MYページ
投稿者評価
平均
【総合評価】
日産の国内販売を支えるのが、ファミリー層に大人気の「ミドルクラス・ハイト系ミニバン」の市場で、長年にわたってトップ争いを展開しているセレナだ。現行の4代目は10年のデビューだが、13年末にビッグマイナーを実施して、商品力の底上げを図っている。メッキグリルを大型化するなどして、押し出し感をさらに高めた新造形のフロントマスクが、新型のアイキャッチだ。
【良い点】
セレナのSハイブリッドは、1.8kW/53.6Nmのモーター出力を生むISG(インテリジェント・スターター・ジェネレーター)を核とするマイルドなハイブリッドシステム。そのため燃費性能では、ストロングハイブリッドのTHS2を採用するヴォクシー/ノアに適わない。しかし、加速力や高速クルーズの能力に代表される走りっぷりのよさに関しては、クラストップレベルの実力を持ち、静粛性も高いレベルにある。
加えて、高速走行では高い安定性と安心感を提供してくれ、その気になれば峠道でスポーティな走りも楽しめるハンドリング性能も有しているのだから、「ハイウェイスター」の名に偽りはないと言っていい。光るポイントは、接地性のいい足と自然な操舵感のステアリングが生み出すリニアなクルマの動きだ。ハイウェイスターGは16インチタイヤを標準で履くが、突き上げ感に代表される荒さや不快感は抑えられていて、乗り心地も質の高いものに仕上げられている。
で、もう1つのウリはクラス初の搭載となった自動ブレーキ。日産は「エマージェンシーブレーキ」と呼ぶが、シンプルなメカ構成で多彩な機能を実現している。Sハイブリッド車に標準の設定となるが、踏み間違い防止アシストなどの補助機能がつくのは「アドバンスドセーフティパッケージ」に限られるから、その点は注意が必要だ。
【悪い点】
新しいハイウェイスターのマスクは、スポーティさよりもステイタス感を全面に出したデザイン。「ミニ・エルグランド」的なムードは、好みが分かれるところだろう。また、内装の質感やシートアレンジのイージーさに関しては、エスクァイアやヴォクシー/ノアにリードを許している印象だ。
※販売店レビューの投稿はこちら
総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.3 | 3.9 | 4.2 | 4.0 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
4.1 | 3.6 | 4.1 |
セレナ(日産)のクルマ情報(中古車両)をオプションから簡単に車両検索できます。
セレナ(日産)のクルマ情報(中古車両)を色から簡単に車両検索できます。
342.2
202.2
64.9
35.1
40.6
95.5