犬や猫などのペットを飼っている場合、車に乗せて一緒にお出かけする機会を設けている方も多いのではないでしょうか。
その際に気になるのが、車内につくペットの匂いや抜け毛です。
頻繁に車に乗せていると、ペットが乗っていない時でも匂いや毛が残っている場合があります。
車を売却する際、ペットを乗せていたことでつく匂いや毛などが、査定時の減点対象になるのでしょうか?
ペットの匂いや毛の対策と併せて見ていきましょう。
車査定時にペットを乗せていた時の匂いや毛などは減点対象になる?
残念ですが、車の査定の時にペットの匂いや毛が残っている場合は減点対象になります。
中古車の査定基準を示している日本自動車査定協会(JAAI)では、ペットの匂いや毛は減点対象と定めています。
ペットの匂いはないけれど毛が付着している場合は40点、匂いと毛の両方がついている場合は80点減点とされています。
ちなみに、点数は1点が1000円とされているので、単純に計算すると最低でも4万円はマイナスになると言えます。
将来車の査定を受けることを考えているのであれば、ペットの毛や匂いがついてしまったら、こまめに掃除するようにしましょう。
効果的に車内のペットの匂いや抜け毛を掃除する方法とは
ペットの匂いや抜け毛が残っていると査定額に影響してくるので、ペットの匂いや抜け毛対策は行っておきたいところです。
ペットの匂いが車内に残る原因は、シートやマットなどの内装部に匂いがこびりついてしまっていることがほとんどです。
ペットを車に乗せた後は匂いがこびりつきそうなシートやカーペット、天井などに消臭スプレーや重曹を水で溶かしたものを吹きつけることをおすすめします。
また、エアコンは外や中の空気を取り入れて循環させているため、ペットの匂いが染み付いてしまっている恐れがあります。
車内の消臭と一緒に、エアコンの清掃も行っておきましょう。
車内についてしまった抜け毛は、日頃から掃除機やコロコロクリーナーを使用して取り除いておきましょう。
ペットを車に乗せる前にブラッシングを行う習慣をつけておくと、車内に落ちる抜け毛を減らすことができます。
以上のように、車内にペットの匂いや毛が残っていると、査定額が下がる可能性が高くなります。
日頃から車内は清潔に保ち、掃除しても匂いや毛が取れない場合は車内クリーニングを依頼することをおすすめします。