故障・修理
更新日:2024.06.14 / 掲載日:2024.05.26
DATSUN「フェアレディ」再起動!!【VOL.48】
ボディパネルやシートまわりは、ある程度のレベルまで戻すことができ、レストア計画も終盤戦に突入! 今回からは、入手した時から気になっていた足回り&ブレーキを徹底的に仕上げていきます。念願の公道デビューまであと少し!なのです。
●文&写真:ハリー山崎
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車体をフレームから降ろした時に、足回り作業を行っておけば…
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でもその時は、ボディの錆被害のあまりの凄さに絶望していて、車検を意識した足回り整備なんて考える余裕はなかったのです……。
ブレーキシューの状態の悪さに絶望
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ここまでシュー・ライニングの剥がれた状態でも、テストコースで異常はまったく感じなかった(汗)。新品シューの入手が難しいならば、張替え業者に依頼するプランも考えるべきだろう。
揺動部分に錆はなくて一安心 清掃&グリースアップを行う
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シューのクリアランスは、先端のボルトをプレートの後ろ側から回して押し込み、シューを横方向に広げて調整する仕組み。摺動部分に錆はなく、固着していないのが幸い。分解&清掃、グリースを塗布して組付けた。
ホイールシリンダーは少し特殊な構造だ
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ホイールシリンダーには、一個のピストンしかないのに、どうやって前後のシューを押し広げるのか? 答えはシリンダーがバックプレートをスライドし、前後のシューを押し広げる構造のため、裏側に調整シムが装着されている珍しいタイプだ。
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