新車試乗レポート
更新日:2021.03.01 / 掲載日:2021.02.25

AUDI「Q3」試乗レポート

8年ぶりのフルチェンで第2世代となり、新たにスポーツバックやTDI(ディーゼル)が登場した。果たしてその実力や如何に。

クーペスタイルでもヘッドルームに余裕あり

 セダン系ではA3に相当する車格のコンパクトSUV。スポーツバックはクーペルックのデザインを採用しているが、外観の印象以上にヘッドルームに余裕があり、ファミリー&レジャー用途にも無理なく対応できる。走りはパワートレーンもフットワークも外観のイメージによく合ったスポーティなもの。最高出力は150PSだが、ディーゼルらしく最大トルクは34.7kg・mに達する。ただし、トルク任せで走るというタイプではない。加減速が頻繁な状況では早めのダウンシフトで回転に乗せた伸びやかな加速とメリハリを効かせたコントロール性を示す。回頭からタイムラグも小さくラインに乗るハンドリングとのコンビでファン・トゥ・ドライブを求めるユーザーにもいい。

主要諸元(Q3スポーツバック 35 TDI クワトロ Sライン)
●全長×全幅×全高(mm):4520×1840×1565●ホイールベース(mm):2680●車両重量(kg):1710●駆動方式:4WD●パワートレーン:1968cc直列4気筒DOHCディーゼルターボ(150PS/34.7kg・m)●トランスミッション:7速DCT●WLTCモード燃費(km/L):15.4●燃料タンク(L):63(軽油)●最小回転半径(m):5.4●タイヤサイズ:235/50R19●車両本体価格:563万円

●発売日:’20年8月19日(RS Q3は12月8日)
●価格:438万~863万円
●輸入元:アウディ ジャパン
●問い合わせ先:0120-598-106

よりスポーティになったQ3に加え、クーペスタイルのスポーツバックが新登場。搭載エンジンは1.5Lガソリンターボと2Lディーゼルターボの2タイプだ。

フルデジタルのディスプレイやインフォテインメントシステムを採用。ホイールベースの延長(+75mm)などにより、室内がより広くなっている。

荷室も拡大。後席はスライド&リクライニングが、フロアボードは高さの変更が可能だ。

●文/川島茂夫 ●写真/澤田和久

提供元:月刊自家用車

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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