フォードの「マスタング」は、1964年に初登場したアメリカンスペシャリティカーのシンボルであるロングノーズ&ショートデッキを備えた自動車です。なお、この車両の車名は、アメリカの中西部に生息していた野生馬が由来となっています。「所有することそのものがファッショナブルで、楽しい走りを持ち合わせたコンパクトな2ドア」をコンセプトに、主にベビーブーマー世代をターゲットとして開発されました。ボディタイプについては、初代モデルから一貫して4人または5人乗り2ドアクーペをラインナップしています。また、2007年に6代目モデルをベースとして、光岡自動車が「ガリューコンバーチブル」を生産・発売しています。2014年4月発売モデルのグレードについては、「V8 GTコンバーチブル プレミアム」「V8 GTクーペ プレミアム」「V6 クーペ プレミアム」などがラインナップしています。ESC(横滑り防止装置)、運転席・助手席エアバッグ、サイドエアバッグ、EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)を全車に設定し、安全・安心の装備が充実しています。また、ボディーカラーについては「スターリンググレー」「レースレッド」などを用意しています。なお、全モデル左ハンドルのみの設定となっています。そして、2014年11月発売モデルでは、マスタングが誕生してから50年目を迎えるメモリーイヤーを記念した限定モデル「50イヤーズ エディション」が設定されています。このモデルは、内外装に50周年を記念したエンブレムがあしらわれ、ブラックの塗装が施された5本スポークで大径サイズの19インチアルミホイールが装備されています。また、リアに独立懸架式のサスペンションを設定したことで、乗り心地が向上し、荷室スペースが拡大されています。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。