERGY 3 PLUS|TOYO TIRES

TOYO TIRES(トーヨータイヤ)の「NANOENERGY 3 PLUS」は、低燃費性能と安全性を高次元で両立させた、コンパクトカー向けタイヤです。

先代モデル「NANOENERGY 3」と比較して、ウェット路面での制動距離を13%短縮しているのが特徴です。さらに、新開発のトレッドコンパウンドとワイドトレッド設計により、タイヤの寿命や燃費性能の向上を実現しています。

対応インチ価格
13~19販売店による

「NANOENERGY 3 PLUS」公式ページ

②ADVAN dB V552|YOKOHAMA

出典:ADVAN dB V552|YOKOHAMA

YOKOHAMA(ヨコハマ)の「ADVAN dB V552」は、静粛性を極限まで追求したタイヤです。トレッドパターンを従来よりも細かい144のブロックに分割することで、走行時のパターンノイズを大幅に低減しています。

地面とタイヤが接する瞬間に発生するノイズを効果的に抑制するとともに、雨天時の排水性も向上させています。従来品「V551」と比較して騒音エネルギーを32%低減しており、静かな車内空間を実現します。

対応インチ価格
15~21販売店による

「ADVAN dB V552」公式ページ

(3)ミニバンのタイヤ選びのポイントとおすすめ2選

ミニバンは車体が重く重心が高いため、走行中のふらつきや偏摩耗が起こりやすい特性があります。そのため、以下のポイントを重視したタイヤ選びが重要です。

タイヤ選びのポイント理由
高剛性設計車体が重くふらつきやすい
偏摩耗対策偏摩耗が起こりやすい
静粛性能車体が重くタイヤへの荷重が大きくなり、路面との接地時に発生する振動やノイズが増大する

ミニバンにおすすめのタイヤは以下の通りです。

①ENASAVE RV505|DUNLOP

出典:ENASAVE RV505|DUNLOP

DUNLOP(ダンロップ)の「ENASAVE RV505」は、ミニバン特有のふらつきを徹底的に抑制するために開発された専用タイヤです。

荷重がかかった際も接地面をしっかり確保する設計が特徴です。また、サイドウォール全体がたわむことで荷重を効果的に受け止める構造を採用しているため、定員乗車や荷物を多く積んだ状態でも、ふらつきを抑制し、安定性を損ないません。

対応インチ価格(205/65R16 95H・1本)
13~2029,040円(税込)

「ENASAVE RV505」公式販売ページ
「ENASAVE RV505」公式販売ページ(Amazon)

②EfficientGrip Comfort|GOODYEAR

出典:EfficientGrip Comfort|GOODYEAR

GOODYEAR(グッドイヤー)「EfficientGrip Comfort」は、車のふらつきや燃費性能を両立させた、快適性重視のタイヤです。

薄く、軽量化したEfficientサイドウォールを採用することで、転がり抵抗を大幅に低減し、転がり抵抗性能テストにおいては、最高グレード「AA」を獲得しています。

また、摩耗を抑制する構造と、コーナリング時の路面接地圧を均一化することで、偏摩耗を防ぎ、安定した走行性能を長期間維持できます。

対応インチ価格(165/55R15 75V・1本)
14~207,780円(税込)

「EfficientGrip Comfort」公式販売ページ(Amazon)

(4)SUVのタイヤ選びのポイントとおすすめ2選

SUVは車体が大きく重量があるため、タイヤには高い耐久性と安定性が求められます。また、オンロード・オフロード両方を走行することを想定し、以下の3つのポイントを重視しましょう。

タイヤ選びのポイント理由
高剛性設計車体が重いためふらつきやすい
耐久性能悪路走行時の衝撃に耐える強度が必要である
静粛性能大型タイヤ特有のロードノイズが発生しやすい

SUVにおすすめのタイヤは以下の通りです。

①ALENZA LX100|Bridgestone

出典:ALENZA LX100|Bridgestone

Bridgestone(ブリヂストン)「ALENZA LX100」は、SUVの乗り心地を追求した専用タイヤです。進化したサイレントテクノロジーにより、静粛性を大幅に向上しています。

タイヤは使用とともに摩耗していきますが、ALENZA LX100は摩耗が進んだ状態でも高い静粛性を維持する新たなトレッドパターン技術を採用しています。さらに、SUV専用サイドチューニングを採用しており、ふらつき低減の維持を実現しています。

対応インチ価格(265/70R17 115S・1本)
15~2240,150円(税込)

「ALENZA LX100」公式販売ページ
「ALENZA LX100」公式販売ページ(Amazon)

②PRIMACY 5|MICHELIN

出典:PRIMACY 5|MICHELIN

MICHELIN(ミシュラン)の「PRIMACY 5」は、濡れた路面での安全性と快適性を長期間維持する、SUV向けプレミアムコンフォートタイヤです。

多くのタイヤは使用とともに性能が低下しますが、PRIMACY 5は独自のトレッド技術により、摩耗が進んだ状態でもウェットグリップ性能や静粛性を維持します。

対応インチ価格(205/55 R17 95W XL ・1本)
16~2221,849円(税込)

「PRIMACY 5」公式販売ページ
「PRIMACY 5」公式販売ページ(Amazon)

4.乗り心地の良いタイヤを購入する方法

最適なタイヤが決まったら、次は購入方法を選びましょう。購入ルートは主に4つあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

購入方法メリットデメリット
タイヤ専門店タイヤに関する知識が豊富ネット通販に比べて価格が高め
ディーラー純正品が購入できる工賃やタイヤの価格が高め
ネット通販・価格が安い
・品揃え豊富である
実物を見られない
カー用品店キャンペーンやセールを行っているタイヤ専門店に比べて種類は劣る

近年では、オンラインで購入したタイヤを提携店舗で交換できる「タイヤ交換サービス」も人気です。価格を抑えつつ、プロの施工が受けられるため、コストパフォーマンスに優れています。

5.乗り心地の良いタイヤに関するよくある質問

(1)タイヤサイズが大きいと乗り心地は良くなりますか?

タイヤサイズが大きくなると、必ずしも乗り心地が良くなるわけではありません。むしろ、インチアップによってサイドウォール(タイヤの側面)が薄くなると、路面からの衝撃が伝わりやすくなり、乗り心地が硬くなる傾向があります。

(2)タイヤを買うならどのメーカーがいいですか?

乗り心地重視のタイヤを取り扱っているメーカーは以下の通りです。

・Bridgestone
・YOKOHAMA
・DUNLOP
・TOYO TIRES など

ただし、メーカーによって特色が異なるため、愛車の車種や予算に合ったモデルを各メーカーのラインナップから比較検討することをおすすめします。

6.乗り心地の良いタイヤに交換するならグーネットピットをご活用ください

乗り心地の良いタイヤとは、静粛性や安定性を兼ね備えたタイヤです。車種ごとのタイヤの特徴を理解し、タイヤサイズや偏平率を考慮したうえで、愛車に最適なタイヤを選ぶことが重要です。

乗り心地の良いタイヤに交換するなら、グーネットピットをご活用ください。グーネットピットでは、タイヤ交換を依頼できる整備工場を簡単に検索できます。予算や地域など条件ごとの検索も可能ですので、ぜひご活用ください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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