「風切り音」の原因はゴムの劣化。助手席の３角窓からでした。スバル：フォレスター｜車検・点検・修理のグーネットピット

「気になって仕方ないッスわ～」とご相談です。お車はスバル：フォレスター。「前は高速でズ～っとビュホビュホだったのが、今は下道でもウルサクて気になるんス」といった内容です。同乗で症状を確認すると「風切り音」ですね。ある程度の速度（６０㎞位）から「ビュホビュホ～」と助手席側から聞こえます。高速使ってお出かけの場合、ナビの案内も聞き取れなくなる程です。
ハッキリ症状が出ているので、お預かりし、発生個所の特定にチャレンジしていきます。
点検は地道な作業の積み重ね。消去法です。マスキングテープを使って塞ぐ方法で、貼り付けては乗り、貼り付けては乗っての繰り返しです。幸いな事は雨が降って無かった事でした。
テープを張る箇所が増えて行き、ガラスモールを疑っても「ビュホビュホ」です。
マジどこ？？になっての、３角窓の後ろ側に貼り付け。
ココじゃ無かったら・・の不安で乗ると「おっ！聞こえない！」です。正直かなりホッとしました。確認の為テープを全て剥がし、３角窓の後ろ１箇所のみに貼り付けて試運転。やっぱりココを塞げば、音がしない確証がとれました。

１箇所のテープを残したままの状態で一旦、車両はお返し。お見積りご連絡。
H様に絆創膏貼ったままで状況を確認頂き、オッケーの模様です。その後「絆創膏は恥ずかしいので剥がしたら、やっぱり音がでるんですね」との事。で、修理する流れになりました。この時期の、冬用タイヤに交換と一緒にご用命頂きました。
正式名称は「パーティションガラス・ウェザストリップ」になります。
作業は、ドアガラス取外し、サッシ取外し、で、３角窓が取り外せます。ガラスは再利用で、ゴムのみ取替です。
取り外したゴム（ウェザストリップ）は、弾力が無く、風圧で隙間が出来る（結果論ですが・・）と予想されます。これで、あの風切り音「ビュホビュホ」が出るとは・・です。
試運転で確認。オッケーです。
お引渡し後２週間以上経過。その後は？をお聞きすると「イイっす」と回答頂きました。こちらとしてもホッとました。良かったです。

あくまで個人的な見解での余談ですが、
ボデー外観上のゴムパーツで、今回はなぜ左側だけ？と・・・。紫外線（太陽光）の影響が起因している場合、職場や自宅の駐車している方向が関係してるかも？です。
別のご夫婦で、奥様のお車だけヘッドライトが早く黄ばんでしまう事がありました。日当たりが良い立地で、駐車している状況をお聞きした所、２台の前後が逆でした。
こういった事でも毎日の積み重ねだと、影響するのでは？と思います。