ワゴンＲ(スズキ)の口コミ・評価：加速するのにターボはいらない（2013年07月）

スズキワゴンＲ【加速するのにターボはいらない】のレビューをご紹介

スズキ　ワゴンＲ[2013年07月]

投稿者評価

平均

加速するのにターボはいらない投稿日：2015年02月09日※レビューの内容は投稿時のデータです。

4.0

【所有期間または運転回数】
　※前回はダイハツのムーブに乗っていました。それと比較した内容となります。
現在のワゴンＲは２年目になり、２日に１回は乗っています。ＦＭＣ後ちょうど買い替え時期だったので、新車で購入しました。

【総合評価】
価格と釣り合った車だと感じました。確かに今の軽は’高級感’が正義とされている時代です。ホンダさんあたりの戦略はそのものズバリだと思います。
結局は軽自動車でしかないという現実を受入れられない層に受けているのです。

ドアの閉まる音まで高級感！？それよか走行性能を磨いたり、エンジンのリコールがないような設計にしないと本当の高級とは程遠いのでは？

軽自動車は貧乏人の車です。
そのコンセプトに立ったスズキの車には好感を持てます。

ローンの金利込で１２０万円払ってお釣りが来ます。安さも十分！

【良い点】
軽の割に加速が良い。副変速機付きＣＶＴのお陰で街乗りには最適。日本では３０キロ～６０キロ走行が大半です。また、余程の田舎でない限り信号が我々の邪魔をします。

街乗りにウエイトを置いた車ですと、低速トルクが強く、減速エネルギーを再利用できれば見かけの燃費が向上することになります。

ハイブリットではありませんが、「エネチャージ」という減速エネルギーで電装品の電力を一気に発電するシステムが搭載されています。ダイハツのイーステクノロジーでいうところの「エコ発電」ですか。
それによって、加速中のオルテネーターによる発電がない分加速がかったるいようなことはありません。
馬力が小さな軽自動車に最適なシステムだと思います。

この機能やハイテン素材によって軽量化されたおかげで、気持よく巡航速度まで加速し燃費運転に勤しめます。

アイドリングストップも１３キロ以下で作動するためブレーキの踏み方を理解できれば高確率でアイストされます。アイストモードに入ればある程度ブレーキを上げても再始動しません。

エコクール機能により夏季にエアコンを入れていてもアイドリングストップ機能が働きます。もちろんその間も冷たい風が出ます。温度設定次第で１分はアイストしてくれました。

冬のチョイノリが多くても１８ｋｍ／ｌは超えますし、夏だと平均２２ｋｍ／ｌ
大阪から滋賀まで往復３人乗車で２４ｋｍ／ｌ出ました。田舎道が多かったですが、渋滞に２時間ほど巻き込まれ山道も走りました。カタログ燃費に結構近いのがスズキの特徴です。

【悪い点】
加速中に２０００ｒｐｍ程度になると不快な音がなる。ブイーーーンといった安っぽい音です。
座席のホールドはよくありません。後部座席は固くよく跳ねます。
後部座席のドリンクホルダーが座席の横で使いにくい！ムーブはドアのガラスのしたあたりにあったので便利だった。

アイストが慣れるまでカックン停車に。慣れにより回避できますが、もう少し研究されたほうが良かったと思います。これは現行型ではストロークセンサーがついてマシになったそうです。