中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04
NEWスマートは全長が18cm伸び、1Lに
新型スマートフォーツー 進化ぶりをチェック

新型と旧型の違い、見分けつきますか? ヘッドライトとドアハンドルの形状が違います
【本記事は2008年4月にベストカーに掲載された記事となります。】7年ぶりにフルモデルチェンジした新型スマートフォーツー。昨年の10月から予約受注が開始されているが、ようやくデリバリーが開始された。旧型スマートオーナーであるフェネック編集部の鵜飼がその進化ぶりをチェックいたしましょう!
大きく変わったボディサイズ

シートはサイド形状を変更し、高級感もアップ。ラゲッジスペースは150Lから220Lに拡大
骨格である鋼鉄製トリディオンセーフティセルとポリカーボネイト製ボディパネルは引き続き採用されたが、大きく違うのはボディサイズ。旧型より全長が180mm長く、全幅が45mm広く、全高が逆に10mm低くなった。実際見た印象ではヘッドライトとリアコンビランプの形状とドアハンドルの形状が違うくらいでそんなに大きくなったという印象は受けなかった。
ゆとりを感じる走り

61ps/9.7kgmの698cc直3ターボエンジンから三菱と共同開発した71ps/9.4kgm の999cc直3NAに変更された。燃費は18.6km/L
だが走り出すと、旧型との違いは明らか。エンジンが61psの698cc直3ターボから71psの999ccNAに変更されたのだが、ゆとりを感じる。しかも旧型のMTモード付き6速ATから5速ATになったためか、ギクシャク感が少なくなりATモードでも違和感を感じなくなったのが驚き。またフロントサスがダブルウィッシュボーンからマクファーソン式に変更、スプリングの角度を旧型より外側に向けてロール対策を施すなどハンドリングや直進安定性も向上。街乗りだけでなく遠出にも使えそうだ。
質感も大幅にアップ

ただインテリアは直線基調で普通になったなあという印象。でもメーターやスイッチ類などの質感が大幅にアップ。価格はクーペが176万円。カブリオは205万円で電動ソフトトップがフルオートに、リアウインドウも熱線ガラス入りとなった。