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更新日:2020.04.21 / 掲載日:2017.11.08

第38回 2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー一覧

 選考委員の投票によって選ばれた10ベストカーを紹介。はたして今年はどのクルマがイヤーモデルに選ばれるのか?

スズキ スイフトシリーズ
トヨタ カムリ
・レクサス LC
ホンダ N-BOX/N-BOXカスタム
マツダ CX-5
・アルファ ロメオ ジュリア
・BMW 5シリーズセダン/ツーリング
・シトロエン C3
ボルボ XC60
フォルクスワーゲン ティグアン

スズキ スイフトシリーズ

スイフト

 個性的でスポーティーなデザインに、しっかりしたハンドリングと高い走行性能、取り回しのしやすいコンパクトなサイズのスズキのコンパクトカー「スイフト(SWIFT)」。大胆に進化した躍動感のあるスタイルとしながら、歴代スイフトが磨き続けたハンドリング性能のさらなる向上に加え、マイルドハイブリッドや軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用、熱効率の向上によって低燃費を追求した1.2L自然吸気のデュアルジェット エンジンにより、優れた走行性能と燃費性能を両立した。ラインアップは、1L直噴ターボのブースタージェットエンジン(無鉛レギュラーガソリン対応)搭載の「RSt」、ハイブリッドシステムを搭載する「ハイブリッドRS」、「ハイブリッドML」、1.2L自然吸気のK12C型デュアルジェットエンジン搭載の「RS」、「XL」、「XG」を設定。また、スズキ初の装備として、単眼カメラとレーザーレーダーによる衝突被害軽減システム「デュアルセンサーブレーキサポート」、「SRSカーテンエアバッグ&フロントシートSRSサイドエアバッグ」、「アダプティブクルーズコントロール」を装備した「セーフティパッケージ装着車」をそれぞれに設定した(「XG」を除く)。トランスミッションは、「RSt」に6AT、「ハイブリッドRS」、「ハイブリッドML」にCVT、「RS」に5MT、「XL」、「XG」には5MTとCVTを用意。今回、駆動用モーターとオートギヤシフトを組み合わせたスズキ独自のハイブリッドシステムを搭載した「ハイブリッドSG」、「ハイブリッドSL」を追加。K12C型デュアルジェットエンジンに、発電も可能な駆動用モーター(MGU)と伝達効率に優れたトランスミッションであるオートギヤシフト(AGS)を組み合わせた、軽量コンパクトで高効率なスズキ独自のパラレル方式ハイブリッドシステムを採用。100V高電圧リチウムイオンバッテリーを荷室床下に格納するなど、ボディサイズ、室内空間はそのまま確保。「ハイブリッドSL」には、単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を軽減するシステム「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能と、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシスト機能を搭載。


スイフトスポーツ

 スイフトのスポーツモデルとして2005年に誕生したスズキ「スイフトスポーツ」。3代目となる新型「スイフトスポーツ」は、軽量化技術とともに走行性能を向上させた新型スイフトをベースに、日常での使いやすさを確保しながら、より高性能なホットハッチバックへと進化させた。また、新型スイフトに対してトレッドを拡幅し直進安定性、旋回性能を向上。国内仕様「スイフトスポーツ」として初の3ナンバーサイズのボディとした。ラインアップは、最大トルク230N・mを発揮する1.4L直噴ターボエンジン搭載の「ベースグレード」と「ベースグレード セーフティパッケージ装着車」を設定。軽量高剛性な新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」採用による70kg(先代スイフトスポーツと新型スイフトスポーツ6MT車、および先代スイフトスポーツCVT車と新型スイフトスポーツ6AT車との比較)の軽量化、新開発サスペンションにより高い動力性能とハンドリング性能を実現。高効率なパワートレインや優れた空力性能などにより、燃料消費率JC08モード走行で6MT車は16.4km/L、6AT車は16.2km/Lの燃費性能を達成。エクステリアは、ノーズを前方にせり出させ、躍動感を強調した専用バンパー&グリルに、軽快さと空力性能のベストバランスを追求したルーフエンドスポイラーやカーボン調シボを施したフロントグリルとバンパー下部、サイドアンダースポイラー、リヤディフューザーなどを装備した。インテリアは、スポーツ走行時などに運転姿勢をしっかり支える形状の専用フロントシート[Sportロゴ入り]を採用。また、高精彩の4.2インチ大型カラードット液晶のマルチインフォメーションディスプレイをメーター中央に採用し、ブースト計と油温計を追加、スポーツドライビングをサポートするとともにスポーティー感を演出。さらに、スズキ初採用となる車線逸脱抑制機能をはじめ、単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をメーカーオプション設定(セーフティパッケージ装着車)し、安全装備も充実させた。

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トヨタ カムリ

 トヨタブランド、FFセダン最上級モデルに位置する「カムリ(CAMRY)」。今回、フルモデルチェンジを行った。「性能」「智能」を突きつめることで「官能」をもたらす心揺さぶる上質セダンをコンセプトに、TNGAに基づきプラットフォーム、ユニット、電子系など全ての部品をゼロから開発することにより、エモーショナルで美しいデザイン、意のままの走り、上質な乗り味を実現。ラインアップは、2.5L 直列4気筒エンジン搭載の「Gレザーパッケージ」、「G」、「X」を用意。最大熱効率41%と高出力を両立したTNGA新エンジン「ダイナミックフォースエンジン2.5」と、進化を続けるハイブリッドシステム(THS II)を組み合わせることで、同排気量クラストップレベルとなる33.4km/Lの低燃費と優れた動力性能を両立。エクステリアは、トヨタ独自のキーンルックの進化により個性を際立たせ、スリムなアッパーグリルと、立体的で大胆に構えたロアグリルを対比させることにより、低重心でワイドなスタンスを強調し、Bi‐Beam LEDヘッドランプは、3層に重なったLEDクリアランスランプで、横方向への広がりと奥行きのある高い質感を表現。インテリアは、スポーティなコックピット空間と広がり感の両立。さらに、ディスプレイ(ナビゲーション、カラーヘッドアップディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイ)の相互リンクによる情報表示により、ドライバーの操作動線と視線移動を最適化することで、運転に集中できるコックピットを実現。また、ナビゲーションとヒーターコントロールパネルが一体となったセンタークラスターパネルには、フラッシュサーフェスデザインを採用。安全装備として、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備するとともに、後退時の死角に左右後方から接近してくる車両を検知し自動的にブレーキ制御を行う「リヤクロストラフィックオートブレーキ」機能をTOYOTAブランド初採用するなど、安全と安心を提供している。ボディカラーには新色「グラファイトメタリック」を含む全7色を用意。

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レクサス LC

 LEXUSが変革の象徴として生み出したフラッグシップクーペ「LC」。ラインアップは、3.5L V型6気筒エンジンにマルチステージハイブリッドトランスミッションを組み合わせる「LC500h」を設定。「Sパッケージ」、「Lパッケージ」を用意。マルチステージハイブリッドシステムは、LEXUSのハイブリッドシステムに有段ギヤを組み合わせた世界初の機構。エンジンと走行用モーター両方の出力を制御することで、低速から力強い駆動力を生み出しパワフルな走りを実現。フロント・リヤともに新開発サスペンションを採用。エクステリアは、LEXUS FRラインアップの基礎となる新開発GA‐Lプラットフォームを採用。慣性諸元の作りこみやボディの高剛性・軽量化に徹底的にこだわり、FR車が持つ本質的な魅力である優れた走りとデザインの実現に大きく寄与している。フロントは、下端からボンネットフードへと続く流れを強調し、ボディと一体化させ躍動感を高めたスピンドルグリルを中心に、新開発の超小型3連LEDヘッドランプユニットと、L字型に発光するLEDクリアランスランプ(デイライト機能付)を配置し、精悍かつエレガントな表情を演出。リヤは、中央部にフロントからの流れを受けたスピンドル形状のテーマを採用。インテリアは、ドライビングの高揚感を演出するコックピット空間と、乗員を包み込むおもてなしの助手席側空間を融合し、艶やかさと先進的な機能性とを兼ね備えた独自のラグジュアリー性を表現。コックピットは、ドライバーとクルマの一体感を醸成するドライビングポジション、ペダルやスイッチ類の配置、ステアリング傾角、シートのホールド性など、徹底した走り込みに基づく細部にこだわったレイアウトを実現。さらに、先進予防安全パッケージLexus Safety System+を全車標準装備。歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱による事故の予防に貢献する「レーンキーピングアシスト」(LKA)、夜間歩行者の早期発見に寄与しロー・ハイビームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」(AHB)、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節し一定の車間距離を保ちながら追従走行できる「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」をパッケージ化。また、エンジンフードを4つの支点でポップアップさせる4点式ポップアップフードをLEXUS初採用した。ボディカラーには新規開発色「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」を含む全11色用意。

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ホンダ N-BOX/N-BOXカスタム

ホンダ N-BOX

「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という思いを込めた軽乗用車「N」シリーズの第一弾モデル「N BOX」。エアロパーツをセットにした「N BOXカスタム」も用意。今回、「日本の家族のしあわせのために」をコンセプトに、ファミリーカーの新たなスタンダードとなることを目指して、プラットフォーム、パワートレインを新たに開発。安全装備や新採用の助手席スーパースライドシートなどの充実した機能を備えた上で約80kg軽量化し、優れた走行性能・低燃費・乗り心地を実現した。また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」をHondaの軽乗用車として初めて採用。従来機能に加え、新たに後方誤発進抑制機能を追加し、全タイプに標準装備としている。「N BOX」のラインアップは、「G ホンダセンシング」、「G・L ホンダセンシング」、「G・Lターボ ホンダセンシング」、「G・EX ホンダセンシング」、「G・EXターボ ホンダセンシング」、「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を搭載しない「G」、「G・L」、「G・EX」を用意。全車に、「S07B」型エンジン直列3気筒DOHCにCVTを組み合わせ、アイドリングストップ機構を搭載。エクステリアには、全タイプ標準装備のLEDヘッドライトやルーフサイドの溶接にルーフレーザーブレーズを採用。インテリアは、ベージュを基調に、カフェで過ごすようなリラックス空間を表現。新採用の助手席スーパースライドシートは、助手席シートの前後スライド量を570mmとすることで、後席・運転席間の移動をはじめ、標準装備となったスライドリアシートと合わせて多彩な使い方が可能になった。さらに、シート表皮に付着したアレルゲン(ダニ・スギ花粉)の不活性化に加え、抗ウイルス加工を施したアレルクリーンプラスシートや、紫外線と赤外線を軽減する360°スーパーUV・IRカットパッケージをすべての窓に採用するなど、車内の環境を快適に整える先進装備を充実させた。ボディカラーには、2トーンカラーを含む全14色用意。

ホンダ N-BOX

「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という思いを込めた軽乗用車「N」シリーズの第一弾モデル「N BOX」のエアロパーツをセットにした「N BOXカスタム」。今回、「日本の家族のしあわせのために」をコンセプトに、ファミリーカーの新たなスタンダードとなることを目指して、プラットフォーム、パワートレインを新たに開発。安全装備や新採用の助手席スーパースライドシートなどの充実した機能を備えた上で約80kg軽量化し、優れた走行性能・低燃費・乗り心地を実現した。また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」をHondaの軽乗用車として初めて採用。従来機能に加え、新たに後方誤発進抑制機能を追加し、全タイプに標準装備としている。「N BOXカスタム」のラインアップは、「G・L ホンダセンシング」、「G・Lターボ ホンダセンシング」、「G・EX ホンダセンシング」、「G・EXターボ ホンダセンシング」、「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を搭載しない「G・L」、「G・EX」を用意。全車に、「S07B」型エンジン直列3気筒DOHCにCVTを組み合わせ、アイドリングストップ機構を搭載。エクステリアには、全タイプ標準装備のLEDヘッドライトやルーフサイドの溶接にルーフレーザーブレーズを採用。インテリアは、ブラックを基調とした上質かつ精悍な空間を表現。新採用の助手席スーパースライドシートは、助手席シートの前後スライド量を570mmとすることで、後席・運転席間の移動をはじめ、標準装備となったスライドリアシートと合わせて多彩な使い方が可能になった。さらに、シート表皮に付着したアレルゲン(ダニ・スギ花粉)の不活性化に加え、抗ウイルス加工を施したアレルクリーンプラスシートや、紫外線と赤外線を軽減する360°スーパーUV・IRカットパッケージをすべての窓に採用するなど、車内の環境を快適に整える先進装備を充実させた。ボディカラーには、2トーンカラーを含む全12色用意。

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マツダ CX-5

 5人乗りのクロスオーバーSUV(スポーツユーティリティビークル)、「CX-5」。ラインアップは、SKYACTIV‐G 2.0エンジンを搭載した「20S」、「20S プロアクティブ」、SKYACTIV‐G 2.5を搭載した「25S」、「25S プロアクティブ」、「25S Lパッケージ」、SKYACTIV‐D 2.2を搭載した「XD」、「XD プロアクティブ」、「XD Lパッケージ」を設定。エクステリアは、フロントからリアへと一気に突き抜ける動きでスピード感を表現。強い前進感とスタンスを強調する骨格、シンプルな造形の中に美しい映り込みを造り込んだフォルム、彫りの深いディテールデザインにより、つやめきある精悍を実現。インテリアは、ドライバーを中心に操作機器や計器類を左右対称に配置。ステアリングホイールの中央からインストルメントパネルの加飾、左右の空調ルーバーの高さを揃えるとともに、ドアトリムの加飾も水平基調の造形としたことで、ドライバーが運転に集中でき、ダイナミックな広がり感のある空間を実現。今回、認知支援技術の「先進ライト」と「車線逸脱警報システム」を標準装備した。この2つの認知支援技術と、既に全機種で標準装備している「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」と「AT誤発進抑制制御[前進時]」の2つの衝突回避支援・被害軽減技術を標準装備したことにより、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車(セーフティ・サポートカー)」のうち、特に高齢ドライバーに推奨される技術を搭載した「セーフティ・サポートカーS(略称:サポカーS)」の「サポカーS・ワイド」に該当する。さらに、車線変更時などに斜め後方から接近する車両を知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング」や、駐車場で後退しながら出る際などに接近する車両を知らせる「リア・クロス・トラフィック・アラート」など、車両周囲の危険認知と安全運転をサポートする先進安全技術も、新たに全機種に標準装備した。ボディカラーは、特別塗装色「ソウルレッドクリスタルメタリック」を含む全8色を用意。

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アルファ ロメオ ジュリア

 アルファロメオの新時代を切り開くフラッグシップサルーン「ジュリア」。エンジンは、アルミブロックを持つ2L 直列4気筒ターボ(200馬力)と、同排気量で280馬力を発生する高出力版ユニット、そして510馬力という圧倒的なパフォーマンスと気筒休止システムによる高効率化を両立した2.9L V6ツインターボエンジンの3種類を用意。トランスミッションは全車に8速ATが組み合わされる。ラインアップは、スタンダードグレードの「ベースグレード(受注生産モデル)」、イタリア車に期待される上質さを存分に満たすラグジュアリーグレード「スーパー」、上質さと高次元の走りを両立したスポーティグレード「ヴェローチェ」、ジュリアのラインアップの頂点に君臨する「クアドリフォリオ」を用意。エクステリアは、アルファロメオの伝統に則り、スピード感にあふれたデザインを取り入れた。ライト周りはLEDデイタイムランニングライトやLEDテールランプにより、新時代にふさわしいデザインを表現。さらにフロントオーバーハングを可能な限り切り詰め、操縦安定性の向上と安定感あるフォルムを実現。全車レザーシート仕様となるインテリアは、後席にはクラスをリードする広大な居住空間を確保。標準装備の車載インフォテインメントシステム「Connectシステム」(8.8インチディスプレイ、音声認識機能付)は、さまざまなコンテンツを大型センターディスプレイに表示し、ロータリーパッドにより直感的に操作できます。Apple CarPlay/Android Autoにも対応しており、スマートフォンとの連携が可能。安全装備として、歩行者検知機能付の前面衝突警報(FCW)/自動緊急ブレーキ(AEB)など先端の安全装備も搭載。「スーパー」以上のグレードでは、高速走行時などにドライバーの負荷を軽減するアダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニター(BSM)も装備している。ボディカラーは全14色を設定。「ヴェローチェ」は左ハンドル、その他は右ハンドルを設定。

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BMW 5シリーズセダン/ツーリング

 BMWの伝統あるアッパーミドルレンジ、第7世代目となる「5シリーズ」。4ドアセダンは、「523i」とクリーン・ディーゼル・エンジン搭載の「523d」、2Lターボエンジン搭載の「530i」、3Lの「540i」、「540i xDrive」、プラグインハイブリッドシステム搭載の「530eラグジュアリー アイパフォーマンス」、「530e Mスポーツアイパフォーマンス」。ツーリングワゴンには「523iツーリング」、「530iツーリング」、「540i xDriveツーリング 」、クリーン・ディーゼル・エンジン搭載の「523d ツーリング」を設定。それぞれに「ラグジュアリー」、「Mスポーツ」を用意。限定モデルでは、セダン、ツーリングの「523i」、「523d」の「Mスポーツ」をベースに「ザ・ピーク」(限定260台)と「523d セレブレーションエディションバロン」(限定200台)を設定。今回、セダンモデル「523d」、「530i」、「530eアイパフォーマンス」、「540i」、「540i xDrive」の価格改定を行った。「530i」、「540i」は左・右ハンドル選択可能、その他は右ハンドル設定。(「523iツーリング」の納車は、本年9月からを予定。)

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シトロエン C3

 2002年の誕生以来、全世界で200万台以上の販売実績を上げるベストセラーモデル、シトロエン「C3」。今回、フルモデルチェンジを行った。ラインアップは、1.2Lエンジン搭載の「フィール」、「シャイン」を用意。ギアボックスには、6速オートマチック(EAT6)を組み合わせる。エクステリアは、極めてユニークな造形、そして高く構えて何にも似ていないフロントエンドと、美しいカーブを描くラインは、生き生きとした佇まいを作っている。エクステリアカラーに7色を設定し、3色のルーフカラーと自由に組み合わせることが可能になり、このバイトーンに対応してフォグランプやドアミラー、Cピラー・グラフィックやエアバンプがコーディネート。インテリアは、何より心地良さを実現するようデザインされている。腰掛けるだけで直感的に伝わってくる快適さ。安心感と平穏。このインテリアを作るため、シトロエンのデザイナーたちは、自動車界の外からインスピレーションを得た。乗員の肩幅の高さにおける室内幅は1379mmで、これは旧型C3から2cm広がっている。すべての乗員の視野が最大になりつつも、互いによくコミュケーションが取れるよう、前後シートは巧妙に配置されている。キーレスエントリー&ゴーが装備されており、ポケットからキーを取り出すことなくエンジンスタートまで可能とした。シトロエン・コネクテッドカムは実用と楽しみの両面を兼ね備えた装備で、自動車では史上初搭載となるシステム。フロントウィンドーに取り付けられたカメラはGPSセンサーと16GBメモリーを内蔵しており、207万画素のフルHDセンサーは画角120°のレンズを通して景色を切り取る。この広画角ため、ドライバーがフロントウィンドー越しに見た視野に近い、広々とした映像を記録することができる。安全装備として、アクティブセーフティブレーキ、スピードリミットインフォメーション、レーンデパーチャーウォーニング、ブラインドスポットモニター、ドライバーアテンションアラートを含む充実したドライバー・アシスタンスを用意。さらに、特別仕様車「シャイン デビューエディション」を設定(200台限定)。右ハンドルのみ設定。

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ボルボ XC60

 スタイリッシュなパッセンジャーカーとSUVが融合したボルボのプレミアム・クロスオーバー「XC60」。今回、2代目となった。ラインアップは、2L 4気筒ターボディーゼル「D4」エンジンを搭載した「D4 AWD モーメンタム」、「D4 AWD Rデザイン」、「D4 AWD インスクリプション」、2L 4気筒直噴ターボ「T5」エンジンを搭載した「T5 AWD モメンタム」、「T5 AWD インスクリプション」、2L 4気筒スーパーチャージャー直噴ターボエンジンの「T6」を搭載した「T6 AWD Rデザイン」、Drive‐E 2L 4気筒スーパーチャージャー直噴ターボエンジンと電気モーターを組み合わせたユニットを搭載した「T8 ツインエンジン AWD インスクリプション」を設定。さらに、「D4 AWD モーメンタム」、「D4 AWD インスクリプション」、「T5 AWD モメンタム」、「T5 AWD インスクリプション」それぞれに「エアサスペンション装着車」を用意。新世代のエクステリアデザインは、ボンネットはシャープな稜線と曲線で立体的に造形され、ボディサイドパネルは、曲線に深い彫りを組み合わせた造形で構成されており、機能的かつ美しいデザイン表現とした。力強い縦長のリアライトはシグネチャーデザインとしてショルダー部を強調、ボルボのアイデンティティを継承している。インテリアは、コントラストステッチを施したテイラード・ダッシュボード(「インスクリプション」と「Rデザイン」にオプション設定)、スウェーデンの高級ガラスメーカー、Orrefors社製のクリスタルを使用したシフトノブ(「T8 ツインエンジン AWD インスクリプション」)、そして水や天候の影響によって自然に作りあげられた木目が美しい流木からデザインコンセプトを取り入れたドリフトウッドや、質感の高いメタルを用いたデコレーション・パネルなど、洗練されたマテリアルを取り入れスカンジナビアンデザインを表現。安全装備は、最新のテクノロジーを活用して、乗員のみならず、車外の人をも守る16種類以上の先進安全・運転支援機能「インテリセーフ(IntelliSafe)」を標準装備。さらに、3つのステアリング・サポート機能が新たに標準搭載となった。右ハンドルのみの設定。

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フォルクスワーゲン ティグアン

 フォルクスワーゲンのコンパクトSUV「ティグアン(Tiguan)」。エンジンは、1.4L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ)を採用し、DSGトランスミッションを搭載。気筒休止システムのACTとアイドリングストップ機能のStart&Stopシステム及びブレーキエネルギー回生システムが付いたブルーモーションテクノロジーを装備。最高出力は110kw(150馬力)/5,000~6,000rpm、最大トルクは250Nm(25.5kgm)/1,500~3,500rpmを発揮。ラインアップはクラスを超えた先進安全技術と快適装備を標準装着する「TSIコンフォートライン」、先進装備をさらに充実させた「TSIハイライン」、専用の内外装を備えた「TSI Rライン」を設定。今回、純正インフォテイメントシステムの機能強化をはじめ、装備・機能をさらに充実させた。2機種のVolkswagen純正インフォテイメントシステムは、画面が大きくなり、視認性を大幅に向上。ラジオシステムの「Composition Media」は6.5インチから8インチに、ナビゲーション機能付の「Discover Pro」も8インチから9.2インチになった。さらに「Discover Pro」は、スイッチ類が無くなって、全面フラットになったタッチスクリーンへと進化したことで、使い勝手も向上した。全モデル右ハンドルの設定。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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