三菱「デリカバン」は、「デリカトラック」をベースに開発され、数々の変遷を経て1999年に4代目となりました。2011年に5代目となりますが、先代がマツダ「ボンゴバン」からOEM供給を受けていたのに対し、5代目は日産「NV200バネット」からの供給となっています。先代よりもボディサイズが小さくなったものの、充分な積載性を確保しており、さらには優れた燃費性能を持ち合わせています。三菱「デリカバン」は、充実装備の「GX」とシンプルな「DX」の2グレードを用意しています。車体寸法は、全長4400mm、全幅1695mm、全高1855mmで、乗車定員はいずれも5名です。駆動方式に関しては4WDの設定はなく、2WDのみとなっています。また、「GX」には、電動リモコンドアミラーなど、便利な機能が備わっています。