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更新日:2021.12.16 / 掲載日:2021.12.16
N-BOX10周年 ホンダが軽自動車について調査を実施
発売10周年を迎え、12月16日にマイナーチェンジが発表されたホンダの軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」。今回、ホンダは軽自動車ユーザー1,000人を対象に、軽自動車の機能やイメージに対する変化について調査を実施。軽自動車ユーザーの9割以上が安全性能の向上を実感し、高く評価しているという結果となった。
(調査概要)
■実施時期:2021年10月22日(金)~10月26日(火)
■調査手法:インターネット調査
■調査対象:18歳〜60代の軽自動車ユーザー男女1,000人(男女各500人)
★構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。
この10年間で軽自動車の安全性能は大きく向上 「安全性能」への評価は8.64倍も
10年前と比較して軽自動車の安全性能について聞くと、全体の96.7%が「安全性能が向上した」と回答。また、10年前と比較して軽自動車のイメージは「良くなった」の回答が94.4%を占めた。
現在の軽自動車のイメージを聞くと「運転しやすい」(60.4%)、「燃費がよい」(57.4%)、「車内空間が広い」(52.8%)、「実用的な」(41.7%)、「安全性能が高い」(33.7%)などの回答があった。
ちなみに10年前の軽自動車のイメージは「実用的な」(29.3%)、「運転しやすい」(27.9%)、「燃費がよい」(23.1%)などで、現在52.8%にのぼる「車内空間が広い」は10年前は6.8%で、10年で46ポイントの評価を伸ばしている。また、この10年で評価の伸長率が一番大きかったのが、軽自動車の「安全性能」だ。10年前は最下位の3.9%だったのが現在は33.7%と高く評価されている。
ドライバーの6割が運転中のヒヤリハットを経験
運転中に事故を起こしそうになった瞬間のヒヤリハット経験についての質問。全体の6割が「ヒヤリハット経験がある」(61.8%)と答え、「追突しそうになった」(29.5%)、「信号のない交差点で一時停止しない車やバイクが飛び出して来た」(24.8%)、「歩行者や自転車が飛び出して近づきすぎた」(21.3%)などが多かった。
そこで、「車に装備された安全機能があって助かった経験」を聞くと、4人に1人が「助けられた」(24.2%)と回答している。具体的には、「前の車が急ブレーキを踏んだ時に音で知らせてくれて間に合った」(岐阜県36歳女性)、「オーディオ操作時、思ったより左側に寄っていて車線逸脱防止システムによって逸脱せずに済んだ」(静岡県46歳男性)などの経験談が寄せられた。
軽自動車ユーザーが選ぶ軽自動車理想の安全性能TOP3 「追突防止」「踏み間違い防止」「バックカメラ」
クルマ購入の際、全体の94.9%が車の安全性能を「重視する」と回答。理想の軽自動車の機能については、「追突防止」(75.4%)、「アクセルとブレーキの踏み間違いの防止」(65.9%)、「バックカメラ」(56.0%)などが上位に並んだ。
保護者の4人に3人は「軽自動車を子どもに勧めたい」
軽自動車ユーザーで子どもがいる518人のうち、74.5%が「子どもに勧めたい」と回答。その理由は「普通車と比べて安全装置に大差なくなった」(滋賀県61歳男性)、「軽といっても車内も広いしデザインがいい車もあるし、長時間運転しても昔ほど疲れない」(大阪府47歳女性)など、安全性や快適性を評価する声があがった。
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