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【総合評価】
レヴォーグにスポーツワゴンのポジションを譲るカタチで、レガシィ・ツーリングワゴンは勇退。ワゴンボディのレガシィは、200mmのロードクリアランスが生む高い走破性をウリとする、このアウトバックのみの設定となった。しかも、北米では6気筒3.6Lも展開するが、日本仕様の心臓は4気筒2.5Lのみ。車種構成はいたってシンプルだ。
自慢は洗練度を高めたルックスと、質感を磨いたインテリア。全体に、クラスが1つ上がったようなムードを醸し出す。とくに、上級のリミテッドは充実した内容を持つ。
【良い点】
まずはクロスオーバーとしての能力に注目すれば、フォレスターで好評のX−MODE(電制4駆メカと挙動安定化メカを統合して制御)を搭載することで、よりオフロードの走破性を高めた点がうれしいところ。
そのうえで、オンロードの操安性や乗り心地のレベルアップも図っている。カギとなるのは、パッシブ可変ダンパーの「スタブレックスライド」。ハイペースでもビシッと安定した高速スタビリティや、スポーティなドライビングも楽しめる高度なハンドリングを実現した。オールシーズンではなく、サマータイヤをチョイスしたのも見逃せない点で、乗り心地の上質感を含めて、新型は走りの魅力を大きく高めることに成功した。
【悪い点】
「スタブレックスライド+18インチ」のリミテッドで気になるのは、ステアリングの戻りのフリクション感のみと言っていい。今後の熟成で、17インチタイヤ装着の「素」のグレードと同様の自然な反力と戻り感を実現することを望みたい。ちなみに、速さこそ求められないが、自然吸気2.5Lがもたらす動力性能は満足のいくものだ。
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総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.4 | 4.6 | 4.3 | 4.1 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
4.1 | 3.7 | 4.2 |
レガシィアウトバック(スバル)のクルマ情報(中古車両)をオプションから簡単に車両検索できます。
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371.4
163
59.1
74.3