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更新日:2018.11.27 / 掲載日:2015.06.12
ホンダ シャトル 新車紹介
ホンダ シャトル 新車紹介
紹介
【ニューモデル】
発表/2015年5月15日
ホンダ・お客様相談センター
0120-112010
文●森野恭行 写真●本田技研工業
■全体的に大幅レベルアップし新たに「シャトル」として登場
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
ワゴンだけに、まず注目するのは荷室だ。5人乗車で570L、2人乗車で1141Lの容量は、クラス上プリウスシリーズのプリウスα・5人乗りをも上まわる数値。しかも、フロア高が低く、テールゲート開口が大きいため、抜群に使い勝手がいい。レジャーや旅行のシーンで、これは大きな武器となる。後席に格納された便利な小物収納バスケットも見逃せないアイテムで、細部にも心配りが行き届く。
心臓はフィットでおなじみの1.5Lハイブリッド(i-DCD)と直噴1.5Lガソリン。主力はハイブリッドで、システム出力137馬力の高性能と、JC08モードで29.6~34.0km/Lの低燃費を両立させている。ライバルには設定のない「ハイブリッド+4WD」が選べるのも大きな魅力だ。
シャシーはフィットベースながら、リヤトレッドを拡大し、ザックス製ダンパー(ハイブリッドXおよびZは振幅感応式)や大型液封トレーリングアームブッシュ(リヤ)を採用するなど、Cセグメント相当のワゴンらしいこだわりの設計が光るところ。当然、遮音対策もフィットのレベルから引き上げられている。扱いやすい5ナンバーサイズや立駐対応の全高を守りながら、機能性、燃費、走り、快適性、上質感のすべてを1つ上のレベルに引き上げたのが、新型シャトルの自慢だ。
■インテリア/エクステリア写真[1]
基本のレイアウトはフィットやグレイスと共通だが、インパネやセンターコンソールは独自のもの。ソフトパッドを多用し、細部の質感を高めて、上質なムードを演出している。
ゆとりのある後席足元空間や頭上高が自慢。それ以上の魅力は広い荷室で、5人乗車時でも570L(ハイブリッド)の大空間を確保する。上級モデルはシートの風合いも上質だ。
■インテリア/エクステリア写真[2]
自動ブレーキ(シティブレーキアクティブシステム)とサイドカーテンエアバッグをセットにした「あんしんパッケージ」を設定。
ハイブリッド機構は1モーター+7速DCTのi-DCD。リチウムイオン式電池は後部フロア下に搭載する。
シャークフィンアンテナを採用しながら立駐対応の全高1545mmを実現した。4枚のドアだけでなくフロントフェンダーもフィットと共通だが、オリジナリティのあるデザインとしている。
ホンダ シャトル ハイブリッド Z FF(7速AT)
全長×全幅×全高 | 4400×1695×1545mm |
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ホイールベース | 2530mm |
トレッド前/後 | 1475/1475mm |
車両重量 | 1240kg |
エンジン | 直4DOHC+モーター |
総排気量 | 1496cc |
エンジン最高出力 | 110ps/6000rpm |
エンジン最大トルク | 13.7kg m/5000rpm |
モーター最高出力 | 29.5ps |
モーター最大トルク | 16.3kg m |
JC08モード燃費 | 29.6km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | 車軸式 |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ドラム |
タイヤ前後 | 185/60R15 |
価格
ホンダ シャトル | 169万~254万2000円(全グレード) |
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