「クイックデリバリー」は、運送会社で使用されている車で、2016年まで生産が行われていました。天井を高く設計してあるため、作業員は腰をかがめず作業できます。また、室内をキャンピングカーにも使われるウォークスルーにすることで、運転席から荷室への移動が容易にでき、利便性にも優れています。2007年9月には3代目モデルに対してマイナーチェンジが行われ、「平成27年度重量車燃費基準」を達成しました。1999年8月に発売された「クイックデリバリー200」は、排気量およそ3.7Lの4B型ディーゼルエンジンを搭載しています。車体サイズは、全長が4405mm、全幅が1705mm、全高が2490mmとなっています。衝撃吸収式のステアリングコラムやABSを搭載し、安全機構も備わっています。また、シフトに関しては、フロアシフト感覚の操作が可能となるコラムシフトが採用されています。