スバル レガシィB4 【アメリカ向けの走りと日本向けの安全性を備えたクルマ】のレビューをご紹介

スバル レガシィB4[2019年11月]

投稿者評価

平均

アメリカ向けの走りと日本向けの安全性を備えたクルマ 投稿日:2023年04月27日※レビューの内容は投稿時のデータです。

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【このクルマの良い点】
モデルチェンジにより、エンジンの排気量が2000ccから2500ccにアップしたこともあり、フロントヘビーとなりました。車を走らせた感覚からすると、高速道路での安定性や直進性はかなり向上したと言えます。スバル伝統の4WDのおかげで、どのような路面・天候であろうと、安心して走行できます。

さらに感心するのが、コーナーでの回頭性の良さです。一般的にフロントヘビーになると、コーナーでの曲がりにくさを感じることがあります。しかし、足回りのセッティングのおかげか、ボディ剛性の高さからかはわかりませんが、レガシーB4ではストレスなくコーナーをクリア。クルージング速度+αぐらいまでのスピード領域で走る分には、全くデメリットを感じることなく、気持ちよく走れます。

また、乗り心地に関しても非常に快適です。排気音は相変わらず独特の重低音を響かせますが、ロードノイズの遮音性は高い傾向。サスペンションもしなやかに動くので長距離ドライブが苦になりません。

【総合評価】
スバルはメインマーケットをアメリカとしているので、仕方がないところではありますが、日本向けのグレードの中途半端さを感じます。もっとも残念に思うのは、圧倒的なパワー不足。かつてのレガシーといえば、「ドッカンターボ」が特徴で、アクセルを踏んだときの暴力的といえる加速が魅力でした。昨今の環境志向も後押しし、アメリカ本国仕様では用意されている6気筒3600ccエンジンを日本仕様では選べなくなっています。

しかしながら、そこそこスポーツ走行ができ、なおかつ安全に走れるレガシーB4は国産車では貴重なタイプ。水平対向4気筒エンジンを組み合わせた独自の4WDシステム、ならびに先進運転支援システム「EyeSight」など、スバルの技術進化にも感心です。特に4ドアセダンというジャンルは、ドライバーだけでなく家族などの同乗も前提車種になるので、スバルでは初代レガシーから一貫して安全性を重視。剛性感や衝突安全性を高め続けています。そんなスバルのスポーツセダンという位置づけであるレガシーB4は、ドライバーはより楽しく、同乗者はより快適・安全に乗れるクルマの一つだと思います。

  • 外観4.0
  • 乗り心地4.0
  • 走行性能4.0
  • 燃費・経済性3.0
  • 価格4.0
  • 内装3.0
  • 装備4.0
利用シーン
通勤通学 ドライブ
オススメ
男性向け ファミリー
特徴
安定性 加速

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龍之介466

愛知県名古屋市昭和区

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自動車関連の資格

普通自動車第一種運転免許(MT) / 大型自動車第一種運転免許 / 3級自動車整備士(ガソリン) / 保険募集人資格

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レガシィB4

総合評価

4.0
(234件) (「普通=3.0」が評価時の基準です)
外観のデザイン・ボディカラー 走行性能 乗り心地 価格
4.4 4.6 4.2 3.9
内装・インテリアデザイン・質感 燃費・経済性 装備
3.9 3.1 4.1

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投稿日: 2023年11月02日

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