車種別・最新情報
更新日:2022.06.25 / 掲載日:2022.06.24

目的別クルマ選び【5】休日をランクアップ/ツーリングカー

あなたのワガママ、かなえます!! 【目的別】大満足のクルマ選び×10

クルマ選びに際しては、こう使おう、あれもしようと、新しいクルマのある暮らしへの夢や期待がふくらむ。今回はクルマで叶えたい目的/用途から10カテゴリーを設定し、それを叶える車種をセレクトした。あなたのクルマ選びの参考としていただければ幸いだ。

●文:川島茂夫 ●写真:澤田和久

01■休日をランクアップ【1】 ミドルSUV
02■休日をランクアップ【2】 コンパクトSUV
03■休日をランクアップ【3】 ラージSUV
04■休日をランクアップ【4】 軽クロカン
05■休日をランクアップ【5】 ツーリングカー
06■コスパ優秀【1】 パーソナルカー
07■コスパ優秀【2】 ファミリーカー
08■実燃費で勝負!
09■充電いらずでEV入門
10■渋滞をラクにやり過ごす!
EX■マニュアル車/大幅値引き車 etc.

休日をランクアップ 〜その5〜『より遠くへ、より快適に!』【ツーリングカー】

速さだけではダメ、快適性も絶対必要。クルマ好きなら一度は乗ってみたい、そんなクルマが揃うカテゴリーだ。

基本機能の充実はもちろん
先進機能の装着も必須
 思い立ったが吉日、時刻表にも路線にも縛られずに出掛けられる自由はクルマがもたらす最も大きな魅力である。とはいえ、移動距離が長くなればドライバーのストレスも比例して大きくなる。そこを最小限に抑えて長距離をストレスフリーで走破できるクルマがここでのオススメ車である。
 オンロードで、高速や山岳路を中心にした走りのよさという点ではスポーツモデルと似ているが、クルマ側からドライバーにあれこれ要求しない、つまり操る醍醐味が少ないほうがいいのがツーリングカー。気楽にハイアベレージを維持できる走行特性や快適性が重要である。
 もうひとつ、一昔前にはなかった長距離適性の欠かせない要点が運転支援システム。ACCやLKAの採用率を考えると今さらという気もするが、スポーツカーの中では機能が制限されたり、装着モデルが限定されたりするモデルもある。LKAなどの操舵支援は今や高速安定のシャシー性能の一部と考えてもいいくらいである。
 他にも距離を延ばすから燃費が、レジャーならキャビン実用性が気になるユーザーもいるだろう。それらを考慮して選んだのがここに挙げた4モデルだ。

SUBARU レヴォーグ

●価格:310万2000〜477万4000円

【ココがポイント!!】全輪駆動がもたらす抜群の安定感。ロングツアラーとして屈指の存在

動力性能も運転支援もロングツーリングに最適
 高回転まで心地よく加速を維持するターボと限界域まで高いトラクションを発揮する4WDのコンビネーションが圧倒的な走りの余裕をもたらす。しかも、高速道路でのコーナーや料金所での自動減速や50㎞/h以下でのハンズオフを可能とするアイサイトX仕様も全グレードに設定。性能と運転支援の両面が揃っている。
 WRXと同じ2.4ℓターボを搭載したモデルもあるが、マニアックなスポーツ性能を求めなければ1.8ℓターボで十分。ゆったり流すような走行時の燃費がターボ車としては良好なことも魅力だ。
 なお、シャシーは操安と乗り心地の据わりのよさとしなやかさを高水準で両立する、電子制御サス仕様がオススメ。乗り心地優先のコンフォートモードでも速度や運転状況に応じた自動制御で安心快適を維持してくれる。標準サス車とはフットワークの質感が1ランク勝っている。

スポーツティモデルらしいコックピット感を持つことも見所のひとつ。EX仕様車にはセンターコンソールに11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが配置されている。
ボディ全体の骨格部材を組み立てた後に外板パネルを溶接する、フルインナーフレーム構造を採用。先代に比べてボディねじれ剛性が44%ほど向上している。
STI Sportに標準装着される電子制御ダンパーは、加速度センサーで検知した路面状況情報に応じて、減衰力特性をリアルタイムにコントロールすることも可能。
1.8ℓ水平対向4気筒ターボは177PS/30.6kg・mを発揮。WLTC総合モード燃費は13.6㎞/ℓ〜だが、高速道路モード燃費は15.6㎞/ℓと悪くない燃費を叩き出してくれる。

MAZDA CX-5

●価格:267万8500〜407万5500円

【ココがポイント!!】ディーゼルターボは唯一無二の走り。ロングドライブ適性はトップクラス

ファントゥドライブの魅力に加えてオンロードでの安定性も光る
 レジャー&ツーリングを下支えするオンロードでの走りのよさが見所。さらに2.5ℓガソリンと2.2ℓディーゼルターボの2つのパワートレーンが選べることは大きい。特にディーゼルターボは走行距離当たりの燃料代で比較すると、コストパフォーマンス的にもなかなか優秀だ。走りに関しても、低回転から大トルクを発生する動力性能は高速巡航に最適。燃費と動力性能でのバランスの良さならばとても魅力的である。
 フットワークはファントゥドライブと安心感を高レベルでまとめたマツダ流がしっかりと注がれている。マツダ車の中では安定感と乗り心地のバランスも良好。ここもオススメできるポイントだ。
 運転支援機能は全車速ACC(AT車)とライン制御型LKAを備えたCTSをプロアクティブ以上に用意。上級特別仕様車以外はOPになってしまうが、ツーリング用途で必要な要素は一通り揃っている。

パワーユニットは、2.5ℓガソリン(190PS/25.7㎏・m)、2.2ℓディーゼルターボ(200PS/45.9㎏・m)のほか、2ℓガソリン(156PS/20.3㎏・m)も選べる。好みに応じたパワートレーンが選べることも魅力。
上級グレードはレザー内装が基本。最新モデルには豪華仕様の特別仕様車も用意されている。1ランク上のプレミアム感が楽しめることも強みだ。
エンジン出力やブレーキを統合制御することでスムーズな走りを実現するG-ベクタリングコントロール+(GVCプラス)など、走りの質を高める機能が備わることも見逃せない。
新型にも注目!

すでにこの秋の登場がアナウンスされている新世代モデル「CX-60」も、ツーリング性能を求めるユーザーからかなりの期待を集めている。すでにディーラーでは予約商談も始まっているので、こちらも選択肢に加えてみることをオススメしたい。

TOYOTA カローラツーリング

●価格:201万3000〜308万2500円

【ココがポイント!!】新世代技術がもたらす良質の走り。コスパ良い価格設定も魅力

カローラと侮るなかれ、高速安定性はシリーズ随一
 ツーリング用途で“カローラ”という選択に違和感を覚えるユーザーもいるかしれないが、ワゴンバリエーションのツーリングは、カローラスポーツに次いでスポーティなキャラとサスチューンが与えられている。また、MT仕様限定となるが1.2ℓターボ車も設定されるなど、現行カローラはなかなかに走り自慢のモデルでもあるのだ。
 ツーリング用途でのイチオシポイントは、ハイブリッドによる動力性能と実用燃費。ハイブリッドシステムは最新とは言い難いが、WLTC総合モード燃費は30㎞/ℓに迫り、よほど荒い運転でもしなければ実燃費25㎞/ℓも難しくはない。燃料代が節約できることも魅力だ。さらに全車速型ACCやライン制御型LKAの実用性も高い。
 「ツーリング」と名付けられたことを十分に納得することができる。

TNGAの流れを汲んだ1.8ℓハイブリッドやGA-Cプラットフォームを採用するなど、トヨタの新世代技術が注がれていることも強み。
トヨタセーフティーセンスもLTAまでカバーするフル機能型が全グレードに標準装着される。カローラらしい比較的安価な価格設定も見逃せない。

SUBARU WRX S4

●価格:400万4000~477万4000円

【ココがポイント!!】最新ターボの力強い走りは高速ステージで真価を発揮

良質な装備機能の採用により、誰でも高性能が楽しめる
 スポーツセダンと4WDスポーツというスバルらしい組み合わせを持つ。オーバーフェンダー様のフェンダークラッディングなどを採用したスタイリングからして、その高性能を表しているが、中身は見た目ほどマニア向けに仕上げていないことがポイント。
 パワートレーンは2.4ℓターボに限定されているが、基本の走行ハードウェアはレヴォーグとほぼ共通。サスチューニングは専用だが、激しい走りでの挙動時の揺れ返しや収束を多少向上させたくらいの違いしかなく、基本的な味付けは同じ。電子制御サス仕様でコンフォートモードを選択すれば、クルマに興味のない同乗者にもあまり気を使わなくて済むレベルの乗り心地になる。もちろん、アイサイトX装着仕様も選ぶことができる。
 日常域も共に過ごせるドライビングセダンとして幅広いユーザーにオススメできる一台だ。

前後輪のトルク配分をセンターデフで前45:後55に不等配分するVTD-AWDなど、本格的なメカニズム機構が与えられていることも特徴。

その他の要チェックモデル

NISSAN スカイライン

●価格:435万3800〜562万5400円・・・ハイブリッド車は販売終了したが、400馬力超えの400Rなどターボ車は健在。スポーツセダンを狙うなら検討の価値はある。

LEXUS NX

●価格:455万〜738万円・・・レクサス車の中でも際立ったツーリング性能を持つ。目下の悩みは納期の長さ。グレードによっては2年待ちというケースも……。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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