新型 AUDI A3 [フルモデルチェンジ] 公道試乗

新車試乗レポート [2021.08.24 UP]

新型 AUDI A3 [フルモデルチェンジ] 公道試乗

8年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型A3。
扱いやすいサイズで日本国内でも人気のモデルがよりスポーティに変身を遂げた。
48Vマイルドハイブリッドを採用した新パワートレーンの実力も気になるところだ。

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品の良さが魅力の新型。1Lターボも実力十分だ

プラットフォームとパワートレーンの基本構成は8代目ゴルフに準じている。48Vマイルドハイブリッドを採用した1L・3気筒ダウンサイジングターボを搭載。たった1Lなのに低回転域から太く扱いやすいトルクを感じる。電動アシストを巡航ギヤ維持よりも反応ムラや加速の伸びやかさに用いているのも同様である。走りの側面でVWとの差別性が少ないとも言えるのだが、同じ理想を掲げるなら違わないのが当然。アウディもVWも良識と見識のメーカーであり、乗り心地と高速安定を高水準で両立した走りなど、多くのユーザーの信頼を得るウェルバランス型なのは共通した魅力である。

 アウディらしさは内外装の演出。多くのプレミアムブランドがそうであるようにA3も保守性と革新性が見事に調和している。コンパクトなメータークラスターとそこから張り出した空調レジスター。情報ディスプレイはインパネ中央コラム高に配し、最近にしては珍しくスポーツ系の機能感を強調している。A4と比べるとドライバーオリエンテッドな印象が濃い。

 だからといって後席居住性やラゲッジユーティリティが軽視されているわけでない。4.4mを切る全長だが、男性4名が長時間過ごすにも十分なスペースを備えている。座面高が低めなのは多少気になるところだが、後席の座り心地も良好。スポーツバックは使い勝手のいいクルマでもある。

 これ見よがしのプレミアムを求めるユーザー向けではないが、日常とも相性のいいスポーティ&カジュアルは品の良さも感じさせる。

icon AUDI A3[フルモデルチェンジ]

●発表(受注開始)日:’21年4月21日 ※40 TFSIモデルは秋発売予定
●価格: スポーツバック310万~850万円、セダン329万~869万円
●輸入元:アウディジャパン
●問い合わせ先:0120-598106

主要諸元(A3スポーツバック 30TFSI)
●全長×全幅×全高(mm):4345×1815×1450●ホイールベース(mm):2635●車両重量(kg):1320●駆動方式:FF●パワートレーン:999cc直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ+モーター(110PS/20.4kg・m)●トランスミッション:7速AMT●WLTCモード燃費(km/L):17.9●燃料タンク(L):47(プレミアム)●最小回転半径(m):5.1●タイヤサイズ:205/55R 16●車両本体価格:310万円

スポーティかつ洗練された印象。ヘッドライトやフロントグリルなどに最新のアウディデザインが採り入れられている。ボディサイドの抑揚のある面がプレミアム感を際立たせる。

ピアノブラック調パネルとシルバー加飾の組み合わせによる、モダンかつシンプルなインテリア。

ホールド性に優れた前席は長時間ドライブにも適している。後席も足元スペースは広いとは言えないものの、寛げる座り心地だ。

左右分割可倒式の後席を倒せばフラットな荷室に。長尺物の積み込みに便利な後席センタースルー機構も備えている。

48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる1L・直3ターボ。想像以上にパワフルかつスムーズな走りを見せてくれる。

S3セダン

●パワートレーン:1984cc直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ+モーター(310PS/40.8kg・m)●駆動方式:4WD●車両本体価格:661万円

Sモデルの走りは別格! 上質さも併せ持った魅力的な仕上がりだ

 A3をベースに走行性能を進化させたのがS3。310PSの2Lターボにクワトロシステムと電子制御ダンパー等を採用する。快速ツーリング性能が売り物のモデルだが、落ち着いた操安性と細かな路面凹凸にも荒さを感じさせない乗り心地でA3よりも一枚上手の走りの質感を示す。スーパーツアラーの質と速さを堪能させてくれる。

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●文:川島茂夫 ●写真:月刊自家用車編集部

提供元:月刊自家用車

内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。現在は新車スクープ/新車アルバム/購入時の値引き情報という3企画が柱。とくに約30年間続く「X氏の値引きにチャレンジ」はユーザーがプロのアドバイスを受けながら新車購入交渉を行うというリアルさがうけて、現在でも人気の企画。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。現在は新車スクープ/新車アルバム/購入時の値引き情報という3企画が柱。とくに約30年間続く「X氏の値引きにチャレンジ」はユーザーがプロのアドバイスを受けながら新車購入交渉を行うというリアルさがうけて、現在でも人気の企画。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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