三菱「GTO」は同社「スタリオン」の後継車として開発されたスポーツクーペタイプの車両です。1989年の東京モーターショーで「HSX」という名で発表され、その後1990年に販売が開始されました。このクルマは、低い車高に幅広のスポーツカーらしいボディに、コーラの瓶のようなくびれを持つ「コークボトルライン」が採用されています。初代モデルは、ヘッドライトに採用されたリトラクタブルライトが特徴となっています。くわえて、ツインターボ車には、排気音をスイッチで変更できるアクティブエグゾーストシステムが採用されていました。なお、このクルマは1991年から1996年まで、クライスラーの「ダッジ・ステルス」にOEM供給されています。1998年8月発売のモデルでは、コンビネーションランプがフロントウインカーに採用され、安全機構としてABSとデュアルエアバッグが標準装備となっています。ボディカラーには「ピレネーブラック」「ティンバーグリーン」「ギャラクシーホワイト」など全5色がラインナップされています。※記載の文章は、2018年8月時点の情報です。