中古車購入
更新日:2018.11.30 / 掲載日:2014.11.14
価格で比べるクルマカタログ

中古車選びをするに当たって、ほとんどの人が決め手とするのはやはり価格。そこで今回は、この価格を主軸に据え、さまざまなクルマ選びのポイント(要素)と組み合わせて、散布図マトリックスを作成し、「このクルマはこんな位置にある」ということを分かりやすく解説した。まもなく訪れる冬のボーナスでの乗り替えを検討する際の参考にしてほしい!
中古車選びの選択肢を増やし安心感のあるクルマを選び出そう
価格だけでクルマを選ぶことも決して悪いことではないのだが、価格で選ぶと同時に、それぞれのクルマの「秀でた部分」というものをしっかり掴んでおけば、中古車選びをする際に幅が広がるし、何よりも『このクルマとはこれだけスペックの違いがあるのに、価格と合わせてみると実は大差がないんだ・・・』というような部分が見えてくることもある。
また、車種カテゴリーの違いはあれど、実はスペック的に近いものも多く、『じゃあ、こっちも見てみようか?』というように、見比べる視野も広がっていけば、もっといいクルマ、そしてより安心感のあるクルマにきっとたどり着けるはずだ!
※このグラフの数値については、現行型(一部絶版モデル最終型)車種のカタログ数値および、実測数値によって導きだしています。
費用対効果も考えてクルマ選びをすることも重要だ! 価格×燃費
走行距離、そして価格に続いて、多くの人がクルマ選びの際に注目する燃費数値。これまではハイブリッドカーの独壇場であったが、独走を阻止すべく、クリーンディーゼルや、軽自動車勢が激しく追い込みを掛けているこの項目。また、車体サイズや排気量の大きいクルマも近年ではかなり燃費が改善されているところは注目だ!

スズキ アルトエコ
燃費面で改良を施したアルトシリーズのアルトエコ。価格的に多少の上下はあるが、年間を通じて安定しているので欲しい時に狙おう。
ダイハツ ミライース
ガソリン車でもHVカーに肉薄する低燃費を実現させ、一気に人気となったミライース。価格も安く費用対効果も抜群だ。
スズキ スイフト
日産 ノート
トヨタ カローラフィールダー
ツボを抑えた設計で使いやすさを追求したカローラフィールダー。価格の上下があまりないので今買っても損はない。
ホンダ フリード
夏以降、大幅に値が下がってきたフリード。これまでやや高値だったので、これからの価格には期待できそうだ。
マツダ プレマシー
走行性に優れたミニバンのプレマシー。大きすぎず程よいサイズであり、価格もちょうどいいぐらいになっている。
トヨタ アクア

燃費:40.0km/L
燃費面トップに立つアクア。改良が進むHVエンジンだが、50km/L台もそう遠くなはい。
中心価格:160万円
流通台数:約1350台
※平成23年~26年式の相場
低燃費No.1の座に立つアクア。価格の方も順調に下がってきているので、これからが本格的な「買い」となってくる。
トヨタ プリウス
エコカーの代表格とも言えるプリウス。流通台数も豊富で、価格もこなれてきたので、良い一台が必ず見つかるはず。
ホンダ ヴェゼル
ハイブリッドなSUVとして登場したヴェゼル。価格はまだ高値なので、あと半年ぐらいは様子見をしたいところだ。
マツダ CX-5
発売以来、高い人気をキープしているCX-5。市場価格的には現時点の数字がこの先も推移していきそうな感じが強い。
マツダ アテンザセダン

燃費:22.4km/L
話題のクリーンディーゼルエンジン搭載で、最大175psのパワーを誇りながらも22.4km/Lを記録。
中心価格:240万円
流通台数:約30台
※平成24年~26年式の相場
人気のセダンとなったアテンザ。燃費面でも評価の高いクルマだが、流通台数が少ないので見つけた時は買いである。
BMW 5シリーズ
BMWブランドの中で、ミドルクラスをカバーする5シリーズ。確かにサイズはミドルだが、価格の方は十分大物クラスだ。
スマート スマートフォーツークーペ
オシャレなミニマムコンパクトのスマート。内装も凝った仕上がりだが、それでいて金額もコンパクトなのはGood!
マツダ アクセラスポーツ
スポーティなドライブを楽しみたい人に合うアクセラスポーツ。購入に関しては、流通台数が増えることがポイント。
流通台数が多ければ多いほど『アタリ』は増えてくる 価格×流通台数
流通台数が多いということは、単純にそれだけ新車が売れているということであり、人気車種であったことの証でもある。そして市場に台数が多いということは、選ぶ選択肢が増えるし、よりよいクルマを見つけ出す可能性もより高まって行く。安心感のあるクルマを選ぶためにも、台数が多いものから選んでリスクを軽減したいところだ。

スズキ ワゴンR
軽自動車界きっての人気車種であるワゴンR。春先の買い替え需要が来る前の、価格下落時である今を逃さないように!
ダイハツ ムーヴ
デザイン性、快適性、装備の充実度と、どれも高評価のムーヴ。平均価格は100万台だが、それ以下のものも豊富だ。
日産 キューブ
現行型となって6年が経過したキューブ3代目モデル。ここ最近は乗り替えにより高年式型も増えてきている。
トヨタ ヴィッツ
流通台数も豊富で、価格の方も下がり続けているヴィッツ。状態のよいものを探すにはちょうどよい時期と言える。
日産 マーチ
日産の代表的コンパクトカーでもあるマーチ。扱いやすいサイズと、性別に関係なく使いこなせることが人気の秘訣だ。
スバル レガシィツーリングワゴン
ロングドライブの相棒として人気のレガシィツーリングワゴン。ワゴン系は需要が落ち込む冬の時期を狙いたいところだ。
トヨタ エスティマ
2006年から現行モデルのままのエスティマ。よって、流通台数は豊富なので割安なものもかなりあったりする。
日産 セレナ
トヨタ プリウスα
プリウスにもう少し広さが欲しいという人にオススメなプリウスα。価格が下降気味なのでちょうど狙い時だ。
日産 ジューク
取り扱い易いサイズと、個性的なデザインで人気となったジューク。流通台数が豊富だからこそ、金額もかなり手頃だ。
トヨタ ヴァンガード
生産終了から時間が経過したこともあり、価格が徐々に下がってきたヴァンガード。これから本格的な買い時を迎える。
トヨタ マークX
大人が楽しむセダンの代表格であるマークX。価格の方も下降傾向にあるので、狙い時に近づいてきたといえるだろう。
BMW 3シリーズ
BMWのハイスペックラインナップである3シリーズ。400万円台が平均と、かなり高額だが、それだけの価値は十分にある。
トヨタ プリウス

流通台数:約4600台
ハイブリッドカー人気の火付け役だけあり、流通台数は軽自動車並みに豊富である。
日産 ノート

流通台数:約1100台
新車販売台数が順調であり、今後は高いペースで流通台数が増えて行くだろう。
賢いクルマ選び術
燃費を気にする前にクルマの使用頻度をしっかり把握しよう

燃料費という面ではアドバンテージの高いリーフ。充電スポットもどんどん増加中だ。
ガソリン価格が依然高値であり、クルマの使用を敬遠する人も増えてきている中で、低燃費がウリのエコカー人気が高まっているが、購入前に費用対効果をぜひ計算してほしい。自分が月間にどれぐらいクルマに乗るかを考え、その上で年間の燃料費の総額を試算してみよう。そしてHVカーよりも価格が安いクルマの場合も考え、購入費用と維持費を含めてどちらがより「お得」であるかをしっかり考えて購入してみよう。
※すべての価格は参考価格です
※相場に関してはGoo-net10月調べ
※折れ線グラフは過去1年の平均相場です

見た目だけではなく工夫が生み出した広さにも注目! 価格×広さ
ここでは、クルマの「広さ」にフォーカスしていきたいのだが、カタログ値にある室内長・室内幅・車内高(mm)という数値をベースに、車内体積量(m3)を導きだし、算出された数値からクルマの広さ、快適性を探っていきたい。そしてクルマのサイズに反して、軽自動車やコンパクトカー勢が健闘しているところには、ぜひ注目を。

ダイハツ タント
ムダを省いた設計で、軽自動車とは思えない広さを持つタント。手頃な価格で手に入るものも多く、人気は今後も続く。
スズキ エブリイワゴン
商用車だったエブリイがベースになったエブリイワゴン。広々スペース自慢のクルマだが、他の軽より設定額は高め。
トヨタ ポルテ
主婦層に人気のポルテ。乗り替えによる市場流出が少ないため、価格面では中古車ならではのメリットがやや少なめか?
スズキ ソリオ
コンパクトカーらしかぬ、高い居住性が自慢のソリオ。使い勝手の良さから需要が高まり、価格は再び上昇中だ。
ホンダ アコードツアラー
ミドルクラス向けワゴンとして高評価のアコードツアラー。価格的にはもう一段階下落しそうなので今は待ちがよい。
トヨタ ハイエースワゴン
大人数乗りに適したハイエースだが、台数の減少にともない、価格上昇が続いているので今は待ちかも知れない。
トヨタ アルファード
高級指向のLサイズミニバンのアルファード。価格は下がってきているものの、元値が高額なため割安感は低い。
ホンダ ステップワゴン
トヨタ ランドクルーザー
SUVにも高級さを持ち込んだランドクルーザー。下がってきたとはいえ、まだ高額なのでそう簡単には手は出しにくい。
トヨタ ヴォクシー
新型登場から1年が経過していないヴォクシー。価格は新車同様であり、今は動向を見定めるだけにするのがベスト。
レクサス LS
レクサスの最高級車であるLS。一時は価格が盛り返したが、現在は再び下降気味なので買ってみるのも悪くはない。
スバル レガシィB4
ガツンと伸びる加速性に、艶感もあるボディで人気のレガシィB4。価格は夏に下がったが、最近は再び反発気味だ。
ホンダ シビックタイプR
コンパクトでもしっかりとした走りが自慢のシビックタイプR。ようやく下落傾向に来ているので買い時はそろそろか?
三菱 ランサーエボリューション
走りを求める人を中心に固定ファンが多いランサーエボリューション。価格的には大幅な下落はあまり見込めない。
スバル レガシィツーリングワゴン

広さ:4.16m3
クルっと小さく回れるのは運転しやすさの証明でもある 価格×小回り性能
運転しやすいというクルマを指す場合、視界性が良いとか、サイズがコンパクトといったポイントも挙げられるが、カタログ値にもある「最小回転半径」の数値が小さいものが、最も「運転しやすい」に取り上げられることは多い。よって、ここでもその数値に根拠を求め、各車種ジャンルごとに数値の小さい車種をピックアップしてみた。

スズキ ツイン
超コンパクトサイズの2人乗りカーであるツイン。ちょっと古めということもあり、一括で買えるぐらいのものある。
スズキ アルト
「The軽自動車」と呼べる存在のアルト。見た目以上に快適性は保たれており、ちょっとした買い物には最適なクルマだ。
トヨタ iQ
全長3mという小さい空間だが、快適性もあるiQ。価格の方もクルマ同様コンパクトであり、まさにお手軽といった存在。
トヨタ パッソ
可愛らしさもあるコンパクトカーのパッソ。台数、価格ともに程よい感じであり、好みのカラーのものも見つかるかも?
スバル インプレッサスポーツ
1.6Lサイズながらも、力強い走りを見せてくれるインプレッサスポーツ。価格は下がっているが、底値まで待ちたい。
トヨタ ウィッシュ
ワゴンタイプのミドルサイズミニバンのウィッシュ。機能的には申し分ないので、もう少し価格が下がるのを待ちたい。
マツダ ビアンテ
大きめサイズながらも、マツダ製らしく走行安定性も良いビアンテ。この先の中心価格は150万円が目安になりそうだ。
トヨタ ラッシュ
コンパクトサイズのSUVカーであるラッシュ。価格は下がっているが、流通台数がやや少なめなところがやや気がかり。
トヨタ RAV4
ミドルサイズSUVであるRAV4。これからスノーレジャーシーズンとなるため、価格はやや上昇気味になっていくはずだ。
日産 デュアリス
惜しまれつつも今年の3月で生産終了となったデュアリス。価格の方は安定して下がっていくことが予想される。
トヨタ カローラアクシオ
ファミリータイプのセダンであるカローラアクシオ。台数は決して多くはないので、いいものがあればすぐに押さえたい。
トヨタ アリオン
気軽に乗りこなせるミドルタイプセダンのアリオン。最近は価格が上昇中だが、この先はまた下降が予測される。
トヨタ カローラフィールダー

最小回転半径:4.9m
ここでも登場のフィールダー。機能性が高く多彩な場面で使えるのは嬉しいところ。
日産 キューブ

最小回転半径:4.6m
トヨタ プリウス

最小回転半径:5.2m
賢いクルマ選び術
ハイパワーカーでこれまでよりも楽にドライブをしよう!

アクセルの踏み過ぎは疲れの原因だが、パワーの高いクルマならその点はかなり楽になる。
クルマの醍醐味とはなんですか?というアンケートをとれば、ランキング入りしてきそうな項目の中に「パワフルな走り」というものが挙げられるが、実際にパワフルな走りをしてくれるクルマは根強い人気がある。しかし、その反面で「私はそんなに飛ばさないから・・・」と、この点についてあまり気にしない人も実は少なくはないはず。
だが、このパワーというものは、別に飛ばす・飛ばさないという話だけではない。例えば、登坂車線などの急な上り坂を走る際などは、明らかにその走りの差は産まれてくるものだ。
パワーの高いクルマであれば、特にギアダウンさせずとも、スムーズに上って行くが、100ps以下のエンジンが主流のコンパクトカーや軽自動車では、きつい坂道だとかなりしんどくなる。だからこそ、山間部などを走る場合が多い人や、ロングドライブをする機会の多い人は、パワーに秀でたクルマを選びたい。軽く踏み出すだけでスムーズな加速をしてくれるクルマでもっと楽にドライブを楽しもう。
※すべての価格は参考価格です
※相場に関してはGoo-net10月調べ
※折れ線グラフは過去1年の平均相場です

車種ジャンル別のパワフル自慢なクルマをチェック! 価格×エンジン性能(最大出力)

スズキ ワゴンRスティングレー
ボディをドレスアップさせ、艶感をアピールしているワゴンRスティングレー。高止まり後の価格下落は今も継続中。
マツダ ベリーサ
デザイン性だけではなく機能面でも高水準なベリーサ。最近は価格が反発しているが、ボーナス特需後が狙いである。
フォルクスワーゲン ポロGTI
コンパクトだがハイパワーのポロ。流通台数も意外に多いので、もう少し価格の方は下がる可能性を秘めている。
日産 ステージア

最大出力:215ps
パワフルワゴンを探している人には、隠れたオススメカーからも知れない!
中心価格は30万円台!
中心価格:30万円
流通台数:約300台
※平成13年~19年式の相場(最終型)
生産終了からまもなく8年となろうとしているステージア。かつては高級ワゴンであったが、今はかなりお手頃価格だ。
三菱 デリカD:5
ビッグサイズなミニバンとして知られるデリカシリーズのデリカD:5。価格面でもちょっと大きめなので、もう少し価格動向を見守りたい。
ホンダ オデッセイ
一年前にモデルチェンジしたオデッセイ。価格的にはまだ新車時とは変わらないものも多いので今はまだ待ち状態だ。
日産 エルグランド
Lサイズミニバンのエルグランド。価格の方はやっと300万円台を切ったが、まだ高額であることには変わりはない。
日産 ムラーノ
高級感とスタイリッシュさを前面に出したSUVのムラーノ。価格の反発は一時的なので引き続き買い時とも言える。
トヨタ ランドクルーザープラド
根強い人気のランドクルーザープラド。ここ最近は価格が持ち直してきているので春先まで待つ方が良いかも。
レクサス RX
高級ブランドレクサスのSUVカーであるRX。継続して価格は下落してきたが、冬シーズン前に価格の反発がありそうだ。
トヨタ クラウンマジェスタ
発売開始してまもないため、価格はほぼ新車同様。購入をまだ先と考えるのが妥当だが、スペック面の充実度はさすがだ。
日産 スカイライン
今年の春に新型となったばかりのスカイライン。このモデルを狙うのは、もう少し価格が落ち着いてからにしよう。
日産 フェアレディZ
艶感を持ち合わせたスタイリッシュクーペのフェアレディZ。価格は下落中だが、もうひと下がり待ちたいところ。
レクサス LS

最大出力:385ps
スバル レガシィツーリングワゴン

最大出力:300ps
荷物スペース部分の床面積は実際のところどれぐらい? 価格×積載性(積載部分面積)
シートアレンジにより、2列目シートの一部を荷物スペースにできるものも多いし、3列目シートのあるミニバンであれば、これを収納すれば広々スペースを作り出せるが、ここでの数値はあくまでもシートアレンジをやらないデフォルトの形における荷室寸法。幅×奥行きで算出した荷室面積値で、各車の積載性をチェックしていきたい。

※数値は荷物スペースの床面積部分。なお、シートを全席使用している状態を想定して数値を算出(単位はm2)
ホンダ バモス
軽自動車のワンボックスタイプとして根強い人気のバモス。流通台数は豊富なので状態のいいものを見極めよう。
トヨタ シエンタ
高年式モデルが市場に多く入ってきているため、価格が上昇中のシエンタ。下降気味となる春前が狙い時となりそうだ。
スズキ ソリオバンディッド
ちょいワル感を出したソリオの弟分のバンディット。一時は上向きだった相場も台数増加に伴い下降気味に転じている。
トヨタ ヴェルファイア

積載部分面積:1.03m2
ゴージャスミニバンのヴェルファイアは、3列目使用でも荷室面積でも標準値はクリア!
中心価格:330万円
流通台数:約1300台
※平成20年~26年式の相場
ゴージャスミニバンのヴェルファイア。こちらも250~300万円が平均価格であり、まだまだ高額であるという印象が強い。
ホンダ エリシオン
生産終了から2年が経過したエリシオン。価格も下落傾向が継続中なので、今後はさらに安値で手に入りそうだ。
スバル アウトバック
ワゴンタイプのアウトバック。春のレジャーシーズンには需要が高くなるので、購入するなら今がチャンス!
三菱 パジェロ
ビッグボディで安定感のある走りは今も健在のパジェロ。抜群の走行性を持つ反面で価格が下がらないのも特徴の一つ。
トヨタ ハリアー
トヨタ セルシオ
型落ちとなった今は価格もかなり下がっているので、購入へのハードルは低いが、あとは燃費との兼ね合いがポイント。
トヨタ クラウンアスリート
価格は再び安定期に入った感もあるクラウンアスリート。性能的には抜群なので今の価格でも決して高くはないはず。
日産 フーガ
優雅な乗り心地に定評のあるフーガ。価格も下がって来たので、ここで買ってみるというのはいいかも知れない。
三菱 デリカD:5

積載部分面積:0.45m2
3列目シートを外せばかなりの広さなのだが、これがあると以外にも狭いデリカD:5。
ダイハツ タント

積載部分面積:0.6m2
トヨタ ポルテ

積載部分面積:0.61m2
日産 セレナ

積載部分面積:0.63m2
賢いクルマ選び術
大切な人を乗せるためにも安心度の高いクルマを選びたい!

安全性能は日々進化しているが、その技術を過信せず、謙虚な運転を心がけよう!
かつては運転席にしかなかったエアバッグは、いまでは両サイドにもあったり、人やものとの衝突をクルマ自体が感知して防ぐシステムなど、クルマにおける安全装置は日々進化してきている。そんな中で、この安全基準を項目別に採点し、その合計ポイントで安全性の格付けを行い、ユーザーにもそのクルマの安全性がどんなものかが、かつて以上に分かりやすくなってきた。そして今、この基準の中で最高ランクに評価されたクルマたちが、続々中古車市場に流れて来ているので、家族を含めて大切な人を乗せて走るドライバーには、ぜひとも高い基準をクリアしたものを選んでいただきたい。
※すべての価格は参考価格です
※相場に関してはGoo-net10月調べ
※折れ線グラフは過去1年の平均相場です

安心のカーライフのためにも評価の高いクルマを! 価格×安全性能
自動車事故対策安全機構が定める、「新・安全性能総合評価」を基準とし、車種ジャンルごとに安全性と価格の比較を明確化。評価内容に関しては、乗員保護性能(100点満点)、歩行者保護性能(100点満点)及びシートベルトリマインダー(8点満点)の合計208点満点で評価し、170点を超えた車種が最高ランクの5つ星評価となっている。

※2014年10月時点のデータに基づく
ホンダ N-WGN
発売から1年で流通台数も増えてきたN-WGN。安全面での評価も高い事もあり、これからさらに人気車種になりそうだ。
日産 デイズ・ハイウェイスター
ホンダ フィットハイブリッド
低燃費で人気だったフィットがHVになってさらに機能性がアップ。高年式でもライバル車種と変わらない価格帯は魅力。
フォルクスワーゲン ゴルフ
発売から1年が経過したゴルフの新型だが、流通台数は徐々に増えてきている。価格は横ばいでまだ様子見が続く。
日産 リーフ
電気自動車の先駈けであるリーフ。燃料費でのアドバンテージは高いので、あとはもう少し価格の下落を待ちたい。
マツダ アテンザXDワゴン
アテンザシリーズのワゴンタイプ。価格面ではかなり落ちてきたが、こちらも流通台数が少ないところが難点と言える。
レクサス CT200
流通台数は安定している状況だが、価格の方は引き続き下降が続いている状態なのでまさに買い時と言えるはずだ。
三菱 アウトランダー
高級感もあるSUVとしても評価されているアウトランダー。価格は下降傾向にあるので、もう少し様子を見たいところ。
ホンダ CR-V
オフロード走行にも、街乗りにも合うCR-V。価格も引き続き下落中なので狙いを定めるのは悪くはない。
トヨタ クラウンハイブリッド

安全性能:189.7点
高級車として名高いクラウンのHVカー。燃費だけではなく最新の安全性能の高さは注目!
中心価格:410万円
流通台数:約180台
※平成25年~26年式の相場
一時は価格上昇気味だったクラウンHVだが、夏以降は下降に転じているので、狙ってみるのも悪くないと言えるだろう。
ホンダ アコードハイブリッド
HVカーにもゆとりが欲しいという人に最適なのがアコードハイブリッド。価格もピーク時に比べてかなり下落中だ。
トヨタ 86
トヨタとしては久々のスポーツタイプとなった86。価格は下降を続けており、この先もこの流れに大きな変化はない。
日産 エルグランド

安全性能:173.1点
優雅な乗り心地だけではなく、乗る人すべてに安心感を与えてくれるミニバンだ!
スバル レガシィツーリングワゴン

安全性能:182.9点
マツダ CX-5

安全性能:184.3点
まとめ
価格だけに捕われず自分のツボを抑えて最良の選択をしよう
価格だけではなく、重視するポイントをよく見極めて、ベストな選択ができるようにしよう!
価格を軸に7つの項目を対比させ、どんなクルマが上位にくるかを見てきたが、複数の項目で上位に入るクルマもあったが、当然ながらそれらは人気車であるということが改めて浮き彫りになった。その中でもHVカーを定着させたプリウスは、燃費面だけではなく、その他の項目でも高い数値を出しており、なぜ人気車であるのか?という部分がより明確になったはず。そして最後になるが、今回の企画のように、ただ単に価格で車種を決めるのではなく、自分視点なミニマムなポイントと価格を掛け合わせて選べば、もっといいクルマがみつかるはずなので、ぜひとも実践してみてほしい!
※すべての価格は参考価格です
※相場に関してはGoo-net10月調べ
※折れ線グラフは過去1年の平均相場です