走行距離は車の査定額に大きく影響します

走行距離は車の査定額に大きく影響します

走行距離は車の査定額を大きく左右する要素であり、年式に対して走行距離が長すぎる場合は、査定での評価が下がりやすくなります。

ただし、査定額は走行距離だけで決まるわけではありません。「車種」「年式」「日頃のメンテナンス状態」「修復歴の有無」「市場での需要」などを総合的に見て判断されます。

すでに出してしまった走行距離を今から減らすことはできないため、売却前に私たちができることは、整備記録や点検履歴の書類をしっかりそろえて、車のコンディションを正確に伝えられるように準備しておくことです。たとえ同じ走行距離の車であっても、これまでの手入れの良し悪しや、買取店が持っている販売ルートの違いによって、査定の評価が変わることがあります。

この記事では、走行距離が査定に与える影響や、走行距離が多い車で事前にチェックしておきたいポイント、そして査定の前に準備しておくと良い情報を分かりやすく整理して解説します。

車の査定額は走行距離がポイントです

車の査定では、走行距離を年式とセットにして確認します。年式に対して走行距離が長すぎる車は、距離の面でマイナス評価されてしまうことがあります。ただし、一律の年間走行距離や厳密な減額ルールが決まっているわけではなく、車種、普段の使われ方、メンテナンスの状態、市場の人気度などによって評価は変わります。

そのため、たとえ走行距離が多くても、「定期点検の記録がしっかり残っている」「内外装の状態が良い」「今まさに需要が高い車種である」といったプラス要素があれば、車全体のコンディションとして総合的に評価されます。

すでにある走行距離を今から減らすことはできないため、査定を受ける前には「整備記録簿」や「修理履歴の分かる書類」を用意し、年式に対する距離と、これまでの丁寧なメンテナンス状況をアピールできるようにしておきましょう。また、年が明けると車の年式の見方が変わる(1年古くなる)ため、売却のタイミングを考える際は、年式と走行距離の両方を意識することが大切です。

グーネット買取なら、インターネットの事前査定で大まかな価格帯を調べたり、複数の店舗による査定額や評価を比較したりすることができます。買取業者によって走行距離をどう評価するかは異なるため、それぞれの違いを把握するための便利なツールとして活用してみてください。

走行距離で査定価格が変わるタイミングがあります

一年あたり1万kmという基準を守っていても、当然車そのものが古くなっていくほど査定価格は落ちていきます。また、走行距離や年式で特に車の査定価格が下落しやすいポイントがあるため、知っておくと売り時を逃しにくいでしょう。

走行距離5万kmが一つの目安

中古車の査定額は、走行距離5万kmを超えると急落すると言われています。10万kmを超えてしまうと、なかなか値段もつかなくなってしまうでしょう。

中古車を購入した人がその車で走り続けることを考えると、目安として妥当な走行距離と言えます。

実はこの、5万kmが目安となる理由として、年式も関係しています。一般的に、中古車は新車として入手してから3~5年の時期に手放す人が多いと言われています。

そして、前述したように走行距離は1年あたり1万kmが目安です。5年をすぎると自然と走行距離も5万kmを超えることが多くなり、年式から見ても走行距離から見ても高値がつくピークから外れてしまうというわけです。

5年以内、年式×1万km以内が高値がつく目安と覚えておきましょう。

年式に見合った走行距離が重要

基本的に走行距離は少ない方が高値がつきやすいとされています。しかし、一つ落とし穴があるため注意が必要です。

例えば3年落ちの普通車で走行距離2.4万kmであれば平均より少なめで喜ばれるでしょう。しかし、ここで3年落ちにも関わらず1000kmしか乗っていない車となると、実は逆に敬遠されてしまう可能性があるのです。

車は長期間乗らないでいると不具合が出ることが多くなります。何らかの理由で不具合が出て、長期間乗らなかった車を買取依頼したのではないか、あるいは持ち主が気づいていないところで不具合があるのではないかと疑われてしまうこともあるのです。

バッテリーが上がった程度であればすぐ直せますが、エンジンなどに不具合があれば多額の修理費が必要になることもあります。明らかに走行距離が少ない場合、理由を聞かれることもあるかもしれませんが、その場合は正直に答えましょう。

万一、不具合があるのにそれを隠した場合は、あとでトラブルになり賠償請求される可能性もあります。

愛車の買取価格がスマホでサクッと分かる

走行距離10万kmを超えた車でも価値があります

大切に乗ってきた車であっても、走行距離が10万kmを超えてしまった車は買取店でもかなり値段が下がる傾向にあります。人によっては買取を諦めて廃車にしたり、ディーラーの下取りで済ませてしまったりすることもあるでしょう。

しかし、そのような車でも意外な需要があることがあります。もう値段がつかないと決めつけて廃車にする前に、一度買取店に相談し、プロの目から車の価値を判断してもらいましょう。

部品取りに対する需要がある

単純に古すぎる車、走行距離が長い車は乗りたいという人も少なく、そのままでは売れません。しかし、車によっては部品取り用に業者が欲しがる場合もあるため、実は需要があるのです。

大切に乗っていて廃車にするのが惜しいという場合、車の状態がよければ特にその可能性も高くなるでしょう。

実際、廃車より買取専門店で買取してもらった方がお得なことが多くあります。ちなみに、ディーラーの下取りの場合は部品取りなどの中古車専門店ならではの方法に積極的ではないため、値段がつかないことがあります。

必ず買取店に相談することが大切です。

海外では走行距離の長い車が重宝される

人によっては、ドライブが趣味でどこへ行くにも車を使っていたら、3年落ちの車なのに走行距離が10万kmを超えていた、というようなケースもあるかもしれません。走行距離の平均からは確かに離れているため、値段がつかないと思われがちですが、実はこのような車は海外に需要が多くあります。

日本車は海外製に比べても出来がよく、長持ちすることは世界的に知られています。そのため、日本国内では古くなってしまった車でも、海外で売ることで国内より高く売ることができるのです。

海外では走行距離が20万kmを超える日本車がごく普通に走っています。

また、買取店の中には海外に販路を持っていて、走行距離の多い車でも高値で買い取ってくれる店がいくつも存在します。逆に国内販売専門の店では、需要がないため査定額も控えめになるでしょう。

もし、平均をオーバーした走行距離が気になるのであれば、買取店の相見積もりを積極的に行うことが大切です。海外に強い店を探しましょう。

走行距離の長い車を高く売るためのコツがあります

走行距離の長い車を高く売るためのコツがあります
年式や走行距離を見た結果、肩を落としているという人でも、工夫次第で車の査定価格は変わってきます。また、走行距離だけで車の査定額が決まるわけでもありません。

査定前に、少ない労力でできることはできるだけやっておくとよいでしょう。

車の査定価格を上げるために他の要素も考慮

車の査定価格を決めるにあたっては、年式や走行距離、車の外装の状態など、誰が見ても明らかな部分以外にも、例えば以下のような要素も考慮されます。

  • 人気の車種かどうか
  • 修復歴がないか
  • 禁煙車か喫煙車か(車内に強いニオイがないか)
  • ペットの毛や排泄物などで汚れていないか
  • パーツに純正品以外が使われていないか
  • カーナビなど高価なオプションがついているか

このような点でも査定価格は左右されます。
車の査定価格を上げたいのであれば、査定前にチェックしておくとよいでしょう。純正品のパーツに戻しておいたり、丁寧に車内の掃除をしてニオイを少なくしておいたりすることで、減点を防ぐことができます。

走行距離による影響は致命的ではない

走行距離が査定に関わるときいて、今の走行距離でどのくらいの額になるのか、また基準を超えるとどのくらい差し引かれるのか気になっている人も多いでしょう。車の査定は点数式になっており、走行距離が適正であれば加点も減点もありません。

そして、平均よりも多くなればなるほど減点されていく仕組みです。さらに、車種によってもどのくらい減点されるのかは変わります。

しかし、一般的に1年落ちなのに既に50万km走っているなどの極端な例でなければ、走行距離が多いからといって何十万円も落ちることはないため、それほど気にする必要はないでしょう。1万km単位のオーバーごとに数万円~10万円くらいずつ、価格は落ちていきます。

走行距離を気にするよりも、その分他の内装面などでカバーした方が結果的には高値がつくでしょう。

よくある質問(FAQ)

走行距離は査定額に関係しますか?
はい、深く関係しています。基本的には、走行距離が長いほど査定の評価は下がりやすくなります。ただし、査定額は距離だけで決まるわけではありません。「年式」「日頃のメンテナンス状態」「その車種の人気度」「修復歴の有無」などをすべて含めて総合的に判断されます。
走行距離が多い車は、買い取ってもらいにくいですか?
走行距離が多い車は査定でマイナスになりやすいのは事実ですが、決して売れないわけではありません。「定期点検の記録がしっかり残っている車」「もともと市場で人気のある車種」「海外や部品としての需要が高い車」などは、距離が多くても十分に買取の対象になります。
走行距離が多い車を売る前に、何か準備しておくことはありますか?
「整備記録簿」「点検履歴」「修理履歴」などの書類をあらかじめ用意しておきましょう。すでに出してしまった走行距離を減らすことはできないため、これまでの丁寧なメンテナンス状況や車のコンディションの良さを、査定士にしっかりと伝えられるように準備しておくことが大切です。

(まとめ)車の査定には走行距離も関係するの?

1.走行距離は車の査定額に大きく影響します

車の走行距離は、車の査定額を決める上での基本的な項目の一つです。走行距離は多すぎても少なすぎても査定額が減る原因になるため、査定額を予想する場合は注意しましょう。

2.車の査定額は走行距離がポイントです

車の査定に関わる走行距離は年式と併せて、1年あたり普通車で1万km、軽自動車で8000km程度を目安に判断されます。年式も年明けに変わるため、車を売るタイミングには十分注意しましょう。

3.走行距離で査定価格が変わるタイミングがあります

走行距離は5万km、10万kmを超えるごとに価格が特に下がっていくと言われています。また、走行距離は少ない方が喜ばれますが、少なすぎるとかえって長期間乗らずにいたことによる不具合を疑われるため注意した方がよいでしょう。

4.走行距離10万kmを超えた車でも価値があります

走行距離が10万kmを超えた車は、一般的に値が付きにくいと言われています。しかし、部品取りや海外での需要など、実は業者にとってはまだまだ価値のあるものなのです。

廃車にする前に、諦めず高く買い取ってくれる店を探しましょう。

5.走行距離の長い車を高く売るためのコツがあります

走行距離が長すぎることによる減額は、車種にもよるものの1万kmあたり数万円程度です。極端に走行距離が多いのでなければ致命的というほどではありません。

走行距離はどうしようもないため、その分車内の汚れやニオイなどを対策しましょう。


※本記事は公開時点の情報になります。
記事内容について現在の情報と異なる可能性がございます。
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