「マークX」は、2004年11月にリリースされたトヨタの高級セダンであり、1968年に登場した同社のベストセラーカー「マークII」の後継となる自動車です。FRセダンの本質を追求し直し、車名から性能にいたるまで一新されました。車名の「X」は未知数を表しており、まだ知られていない可能性に挑戦するという思いが込められています。なお、2007年には「マークXジオ」が登場していますが「マークX」とはプラットフォームやエンジンが異なっており、派生車種です。2017年9月発売モデルのグレードについては、「250S GRスポーツ」と「350RDS GRスポーツ」が用意されています。サスペンション形式には、フロントにダブルウィッシュボーン式コイルスプリング、リアにマルチリンク式コイルスプリングが採用されています。なお、車両重量は1530~1550kgであり、「トゥルーブルーマイカメタリック」をはじめ6色のボディカラーが用意されています。また、エクステリアに関しては、GRロゴ入りのホワイト塗装ブレーキキャリパーや専用のエンブレムが採用されています。そのほか、このクルマの特別仕様車については、2013年6月発売モデルにラインナップされている「250G Sパッケージ G’s カーボンルーフ バージョン」や、2014年9月発売モデルにラインナップされている「250G イエローレーベル」などがあります。また、2015年3月発売モデルには、「大人のスポーツFRセダン」をコンセプトに開発された特別限定車の「GRMN」がラインナップされています。※記載の文章は、2018年9月時点の情報です。