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更新日:2022.04.21 / 掲載日:2022.04.21
エスクード ハイブリッドシステム搭載し発売 スズキ

スズキは4月21日、コンパクトSUV「エスクード」にハイブリッドシステムを搭載し、同日より発売すると発表した。メーカー希望小売価格は2,970,000円(消費税込)。
ハイブリッドモデルとして電撃復活のコンパクトSUV

エスクードは1988年5月誕生のコンパクトSUVで、当初は「クロスカントリーセダン」をコンセプトに開発。2015年から登場した4代目は2021年9月に販売終了となっていたが、今回で電撃的に復活を果たした。
同モデル最大のトピックとなっているハイブリッドシステムは、スイフト(ハイブリッドSZ)に搭載されている従来製と比べて、ハイブリッドシステムの電圧、リチウムイオンバッテリーの容量、モーターの最大出力、トルクを変更し、EV走行性能を拡大。これによりWLTCモード走行での燃費値19.6km/Lを実現した。
また、同システムでは回生協調ブレーキをブランドとして初採用。減速時にモーターで発電する回生ブレーキとフットブレーキを一緒に制御し、ブレーキをかけた際に効率の良い充電が可能となった。さらに、後退時のEV走行も初採用し、燃費への貢献に加え、駐車時の周囲への騒音が抑えられている。

6AGSのトランスミッションを国内で初採用



パワートレインでは、優れた熱効率がもたらす燃費性能と力強さを兼ね備えたK15Cデュアルジェットエンジン、効率的な動力伝達とダイレクト感のある加速フィーリングを実現した6AGSのトランスミッションを国内で初採用。さらに、従来製と比べて出力、トルクが向上した高出力の駆動用モーターを採用した。これらと、同モデルの特長である四輪制御システム「ALLGRIP」との連携を行い、高い走破性と低燃費を両立している。
また、EV走行の頻度を高めたエコモードと、力強くキビキビした走りの標準モードを搭載し、状況に応じて好みのモードを選択できる。
そのほか、安全装備としてデュアルセンサーブレーキサポートが認識した道路標識を表示する、標識認識機能[車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度]を追加。ハイビーム時のヘッドランプ、フロントフォグランプがLEDに変更された。
メーカー希望小売価格


車種名 | エンジン | 駆動 | 変速機 | 燃料消費率 (km/L) |
エコカー減税 (重量税) |
価格(消費税込) |
エスクード | 1.5L DOHC 吸排気VVT (ハイブリッド) |
4WD | 6AGS | 19.6 | 50% | 2,970,000円 |

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